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2021.09.27

母になるからって諦めない! 暗黙のルールに捉われない私の生き方<元テレビ朝日プロデューサー転職実録#38>

仕事と自分の人生を見つめ直す社会人10年目。今回は、私なりの女性の生き方の話。元バラエティ番組の女性プロデューサー 古瀬麻衣子が考える「理想の人生」への近づき方。

古瀬麻衣子

既成概念に捉われない、私が考える女性の生き方

これまでの連載はこちら

コラム掲載を再スタートさせて頂いてから1ヶ月。妊娠やら、婦人科検診の話やら、盛り沢山で、様々なメッセージを込めたつもりでおりまして、そこに対して様々なリアクションを頂きました。

私が妊娠までをサポート頂いた病院や治療院についての質問や、実は私も婦人科系の病気にかかっていますという相談など、日本人女性のリアルな声をたくさんお聞きして、少しでも皆さんの参考になる発信を続けていきたいと改めて感じました。

そんな今回は、今の日本における子を持つ女性の生き方について考えたことを書きます。

後悔が大嫌い、母になる私の決断

私は妊娠発覚後つわりに苦しみ、2ヶ月ほど日本で引きこもりの生活を送っていました。

(c)Shutterstock.com

ひどすぎる症状ではなかったと思いますが、トイレとデスクを行ったり来たりしながら、終わりのない気持ち悪さと闘う日々は絶望しかなく、多くの女性がこれを経験しているのかと思うと、生理、妊娠、出産と女性に課される試練の多さと言ったらないなと、毎晩夫に愚痴っていました。

こんな時、男性がかける言葉の難しさも相当なものでしょう。

「あと少し、あと少し」とまじないのように夫に唱えられ、翌朝起きた瞬間に気持ち悪さが続いているかと確かめる日々でした。

そして、そんなつわりが終わりかけた7月中盤、私は一気にニューヨークへ戻る覚悟を決めました。

家族からは、「日本で産む方が安心だ」、「旦那さんの側で過ごす方がいい」と助言も受けましたし、夫も妊娠したまま海外でひとりで過ごせるのか? とかなり心配していましたが、私の気持ちは揺らぎませんでした。

妊娠を決意したあの日から、妊娠や出産を理由に自身が望むものを諦めないと誓っていました。子供と一緒に爆走すると決めた私に、「妊婦だからこうすべき」という理論は通用しませんでした。

経営する会社をもっと軌道に乗せるために新しい事業に乗り出したい気持ちが大きくなっていたので、残りの妊婦生活、そして出産もニューヨークで行うことを夫に理解してもらいました。

次に夫に会えるのは、出産の直前、もしくは産んだ後かもしれない。普通ではないと言われればそうかもしれませんが、自分らしく生きるためには常に一般的であるわけにはいきません。

もちろん、調和を大事にし、自分の気持ちと折り合いながら生きることもひとつの人生です。その場合は、後から後悔しても自分の決断であったと納得するしかありません。

私はその“後悔”というやつが大嫌いな性分なので、こんな生き方をするしかないと自分自身を理解しています。というわけで、つわりが終わりかけ、体調が戻ってきた私は、友人から貰った妊婦用の骨盤ベルトと葉酸サプリを大量にスーツケースに詰めて、アメリカへと戻ったわけです。

暗黙のルールに従っていては女性の生き方は変わらない

(c)Shutterstock.com

おそらく、私の決断や行動に“共感”よりも、「母親になる人なのに…」という“違和感”を感じる人がいると思います。「子供が産まれたら、そう簡単にはいかないよ」と思う方も多いでしょう。

ただ、私が今強く思うこと。それは「ぜひ、こんな私に違和感を感じてください」ということです。

違和感の方が人の感情に強い刺激を与えます。こんな考え方もあるのかと、印象に残ると思います。

みんな同じように、既成概念に捉われて、「女性はこうあるべき」「母親はこうあるべき」という、いつ生まれたかも分からない暗黙のルールに染まっていては、女性の生き方は一向に変化を見せないと思っています。

もし、100%の嫌悪感ではなく、違和感の中にも何か自分が反応してしまうポイントを感じて頂けるなら、それは何故なのかをぜひ掘り下げてみてください。

本当はこうありたい」という芽を見つけることが出来るかもしれません。

◆これまでの連載はこちら

古瀬麻衣子

1984年生まれ。一橋大学卒。テレビ朝日に12年勤務。「帰れま10」などバラエティ番組プロデューサーとして奮闘。2020年、35歳で米国拠点のweb会社「Info Fresh Inc」代表取締役社長に就任。現在NY在住。日本人女性のキャリアアップをサポートする活動も独自に行なっている。

Instagram:@maiko_ok_
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