ライター・安本由佳が悩める女性の人生にアドバイス♡<働く女性のお悩み相談室#66>
前回記事『本人の問題ではないものの… 彼との結婚を迷う理由<働く女性のお悩み相談室#65>』
こんにちは、ライター・安本由佳です。私のInstagramに届いた、お悩みの中からぜひ皆さんと共有したい内容をピックアップ。一緒に答えを探していきます。
今回みなさんと一緒に考えたいお悩みはこちら!
心を閉ざしたままでは、愛されない
お悩み:33歳です。もともとHSP気質でもあり「きっと脈ナシだ」「私に興味なさそう」などと敏感に察知し、好きになる前から諦めてしまいます。年齢を重ねるにつれて臆病になり、以前よりもさらに人を信じられず… このままでは一生恋愛できない気がしています。
年齢を重ね、経験値が増えるほど臆病になってしまうこと、これは誰しもがそうだと思います。
おそらく相談者さんには、恋愛で深く傷ついた過去があるのではないでしょうか。痛みを知っているから、もう絶対に傷つきたくなくて、相手の好意を確認しないと先に進めないのですよね。
「この人は私を傷つけない」と確信してから好きになろう。そんなふうに考え、いつでも後戻りができる場所からじっと相手を観察している。
……けれど、考えてみてください。相談者さんが心を閉ざしているのに、どうして彼だけが本心を見せるでしょうか?
男性のひと目惚れから始まる恋で、相手が積極的なタイプであるなら、相談者さんが心を閉ざしたままでも進展するかもしれない。
しかし年齢を重ねて臆病になるのは男女ともに同じ。男性だってアラサーともなれば、なかなか相手の気持ちお構いなしで突っ走ったりしないのでは。
もちろん無駄に傷を負う必要はないから、慎重さも大切だとは思います。ただ、心を閉ざした状態で愛されようとするのは、非常に難易度が高いと知っておきましょう。
愛されたいと願うなら、まずは自ら心を開く必要があるんです。
「この人だ」という相手に出会った時だけでいい。ぜひ勇気を振り絞って好意をアピールしてみてください。互いに気持ちを伝え合うことから、恋愛は始まります。
弱気のままでは、うまくいく恋もダメになる
強気だったからこそ、チャンスを掴めた経験、33歳の相談者さんなら、きっと身に覚えがあるはず。
これは受験や仕事、恋愛だって同じことです。失敗を恐れるばかりの弱気な心理状態では、うまくいく恋もダメになってしまう。
逆の立場になればわかる通り、相手の顔色ばかり窺っている女性は魅力的に映りません。
心の中は弱気でもいいから、せめて表に出さないよう気をつけてみてください。フリでも虚栄でもいい。男性の前では自信と余裕のある自分でいられるよう努めましょう。
すぐに変わることは難しかったとしても、心がけることで、表情が変わり言動が変わり…… そのうち自然と臆病な自分にサヨナラできるようになります。
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ライター 安本由佳
慶應義塾大学法学部法律学科卒 化粧品メーカー広報、損害保険会社IT部門で勤務したのちフリーランスへ。 2015年に軽井沢に住まいを移し、ホテルやカフェのPRに従事するほか、軽井沢暮らしを紹介するコラムを連載中。2016年〜2020年1月 東京カレンダーWEBにて執筆。2020年10月15日 講談社文庫より初書籍「不機嫌な婚活」発売。現在Amazonにて販売中。