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LIFESTYLE

2021.11.03

自家製の新作惣菜4【成城石井マニアがレポ】駐日シンガポール大使全面協力って!?

成城石井とシンガポール政府観光局がタッグを組んだ「シンガポールフェア2021」が10月29日(金)から開催。商品開発からプロ級の料理の腕前を持つ駐日シンガポール共和国特命全権大使ピーター・タン閣下が協力し、ホーカーの食文化を日本人の口に合わせて再現。自家製シンガポール風惣菜の魅力をレポートします。

朝岡真梨

シンガポールならではのユニークな食文化! ホーカーの魅力を成城石井で

中華系やインド系、マレーシア系などさまざまな民族によって形成されているシンガポールには「ホーカー」という独特な文化が存在します。2020年にはユネスコ無形文化遺産に登録されてシンガポール伝統の屋台の味のこと。

「シンガポールに来たことがある人はホーカーの味を懐かしんでほしいし、これから出かけようと思っている人はぜひ今回の“シンガポールフェア”でホーカー料理を試してみてほしい」と語るのは、駐日シンガポール共和国特命全権大使のピーター・タン閣下。

◆本場ホーカーの味を成城石井で体験しよう!

シンガポールの人たちが日常的に利用している多種多様なホーカー料理。今回の成城石井の「シンガポールフェア2021」のなかでも特に注目したいのが、お弁当・お惣菜として登場する4品のホーカーの味わい。すべて、大使自身が成城石井の厨房・セントラルキッチンへ足を運び、シンガポールの歴史や文化をレクチャーして開発されたというもの。

スーパーのお惣菜の領域を超えたシンガポールの味に出合える目玉の新商品を実食レポートしていきます。

日本人の口に合う♡ プラナカンスタイルのシンガポール風お惣菜

今回「シンガポールフェア2021」で紹介するシンガポール風惣菜には、プラナカンスタイルという中華系とマレー系の婚姻による子孫たちによって生み出された上流階級の伝統的な家庭料理の味付けが施されています。これがびっくりするくらい、日本人の口にあうのです。その秘密とは…。

◆シンガポール風ドライミーシャム

▲539円

海老のピリ辛ビーフンです。干し海老とあみ海老の豊かな風味にすりおろしたタマネギがよくマッチして、辛味や酸味に負けない勢いで旨みがふわっと広がります。現地では、本来厚揚げが使用されているのですが、大使のアイディアで成城石井のお惣菜には油揚げが採用されたそう。味がしっかりしみていて、日本人に食べやすい仕上がりになっていました。

◆シンガポール風アヤムシオ丼

▲647円

アヤムシオとは鶏の骨付き肉をコリアンダーとタマリンドで煮込んだシンガポールのお料理です。さつまいもやカボチャが添えられています。アニスやシナモン、グローブなどのスパイスが食欲をそそるおいしさを演出。ご飯がもりもり進む背景には、仙台味噌や黒糖が使われているから。

日本では手に入りにくいシンガポールの調味料の代わりに日本の調味料うまく使ったことで、私たち日本人にとってはより親しみやすい味わいで食べやすくアレンジされた逸品です。

◆シンガポール風ドライラクサ

▲755円

成城石井といえば汁アリのラクサが大人気ですが、こちらはより本場の味わいに近づけたという汁なしタイプのラクサです。コシのある太麺が使われていて、食べ応え抜群。からごと食べられる海老が贅沢にトッピングされています。このドライタイプのラクサ、今、シンガポールでもトレンドなグルメなんですって。

◆シンガポール風ビーフルンタン

▲755円

9種類のスパイスとココナッツクリームなどで牛すね肉を煮込んだお料理です。アメリカのCNNが「世界一おいしい料理」で1位に輝いたこともある、アジアを代表する煮込み料理なんですよ。ここでも隠し味で黒糖が使われていて、スパイスもたっぷりなのですが、それほど辛くはありません。

止まらなくなるおいしさで、筆者個人がもし今回の4種からどれか一つ選んで! と言われたらこれにするかも♡

* * *

多様な食文化に彩られるシンガポールの魅力が詰まったシンガポール風お惣菜。どれも大使お墨付きです。ぜひ明日のランチに、成城石井へでかけてみては?

成城石井

※文中の表示価格は、税込価格です。
※記事中の感想は筆者個人の感想です。

朝岡真梨

朝岡真梨

世界50か国200都市を超える海外旅行の経験をもとに、各地のグルメや観光スポットの魅力を紹介している。最新のIT機器に関する取材も多く、女性目線からの分析が得意。キャラクターや英語にも明るく、コピーライティングの分野では他業種に関わっている。旅行先ですったもんだした体験や主婦業をラクして乗り切るヒントを綴っている「遊んでばかりのスナフキン」が人気。Instagram:@yans_publisher Twitter:@Yans_Publisher

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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