ライター・安本由佳が悩める女性の人生にアドバイス♡<働く女性のお悩み相談室#62>
前回記事『彼氏の性欲が薄い… 物足りないし、浮気に繋がらないか不安<働く女性のお悩み相談室#61>』
こんにちは、ライター・安本由佳です。私のInstagramに届いた、お悩みの中からぜひ皆さんと共有したい内容をピックアップ。一緒に答えを探していきます。
今回みなさんと一緒に考えたいお悩みはこちら!
誰しも聖人君主ではいられない
お悩み:一緒に婚活を頑張ってきた女友達に次々と結婚前提の彼氏ができ、正直かなり焦っています。「おめでとう」と口では言いつつも、幸せそうな彼女たちを心から祝福できず、そんな自分がとても嫌で…… こんな私に彼氏なんかできないよな、とも思います。どうしたら卑屈にならずにいられますか?
婚活仲間だった女友達に続々と彼氏ができ、自分だけが取り残されてしまったら…… 誰だって焦ります。
人間、誰しも聖人君主ではいられない。
モヤモヤして心から祝福できないというのも、自然な感情ではないでしょうか。そんな中でも「おめでとう」と伝えた相談者さんは、十分に大人な対応をされたと思います。
自己嫌悪に陥ったり「こんな私に彼氏はできない」なんて思い込む必要はありません。
ただ…… 沸き起こってしまった負の感情を、どう処理するかはとても大切。
これを妬み・嫉みに変換してしまう人は、ネガティブの沼に引きずり込まれ、幸せからどんどん遠ざかっていきます。
友人の幸せは、自身の幸運にも繋がる
他人の幸せを妬んだところで、当たり前ですが、自分が幸せになれるわけじゃないですよね。
それなら、このように考えてはどうでしょう。
『幸運は連鎖する。友達が幸せになってくれてありがたい。私もあやかろう!』
根拠のない、スピリチュアルな迷信だと思われてしまうかもしれませんが、あながちそうとも言い切れないのでは。
自分だけ彼氏がいないからといって卑屈になり、恋人のいる友人たちとは距離を置き、同じように彼氏ができない女同士で傷を舐め合って過ごす…… そんな毎日を送っていたら、幸せな恋愛をするチャンスをみすみす逃します。
負の感情でつるむ女友達は、抜け駆けを恐れ、互いに足を引っ張り合うから。
一方すでに幸せを掴んでいる友人は、その余裕から、相談者さんにも幸せになって欲しいと願ってくれるはず。これが幸運の連鎖です。
彼氏の友達を紹介してくれたり、うまくいくよう協力してくれたり、色々と手を尽くしてくれるかもしれません。
どちらの道を選ぶのが賢いか…… 言わずとも明白ですよね。
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ライター 安本由佳
慶應義塾大学法学部法律学科卒 化粧品メーカー広報、損害保険会社IT部門で勤務したのちフリーランスへ。 2015年に軽井沢に住まいを移し、ホテルやカフェのPRに従事するほか、軽井沢暮らしを紹介するコラムを連載中。2016年〜2020年1月 東京カレンダーWEBにて執筆。2020年10月15日 講談社文庫より初書籍「不機嫌な婚活」発売。現在Amazonにて販売中。