健康でいるためには栄養に関する正しい知識が必須!
健康や美容への関心が高まっている昨今、さまざまな健康情報があふれていますが、なかには科学的根拠のはっきりしないものや、SNSで広がった半ば都市伝説のような、信ぴょう性の低い情報も含まれているのが実情。
怪しい健康情報に踊らされたいためには、まずは栄養に関する正しい知識を得ることが不可欠!
そこで書籍『眠れなくなるほど面白い 図解 栄養素の話』の中から、意外と知られていない栄養素にまつわる話をご紹介! 計4回にわたるプチ連載形式でお届けするので、健康な体をつくるヒントを見つけてみて!
21時のフルーツより15時のケーキが◎
肥満の大敵と思われがちな、甘いもの。でも実は食べる時間にさえ気を付ければ、クリームたっぷりのケーキでもチョコレートでも、むやみにおそれる必要はないのです。
人の体内には脂肪を増やす働きのある「BMAL1」というたんぱく質があります。
このBMAL1は、1日のなかでもっとも代謝のよくなる起床後5~6時間の間は、減少することがわかっています。要するに、日中のこの時間帯であれば、多少多めに食べても脂肪になりにくいというわけです。
そのため、甘いものを食べるなら、ランチのデザートや午後のおやつに楽しむのがオススメ!
逆に夕方に差しかかる頃にはBMAL1が増えていくため、体の脂肪も増えやすい状態になっていきます。甘いお菓子はもちろんのこと、健康的なイメージのあるフルーツであっても、体脂肪へとダイレクトにつながる果糖が多く含まれるため、食べ過ぎないように注意が必要!
つまり、太りにくさで考えるなら、夕食後のフルーツよりも、15時のおやつにケーキを食べるほうがベターと覚えておくとよいかもしれません。
また甘いものだけでなく、夕食もなるべく早く食べ終わるように心がけて! 理想は起床後12時間以内。時間が遅くなるほど体が休息モードへと移行し代謝が鈍くなるため、それだけ太りやすくなってしまうのです。
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栄養素に関してもっと詳しく知りたい方は、ぜひ書籍でチェックしてみてくださいね!
トップ画像/(c)shutterstock.com
『眠れなくなるほど面白い 図解 栄養素の話』
著者:牧野直子/日本文芸社
シリーズ累計発行部数80万部突破! 栄養素をテーマに、健康・実用ジャンルで制作する図解シリーズ最新作! 人体に必要な栄養の種類から、どの食べ物にどんな栄養が含まれているのか、また、栄養素の働きまで栄養素に関する情報を図解でわかりやすく解説します。体を作るのに欠かせない、糖質、たんぱく質、脂質の三大栄養素の話から、意外と知られていない栄養素の話を幅広く紹介。この一冊でいつもの食卓が栄養バランス満点の超健康食に変わります。自分や家族が一生健康でいるための「食と栄養」に関する情報が満載の一冊です。
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