“マッチングアプリ生活”! ゴルフ好きな人とのマッチングでゴルコン?
まだまだ続くコロナ禍の中、人とも会いづらい現状。オンラインだけでのやり取りもトーンダウンしてきて、婚活疲れを感じて婚活をお休みしている女子が増えているそう。それとは逆に、マッチングアプリの新規登録者は増加傾向。婚活している側としては今が耐え時なのでしょうか?
こんな状況だけれど、自分が動かないと何も始まらない! と気持ちを前向きに、無理のない範囲で続けているマッチングアプリ生活。いろいろな人とマッチしましたが、やはり私の趣味でもあるゴルフを一緒に楽しめる人がいいな~! やっぱりゴルフデートがしたい!
そんな思いが改めて強くなってきた頃出会ったのが、大手企業にお勤めのAさん。彼は、競技ゴルフなどにも参加しているという、かなりのゴルフ好き。彼の仕事はマーケティング担当で、私の興味ある分野だし、メッセージのやり取りもストレスなく、まぁまぁスムーズ。
この “まぁまぁ”って、重要なポイント。お互いの温度感がメッセージの頻度、タイミングでわかる雰囲気。もちろんメッセージの内容も重要だけど、最初からマメすぎるのも息切れするし、逆に返信が遅すぎると会話が進まない。。。
Aさんは一般企業にお勤めとあって少し堅めな印象で、メッセージの言葉遣いも内容もそれなりに丁寧。ユニークな会話ができるわけではないけれど、急になれなれしくならないのも好印象で、良いテンポでメッセージは続いた。
そんな頃、「ゴルフに行こう」と誘われたので、ゴルフならばとOKしたのです。
一緒にゴルフすると、その人の本質、性格がわかる!
まぁゴルフに限らず? の定説ですが、一緒に何かをすると、その人の本質が見えますよね。
今回は初めて会う相手なので、いきなり2人きりでラウンドするのはハードルが高い! 初めて会う相手の車には乗れないし、行き帰りの密室で2人きりは気まずい。ということで、互いの友達を誘って、4人でラウンドすることに。まるでゴルコン?(懐かしワードw)。
Aさん「どのようなゴルフ場がよいですか? (名門ゴルフ場)もとれますよ」
ゴルフ好きからすると、このゴルフ場セレクトが最初のチェックポイント! さまざまな価値観、センスが垣間見れるポイントです。
今回は週末のラウンドで、平日よりも料金は高めになるはず。もちろん名門ゴルフ場には行きたいのですが、私すら初めて会うAさんとのラウンドなのに、友達のことを考えると、負担のないお値段控えめなアンダー2万円ほどのゴルフ場がベターと提案。
なのに、、、提案してくれたゴルフ場は、接待ゴルフでよく行くから予約できるよ、と話していた例の名門ゴルフ場。2万円オーバーというより、3万円オーバー!
私、アンダー2万円って言ったよね? おごってくれるわけじゃないよね?
ラウンド料金は本当にさまざまですが、Aさんが提案してくれたような少しお高めゴルフ場には、私は気の知れたゴルフ仲間と平日にのんびり行きたい派! お友達を誘う私に配慮がない? そもそもの感覚の違いがあるのかも? とも感じました。
アンダーで、と提案したのに、なぜオーバーのゴルフ場を提案してくるのか理由がわからなかったし、互いの友人を誘った初ラウンドなので、「カジュアル料金のアンダー2万円のゴルフ場にしませんか?」と、私から予約可能なゴルフ場を提案してみました。
すると、Aさんは「アンダーってそういうことですよね? 失礼しました。そのゴルフ場を予約してもらえませんか?」と。
え? どういうこと? 若干モヤモヤしながらも、私も行ったことのある人気のゴルフ場を予約しました。
ゴルフ当日にご対面!
同行した友達は、仕事もプライベートもゴルフの腕前も、男前なバツイチ女子。いつも的確なアドバイスをくれる彼女と一緒だから、なんだか心強い!
実際にAさんに会うと、いい人そう! THE サラリーマンの雰囲気。Aさんが連れてきた会社のかなり若い後輩は、ゴルフ部出身の競技ゴルファーくん。
ゴルフ好き女子としては、ゴルフが上手な人は嬉しい! ラウンド中に的確なアドバイスをしてくれるから。きっと私の友達も喜んでくれるに違いない。後輩君は、新婚さんだったけどね(笑)
ゴルフ好き4人が集まったラウンドだったので、楽しく進んで欲しかったのですが、、、この日Aさんは、成績が思わしくなく、調子が悪かったのです。彼はミスするたびに不機嫌になり、パターが入らないと文句も言い始めて…。
挙句、「こんなゴルフ場なら、(名門ゴルフ場)の方がいいよな」と、彼が後輩に言っているのを私の友達が聞いてしまったのです。
ちょっとトリッキーなゴルフ場ではあるけど、自分のミスをゴルフ場のせいにするのも違うし、上手な人はどんな場所でも上手。ましてや、今日の目的は “スコア”じゃないのでは?
アクセスや初対面など、いろいろ私なりに考えて予約したゴルフ場なのに、陰でブツブツ文句を言われていたと聞いてショック。もしAさんの調子が良ければ、とも思ったけれど、きっとこれがAさんの本質。
空気を読むのが上手な後輩くんと私の友達は、終始ゴルフネタで盛り上げてくれ、最終的にはご機嫌でラウンドを終了したAさん。「この後お茶でも~」とAさんからお誘いがあったものの、やんわりお断りして帰宅。
後輩くんへの態度、ミスした私の友達に対する上から目線発言など、1日観察した結果、「また会いたい!」とは思えなかった。
帰りの車中、友人と今日の反省会。Aさんのことはさておき、後輩くんをべた褒めする私たち…。後輩くんがシングルだったらよかったのに!
自宅に戻った頃、Aさんからメッセージが入ってました。
「今日は楽しかったです! またぜひ! 早めに言ってくれれば、平日でもゴルフに行けます」
早めに言ってくれれば、って何!? イライラが募っていたので、何を言われても癇に障る私… やんわり本筋を濁してメッセージを返しました。正直、もう会いたくない。
趣味が同じでも価値観は違う
私のように共通の趣味を持った人と出会いたいと思う人もいると思います。でもそれが好きだからこそ、お互いの価値観や相性が合わないと進展しないなぁと思いました。パートナーとなる人に何を求めるか、コレなかなかの難題ですね。。
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