健康でいるためには栄養に関する正しい知識が必須!
健康や美容への関心が高まっている昨今、さまざまな健康情報があふれていますが、なかには科学的根拠のはっきりしないものや、SNSで広がった半ば都市伝説のような、信ぴょう性の低い情報も含まれているのが実情。
怪しい健康情報に踊らされたいためには、まずは栄養に関する正しい知識を得ることが不可欠!
そこで書籍『眠れなくなるほど面白い 図解 栄養素の話』の中から、意外と知られていない栄養素にまつわる話をご紹介! 計4回にわたるプチ連載形式でお届けするので、健康な体をつくるヒントを見つけてみて!
前回の記事はこちら>>勘違いしてない?【15時のケーキ】vs【21時のフルーツ】太りやすいのは…
ほうれん草は「切って茹でて水にさらす」でビタミンが激減!
どんなに素晴らしい栄養素を含んだ食品でも、調理法によっては台無しにしてしまうことも。
たとえば、ほうれん草。ほうれん草はアクのもとである「シュウ酸」が含まれているので、これを取り除くため、茹でてから水にさらしているという人も多いのではないでしょうか。
ほうれん草に含まれる主な栄養素のひとつに「ビタミンC」があります。このビタミンCは水に溶けやすく、茹でる・煮るなどの加熱調理に弱い性質が。
茹でるだけでなんと40%ものビタミンCが失われるうえ、水にさらすことでさらに多くのビタミンCが流出してしまうことになるのです!
ほうれん草からビタミンCをとるなら生がベターですが、加熱によりかさが減り量をとりやすくなれば、たとえ損失があっても効率よくビタミンCをとることも可能。
茹でる場合は、切り口からビタミンCが流れ出るのを防ぐため、根元を落としたり刻んだりせず、株ごと茹でるのが基本。30秒程度で火からおろし、水にさらすのも短時間で収めましょう!
ラップにくるんで電子レンジで加熱する方法を使うのも手です!
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栄養素に関してもっと詳しく知りたい方は、ぜひ書籍でチェックしてみてくださいね!
トップ画像/(c)shutterstock.com
『眠れなくなるほど面白い 図解 栄養素の話』
著者:牧野直子/日本文芸社
シリーズ累計発行部数80万部突破! 栄養素をテーマに、健康・実用ジャンルで制作する図解シリーズ最新作! 人体に必要な栄養の種類から、どの食べ物にどんな栄養が含まれているのか、また、栄養素の働きまで栄養素に関する情報を図解でわかりやすく解説します。体を作るのに欠かせない、糖質、たんぱく質、脂質の三大栄養素の話から、意外と知られていない栄養素の話を幅広く紹介。この一冊でいつもの食卓が栄養バランス満点の超健康食に変わります。自分や家族が一生健康でいるための「食と栄養」に関する情報が満載の一冊です。
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