ピボットテーブルのピボットってどういう意味?
業務で集計を行う際にエクセル(Microsoft Excel)で使ったことがあるかもしれない、ピボットテーブルという機能。
ピボットは、どういう意味でしょうか?
1. 集計
2. 計算
3. 範囲
4. 旋回軸
◆正解は4. 旋回軸
ピボットとはpivotと表記し、旋回軸、回転軸という意味を持ち、動詞としては回転するという意味で使われます。
ピボットテーブルは「マイクロソフトオフィスエクセルで、大量のデータをもとにクロス集計する機能。これによって作成した集計表はピボットテーブルレポートという」とデジタル大辞泉にも意味が載っているほど有名なエクセルの集計機能のひとつなんですよ。
ピボットテーブルはエクセルのシート上に項目ごとに並べたデータを選択し、項目を切り口として活用して集計する機能です。項目を軸としてデータを回転させるように様々な視点から見る機能ということでピボットが使われているんですね。
なお、テーブルはtableと表記します。馴染みがあるのは台や食卓という意味のテーブルだと思いますが、ここでは表という意味で用いられています。時刻表もタイムテーブルといいますよね。
いかがでしたか? ピボットテーブルは集計したい範囲のデータを選択して、選択した項目ごとにデータの個数やデータの総計、平均などを簡単に集計することができます。大量のデータを扱う際には手計算では間違いがないか心配ですし、時間もかかるので、ピボットテーブルを利用すると効率的です。
ピボットテーブルという機能名が表す通り、ピボットテーブルを活用していろんな方向からデータを集計した上で分析できると数字に裏打ちされた説得力ある資料を作る助けにもなりますよ。
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鶴田初芽
都内在住のOLライター。マナーインストラクターであり、実用マナー検定準一級や敬語力検定準一級など、ビジネスにおけるマナーや、マネーに関する資格(2級ファイナンシャル・プランニング技能士、金融コンプライアンスオフィサー、マイナンバー保護オフィサー)などを保有。丁寧な暮らしに憧れ、断捨離修行中!