【目次】
・「飽き性」とは?
・「飽き性」な人の仕事や、恋愛面での特徴とは?
・「飽き性」な性格の直し方や対策とは?
・「飽き性」を長所に考えた場合の適職とは?
・最後に
「飽き性」とは?
仕事やプライベートにおいて、「何をやっても長続きしない」「すぐに他のことに興味が向いてしまう」、そんな飽きっぽい性格に悩んでいる人も多いのではないでしょうか? そもそも「飽き性」とは、「物事に飽きやすい性質、性格」を指す言葉です。何をしても、すぐに飽きる、長くひとつのことを続けることができない人のことを、「あの人は飽き性だな」なんて言ったりしますよね。
「飽き性」な人の仕事や、恋愛面での特徴とは?
「飽き性」な人には、どのような特徴があるのでしょうか? 仕事や恋愛の場面での性格や、行動の傾向を紹介していきます。自分や周りの人にも当てはまるかチェックしてみましょう。
1:同じ作業を続けることが苦手
「飽き性」な人は、毎日同じ作業を続けることが苦手です。特に長時間ひとつのことを続けるような仕事には、退屈さを感じてしまうことが多いでしょう。「飽き性」な人は、色々なことを広く浅くやるタイプなので、ひとつのことを深堀りする作業には向いていないのかもしれません。
2:熱しやすく冷めやすい
「飽き性」な人は、何事に対しても熱しやすく冷めやすい傾向があります。恋愛面では、好みのタイプの人に少し親切にされただけで、「この人のことが好きかもしれない」とすぐ夢中になってしまいます。惚れっぽい性格であるともいえるでしょう。ただし、色々なことに目移りしやすいため、恋愛関係も長続きしないことも珍しくありません。
3:新しいものが好き
「飽き性」な人は、新しいものやトレンドに敏感です。「これは素敵!」「楽しそう!」と思うものにすぐに飛びつきます。好奇心が旺盛な性格でもあるため、自分が気になったものは、とりあえず購入してみたり体験しようとします。
それは長所でもあるのですが、一方で、体験をして気が済んだらあっさりやめてしまいます。そのため、何かを楽しそう! と感じるたびに興味の対象が変わるため、周りから「飽きっぽい性格だ」と思われてしまうのです。
「飽き性」な性格の直し方や対策とは?
何かを始めたと思ったら、すぐにやめてしまったり、すぐ別のことに興味を持つ「飽き性」な性格の人は少なくありません。何をやっても長続きしないため、そのような性格にコンプレックスを持っている人もいるでしょう。「飽き性」な性格の直し方や対策方法を紹介します。
1:ポジティブな見方に変える
「飽き性」な人は、仕事や恋愛においても刺激を求めてしまう傾向があります。そのため、少しでも仕事内容に慣れてしまったり、恋人との関係にドキドキ感がなくなってしまうと「退屈だ」と感じてしまうのです。もし、客観的にみて自分が飽きてしまったことに気がついたら、今の状況をポジティブに捉え直してみましょう。
例えば、職場を「退屈な場所」と考えるのではなく、「仕事仲間とトラブルなく働くことができる職場」と見方を変えてみるのです。また、長く付き合っている恋人との間に刺激がない、と感じる場合は、「その分、ほっと安心できる関係になれた」と考えることもできますね。
2:成功体験を積み重ねる
「飽き性」な人は、もしかすると、ひとつのことを最後までやり遂げた経験が少ないのかもしれません。そのため、何かに夢中になったとしても、「また、これもすぐに飽きてしまうかも」という考えが頭のどこかにあり、真剣に物事に取り組むことができないのです。
「飽き性」を克服するためにも、ひとつのことを頑張ってやり遂げて、成功体験を味わってみましょう。達成感を味わえば、自分に自信がつき「また次も頑張ってやり遂げたい」と思えるようになるかもしれません。
3:挑戦することを周りの人に宣言する
「飽き性」な人は、興味のあることにはすぐに飛びついて、飽きたらすぐに別のものに飛びつくことはお手の物。「もうやめたの?」と周りの人に驚かれることも珍しいことではありません。そんな「飽き性」な人でも、仕事や勉強などで、「どうしてもこれだけは長続きさせたい」と思うことはありますよね。
そんな場合は、あえて挑戦することを周りの人に宣言してみてはいかがでしょうか? 自分自身をやらざるおえない状況においてみることも、目標を達成するためのひとつの手。何かを身につけたいと思う方は試してみましょう。
「飽き性」を長所に考えた場合の適職とは?
「飽き性」の人は、ひとつのことが長く続かず、すぐに諦めてしまうことを悩んでいるかもしれません。
しかし、ポジティブな見方をすれば、「飽き性」な人は、新しい物事に対するアンテナ感度が高いことや、世の中の流行やトレンドに敏感、好奇心が旺盛、フットワークが軽いなどの長所があります。自分では弱みだと思っていたことを強みに変えることで、より自分の性格に合った職業に出会えるかもしれません。ここでは、「飽き性」な人の適職を紹介します。
1:企画
商品やイベントなどの企画の仕事は、「飽き性」な人の長所を生かせる職業の一つ。「飽き性」な人ならではの柔軟な発想で、世の中の人々が求める商品やイベントを企画してみましょう。企画の仕事は、市場調査やクライアントとの打ち合わせなど、幅広い業務があるため、色々なことを体験してみたいと思っている性格に合っている可能性も。日々、新たな興味を持って働くことができるでしょう。
2:クリエーター
クリエーターのニーズに応える商品やサービスを生み出すクリエーターも、「飽き性」の人の長所を生かせる職業の一つです。「飽き性」の人は、世の中の面白いことや流行っていることに対して、常にアンテナを張っています。
そのため、クライアントが想像もしなかったような斬新なアイデアを思いつき、形にすることができるかもしれません。常に新しい刺激がある業務内容も、飽きっぽい性格の人に向いているといえますね。
最後に
今回は、「飽き性」な人の特徴や性格の直し方、おすすめの職業などを紹介しました。ひとつのことを長く続けることが望ましいと考える人が多い世の中では、飽きっぽい性格であることをネガティブに捉えてしまいがちです。
しかし、ポジティブな見方に変えれば、「飽き性」の人は好奇心旺盛で行動力があり、世の中の流行に敏感であるという長所があります。生まれ持った性格を強みに変えて、仕事やプライベートに生かせていけたらいいですね。
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