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2021.10.30

社会人なら知っておきたい!「楚々(そそ)」の意味・使い方の例文・類語をまとめて解説

「楚々(そそ)」とは、「清らかで美しいさま」「可憐で美しいさま」という意味があります。物に対しても使うことができますが、「楚々とした女性」など、主に女性を褒める際に使われることが多い言葉です。ここでは、「楚々」の使い方や類語について紹介していきます。

【目次】
「楚々(そそ)」とは?
「楚々」の使い方を例文でチェック
「楚々」の類語には、どのようなものがある?
最後に

「楚々(そそ)」とは?

「楚々とした女性」と聞くと、どんなイメージが浮かびますか? 「きれい」や「かわいい」「美しい」など、女性を褒める時の表現はたくさんあります。その中でも「楚々とした女性」と聞くと、清潔感があって控え目、そんな、古風でおしとやかな女性が浮かんでくるのではないでしょうか。まずは、「楚々」の意味や語源から見ていきましょう。

「楚々」の意味

「楚々」は、<そそ>と読み、「楚楚」と同じ漢字を続けて表すこともできます。「清らかで美しいさま」「可憐で美しいさま」という意味を持ち、主に若い女性に対して使います。少し古風な表現なので、日常生活で使う機会は少ないかもしれませんが、奥ゆかしい品格を醸し出す、美しい日本語のひとつです。漢字は正しく書けるようにしておきましょう。

「楚」という漢字には、「すっきりしたさま」という意味があります。女性を褒める言葉に「清楚」がありますね。こちらにも「楚」の漢字が使われていますが、「清楚」は「飾り気がなく、清らかでさっぱりしていること」という意味を持っています。ほぼ「楚々」と同じ意味ですが、「清らかで美しいさま」という意味を強めた表現になっています。

(c)Shutterstock.com

「楚々」の語源

「楚々」の語源は、ある植物からといわれています。「楚(そ)」という漢字は、クマツヅラ科の落葉低木の「にんじんぼく」や、とげのある低木の総称である「茨(いばら)」を表すといわれています。

「茨(いばら)」の種類のひとつである「野茨(のいばら)」という植物は、初夏に心地よい香りがする、白い小さな花を咲かせます。

また、「にんじんぼく」は、夏に淡い紫色の小さな花を咲かせます。この花たちが、「清らかで美しい」という意味で、「楚々(そそ)」が使われるようになったといわれています。どちらの花も、小さな美しい花を咲かせます。その主張しすぎない美しさで可憐な印象の花は、まさに「楚々」という表現にふさわしい花です。

一方で、中国において「楚」という漢字は、「鮮やかな」という意味があるそうです。「楚々」とすることで、より鮮やかさや豪華さを強めた言葉となります。

日本で使われている「清らかで美しいさま」という「楚々」とは、かなり違う意味で使われているようです。

「楚々」の使い方を例文でチェック

「楚々」の意味や、成り立ちを紹介してきました。次に、「楚々」を使った例文を紹介します。例文を参考に、「楚々」という言葉を使えるようになっておきましょう。

1:着物姿の楚々たる雰囲気は、まさに京美人

「楚々たる」を使って、女性の雰囲気を表しています。きらびやかな華やかさではなく、上品で可憐な京美人。着物には華やかな色や柄もありますが、「楚々たる」とすることで、落ち着いた色味の小紋や紬などの着物をイメージさせます。また、大きな動作ではなく、静かでゆっくりとしたしぐさを想像させる表現です。

2:色づいた紅葉が、楚々とした寺に調和している

この例文では、「楚々とした」は寺を指しています。秋の紅葉の中に、落ち着いた寺の境内が広がる、しっとりとした景色を表現できています。「楚々とした」とすることで、色鮮やかな装飾が施された寺ではなく、哲学的で侘びた佇まいを表現できる使い方ではないでしょうか。

前述の「楚々」の意味では、主に若い女性に使う言葉として紹介していますが、この例文のように物に対して使うこともできます。

3:彼女は軽く会釈をし、楚々と立ち去った

「楚々と立ち去った」とは、女性の動作を表現しています。大股で勢いよく立ち去るのではなく、音をたてることもなく、静かにそっと立ち去っていく… そんな姿が思い浮かびます。

このように「楚々」を使うときは、「楚々とした」や「楚々たる」のように、人やしぐさ、物が「清らかで美しいさま」であることを、表すことができます。

(c)Shutterstock.com

「楚々」の類語には、どのようなものがある?

楚々の意味や、使い方を紹介してきました。「楚々(そそ)」は、物に対しても使うことができますが、主に女性に対して使われることが多い言葉です。女性を褒める際に、同じような意味で使う類語にはどのようなものがあるのか、一緒に見ていきましょう。

1:清楚

「清楚(せいそ)」は、「楚々(そそ)」よりも、身近に使う言葉ではないでしょうか。「清楚な」の後に続く言葉は、やはり「女性」が一番多いでしょう。意味は「飾り気がなく、清らかなこと」。「楚々」とほぼ同じ意味ですが、「清」という字がつくことで、「楚々」よりも清らかな意味合いが強い言葉となります。

「清楚な女性」とは、もちろん誉め言葉です。清らかで飾り気はなくとも、清潔感があり、奥ゆかしい美しい女性を想像できますね。

2:可憐

美しい花々や女性を褒めるときに使う、「可憐(かれん)」という言葉。こちらも、「清楚」と同じくらい馴染みのある言葉ですね。「可憐」は、「姿や形が可愛らしい、いじらしいさま」という意味です。

「憐」という字は、「憐れむ」、つまり、「かわいそうに思う」という意味があるため、見ている側が守ってあげたくなるような気持ちにさせる、というニュアンスも含まれています。

3:瀟洒

「瀟洒(しょうしゃ)」は、「すっきりと垢ぬけているさま」という意味です。「飾り気がなく、すっきりとしている」という意味の「楚々」と同じですが、使い方には違いがあります。「楚々」は、「楚々とした美人」などのように、人に対して使うことができます。それに対して、「瀟洒」は人ではなく、物に対して使います。

例えば、「瀟洒な洋館」のように建物であったり、「瀟洒な服装」のように使います。女性を褒める際に使うのであれば、「瀟洒な雰囲気の女性」とすると、品があり、おしゃれな女性と表すことができます。

最後に

「楚々」の意味や使い方、そして同じような意味を持つ、「清楚」や「可憐」といった類語の紹介をしました。「楚々」という言葉は、日常生活の中ではあまり耳にする機会は少ないですが、「清らかで美しいさま」を伝えたいときに、紹介した表現が自然と使えるようになっておきたいものです。この機会に、ぜひ、覚えておきましょう。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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