「all eyes are on」の意味と使い方って?〈役立つ英語表現#10〉
世界中から注目されている東京オリンピック。オリンピックに関する英語のニュース記事を読んでいると、「all eyes are on〜」という表現をよく目にします。
「all eyes are on〜」を直訳すると「全ての目は〜の上にある」となりますが、どんな意味だかわかりますか?
答えは「〜に注目が集まる、〜に全員が注目している」です
英語の辞書には「everyone is looking at[someone/something]」と記載されており、「誰もが[その人/事]に注目している」と言いたい時によく使われる表現です。onの後には名詞(注目されている人やこと)が入ります。
【例】
All eyes are on the Olympic Games as they move forward in Tokyo.
(東京で開催されているオリンピックが注目を集めています)
上記は実際にニュース記事で使われていたフレーズです。
All eyes are on 13-year-old gold medalist, Momiji Nishiya.
(13歳の金メダリスト、西矢椛選手に注目を集めています)
このようにonの後に活躍した選手やチーム名を入れた表現もよく目にします。
all eyes on[someone/something]との違いは?
また、似た表現で「all eyes on[someone/something]」と“areが無いバージョン”もあり、これは「〜に注目!」という命令形の表現になります。「All eyes on me!(注目!)」や「All eyes on the blackboard!(黒板に注目!)」のように、学校の先生が子供たちによく使うフレーズ。
因みに英語のニュース記事の見出しなんかでも「All eyes on ○○」というフレーズを見かけますが、見出しはareが省略されていることが多いです(大きく意味は変わりませんが参考までに!)。
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いかがでしたか? ニュース記事から日常生活まで幅広く登場する「all eyes are on/all eyes on」。この機会にぜひ覚えてみてくださいね!
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アラサーライター エリ
ハワイ、ホノルル在住。現地マーケティング会社にてホテルや大手ショッピングモールなどのPRに従事した後、独立。現在はフリーランスとしてPRや翻訳業務に携わる。趣味はヨガとカイルアビーチでカヤック。