【20代の不妊解消法】やっておくべき5つのこと!
20代の女性は、卵子の染色体異常の発生率が少なく、そのエネルギーも高いため、本来はとても妊娠しやすい状態といえます。それでも、妊娠がしにくく、悩まれている方も増えています。
今回は、その解消法として大切なことを挙げていきます。
1. 食事や生活を整えること
過度な肥満やダイエットは、排卵や卵子の質に悪影響があります。良質な栄養を摂取して、適正な体重を保つことが大切です。またストレスや睡眠不足も不妊の原因となります。健康的な生活を送ることが第一です。
2. 体の冷えを避ける
体の冷えは血液の循環を悪くします。日常的に適度な運動を行なうことは、骨盤内の子宮や卵巣の血流をよくします。また温かいお風呂に浸かることも効果的です。
3. 健康に害のあるものを避ける
喫煙には害しかありません。アルコールやカフェインも過度な摂取は妊娠力を低下させます。妊娠した後は絶対にだめですので、その前から控えめにしておきましょう。
4. 子宮や卵巣の病気を早期発見、治療すること
若い女性にも、子宮がんや子宮内膜症といった病気が起きることがあります。特に症状がなくても、気付かないうちに病気が進行していることがありますので、定期的に婦人科検診を受けることが大切です。
5. パートナーと妊娠についてよく相談すること
妊娠は夫婦やカップル二人で考えるものです。男性に不妊の原因があることもあります。ふたりで一緒に妊娠について考え、取り組んでいきましょう。
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麻布モンテアールレディースクリニック・院長 山中智哉
日本産科婦人科学会/日本生殖医学会/日本卵子学会所属
不妊治療のクリニックとして、体外受精や高度な技術が求められる治療にも幅広く対応している。いずれは不妊治療だけではなく、アンチエイジングや健康医療を軸にした分野にも着手し、様々な側面でお悩みを抱える多くの女性のトータルケアを促進できるようなクリニック、夫婦にとって信頼できるクリニックを目指している。