これも副作用? ゴナール注射で私の体に起きたこと【30代からの不妊治療】
妊活を始めて3年。現在34歳の私の体験から、妊娠を考えているカップルにとって少しでも役に立つような情報をレポート形式でお届けします。
前回は、ゴナールの副作用で苦しむ私を夫がサポートしてくれている話をお届けしました。今回は、ゴナール注射を始めて私の体に起きた変化の話。
ゴナールの副作用でめまいがひどくなる…
ゴナールの自己注射で妊活を進めていくことを決意した私は、自己注射の作業自体はだいぶ慣れてきたものの、針を抜く瞬間はやっぱり痛いし、注射に対しての恐怖感が毎日続くのが、ものすごいストレスでした。
ゴナールを打ち始めて5回目、D(デイ)7の夜の話です。
私「あら? 地震? なんか揺れてない?」
夫「揺れてないよ…」
私「わわわ、すごいくらくらする。めまいかも…」
夫「横になりなさい」
ヨタヨタ廊下の壁を伝いながら寝室へ。ベッドで横になっても、船に乗っているかのような感じの気持ち悪さが続きました。
夫「大丈夫? ポカリ買ってこようか?」
私「いや、ポカリはいらない。気持ち悪い感じ。頭を冷やしたいな」
アイスノン枕で頭を冷やしながら、もう眠ってしまおう! と思いました。きっと目が覚めればよくなっているハズ。明日の朝には元気になっているハズ。自分に言い聞かせながら、なるべくイイことだけをイメージして…。目を閉じててもグルグル目が回るようでやっぱり気持ち悪かったです。
おなかが空いて目が覚める…。食欲増進も副作用?!
その日は、友達がマラソン大会に出場することになり、私は応援にでかけるという夢を見ました。
なぜか私は大きなクーラーボックスを持っていて、そのなかにはペットボトルが何本も入ってて、一生懸命、給水ポイントへ持っていかねばと歩くのですが、クーラーボックスが重たくてなかなか思うように進めず、ヘロヘロになって… という、またしてもしんどい内容の夢でした。
起きたら寝汗でびっしょり。パジャマを着替えるとすっごくおなかが空いていることに気づいて。
夫「どうしたの? 眠れない?」
私「なんだか疲れる夢をみたせいか…、すごくおなか空いちゃって、何か食べるものある?」
夫「夕飯の残りのから揚げならあるけれど、もっとさっぱりしたものがいいよね??」
私「から揚げ食べたーい」
そう言って私は、大きめの鶏のから揚げを夜中の2時にペロっと食べてしまいました。
これはゴナールの副作用かどうかはわからないのですが、この辺りから私の食べる量がすごく増えていました。ご飯をおかわりするたびに「すごい食欲だな!」と夫に驚かれるように…。
懸案だった体重はなかなか伸び悩んでいるままなのですが、いつもより3割くらい食事の量がアップ。
夫「たくさん栄養をとって、質のいい卵を育てなきゃなぁ。たんぱく質とか鉄分とかもよさそうかなぁ」
私「バランスが大事なのかも? とにかく何でも食べるようにするよ」
食事中の会話といえば、常にこんな感じ。私も夫も、頭のなかは採卵のことでいっぱいでした。
これまでの記事▶︎不妊治療体験レポ
TOP画像/(c)Shutterstock.com
クロサワキコ
34歳・主婦ライター。妊活歴3年目。男性不妊の治療や人工授精に体外受精、ステップアップを重ねていくなかで感じた不妊治療のリアルな本音を発信しています。