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2021.08.07

「ダイマ」の意味や使い方とは? 類語や対義語についても解説

ネットでよく使われる「ダイマ」は、「宣伝だということを隠さずに宣伝する」ことを指す言葉で、そのサービス・商品と直接関係のない一個人が、自発的に宣伝活動を行う際に使われています。いったい、「ダイマ」はどんな使い方ができるのでしょうか。ここでは、「ダイマ」の使い方や類義語、対義語などについて紹介します。

【目次】
「ダイマ」の意味とは?
「ダイマ」の使い方を例文でチェック
「ダイマ」の類語にはどのようなものがある?
「ダイマ」の対義語にはどのようなものがある?
最後に
あなたはSNSを普段利用しますか? 登録はしていても日常的に利用していない、という人も多いかもしれませんね。SNSに限らず、ネットでは日常で耳にしないような言葉が多く浸透しています。

今回、紹介する「ダイマ」もそのひとつ。どんな意味を持つ言葉なのか、どんな使い方ができるのか、一緒に確認してみましょう。

「ダイマ」の意味とは?

(c)Shutterstock.com

「ダイマ」は、「宣伝だと隠さずに宣伝する」という意味を持つ言葉です。企業などが、自らのサービスや作品を宣伝する際にも使われる言葉ですが、ネットでは、主にそのサービス・商品と直接関係のない一個人が、自発的に宣伝活動を行う際に使われますよ。

「ダイマ」は、「ダイレクトマーケティング」という言葉が省略されてできました。ただ、実はもとになった「ダイレクトマーケティング」とは少々意味が異なります。

マーケティングなどで使われている「ダイレクトマーケティング」の意味は、「特定の人に狙いを絞って、直接宣伝を行うこと」です。ネットで使われている「ダイマ」とは異なるため、混合しないよう注意しましょう。

「ダイマ」の使い方を例文でチェック

「ダイマ」の基本的な意味についてチェックしました。続けて、実際にどのようにして「ダイマ」を使うのか、例文を一緒にチェックしてみましょう。

1:「ダイマって思うかもしれないけど、土曜の朝に放送してるあの番組はかなり面白いから、皆見てほしい」

一般的な「ダイマ」の使い方です。ネット上では、自分で「ダイマ」と明言しながら、作品や商品の宣伝をする人も少なくありません。「自分が好きなものを皆に知ってほしい」「好きな作品・サービスを応援したい」といった気持ちで明言している人も多いです。

ただ、中には「自分のセンスの良さを知ってほしい」「明言することで、正々堂々勝負しているアピールになる」といった気持ちで「ダイマ」をする人もいますよ。

2:「推しのバンドのシングルが明日発売だから皆よろしく! #ダイマ」

SNSでは、1つ目の例文のように、文章中に「ダイマ」と明言するもののほかに、ハッシュタグで「ダイマ」だとアピールすることもあります。ハッシュタグはSNSで投稿をする際、関連する投稿を検索しやすくするために使われるものです。ハッシュタグとして使いたい言葉の先頭に「#」をつけることで、ハッシュタグにすることができますよ。

SNSでは文字数が制限されることもあり、少ない文字数で伝えたいことが伝わるハッシュタグは、多くの人に好まれています。

3:「あの商品ちょっと気になってたけど、露骨なダイマで引いたわ。ダイマ乙」

「ダイマ」のように宣伝であることを明言せず、露骨な宣伝をした場合や自分の宣伝をする場合、皮肉として「ダイマ」が使われることもあります。そういった場合には「ダイマ」以外にも、皮肉として使えるネット用語も併せて使われることが多いです。

今回の例文の場合であれば、「お疲れ様」という意味がある「乙」と組み合わせて皮肉を言っていますよ。

「ダイマ」の類語にはどのようなものがある?

(c)Shutterstock.com

SNSでよく使われる「ダイマ」ですが、類語には、どのようなものがあるでしょうか? 一緒に見ていきましょう。

1:口コミ

「口コミ」「クチコミ」は、「ダイマ」の類語のひとつ。「消費者同士が情報交換すること」「消費者から広まった情報」のことを指しますよ。

「口コミ」は、「ダイマ」と違って宣伝目的ではないため、ポジティブな情報だけでなくネガティブな情報が広まることもあります。特にネットでは顕著で、ネガティブな「口コミ」が投稿されると、短時間で大勢に見られる可能性も…。

2:セールス

「セールス」は、「売り込み」という意味を持つカタカナ語です。昔から、自宅にセールスマンが来て日用品など商品を売り込む、「訪問セールス」がありますよね。ネットがない時代からある、「ダイマ」ともいえますよ。

3:対面販売

「対面販売」は、「実際に売り込みたい相手と向き合って販売する」方法を指しています。先述の「セールス」も、この「対面販売」のひとつです。

「対面販売」では、直接消費者の自宅に訪問する「セールス」以外にも、デパートやショッピングモールなどでの接客販売も含まれますよ。

「ダイマ」の対義語にはどのようなものがある?

(c)Shutterstock.com

続けて、「ダイマ」の対義語についてです。宣伝だと明言したうえで宣伝する「ダイマ」の対義語とは、どのようなものでしょうか?

1:ステマ

「ステマ」は、「ダイマ」と同様にネットで使われる言葉のひとつです。「ステルスマーケティング」の略称であり、「宣伝だということを隠して宣伝すること」という意味があります。

例えば、企業が一般人の振りをして宣伝したり、企業が直接有名人に依頼して、自社の商品・サービスを宣伝してもらう際に使われますよ。「ステマ」をすると、企業と無関係の一個人が「ダイマ」しているように見えるため、信頼できる良い評価だと思ってもらえます。

ただ、ネットでは「ステマ」は嫌われる傾向にあるので、「ステマ」をすると、バレたときに悪印象が浸透することも…。「ステマ」をする際には要注意です。

2:サクラ

「サクラ」は、「偽客」という意味を持つカタカナ語です。「サクラ」は、「ダイマ」のように直接商品を宣伝するのではなく、セミナーなどで参加者をかさ増しして、「人気がある」「興味を持っている人が多い」と思わせるために使われますよ。その際、かさ増しをするために参加する人たちのことを「サクラ」と呼びます。

3:やらせ

「やらせ」はドキュメンタリーなどで、「過度な演出や演技をして事実を捏造する」「事実ではないにも関わらず、事実であるように見せる」といった行為のことを指します。カタカナで「ヤラセ」と表記することもありますよ。

最後に

(c)Shutterstock.com

ネットでよく使われる「ダイマ」は、「宣伝だということを隠さずに宣伝すること」を指す言葉です。企業ではなく、対象の商品・サービス・作品と無関係な一個人が宣伝をする際に使われることが多いですよ。

SNSが普及したことで、昔に比べて自分の好きなものを、多くの人により簡単に宣伝できるようになっています。多くの人に紹介したいものがあれば、ぜひ、「ダイマ」をしてみてくださいね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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