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2021.06.30

【医師監修|不妊解消法】20代も無縁ではない! 身体を妊娠しやすい状態にするために…

若いからと無縁に思いがちな20代の不妊症。妊娠しやすい身体を作るためにやっておくべきポイントを解説します。麻布モンテアールレディースクリニック院長の山中 智哉医師による連載コラム。

【20代の不妊解消法】やっておくべき5つのこと!

(c)Shutterstock.com

20代の女性は、卵子の染色体異常の発生率が少なく、そのエネルギーも高いため、本来はとても妊娠しやすい状態といえます。それでも、妊娠がしにくく、悩まれている方も増えています。

今回は、その解消法として大切なことを挙げていきます。

1. 食事や生活を整えること

過度な肥満やダイエットは、排卵や卵子の質に悪影響があります。良質な栄養を摂取して、適正な体重を保つことが大切です。またストレスや睡眠不足も不妊の原因となります。健康的な生活を送ることが第一です。

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2. 体の冷えを避ける

体の冷えは血液の循環を悪くします。日常的に適度な運動を行なうことは、骨盤内の子宮や卵巣の血流をよくします。また温かいお風呂に浸かることも効果的です。

3. 健康に害のあるものを避ける

喫煙には害しかありません。アルコールやカフェインも過度な摂取は妊娠力を低下させます。妊娠した後は絶対にだめですので、その前から控えめにしておきましょう。

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4. 子宮や卵巣の病気を早期発見、治療すること

若い女性にも、子宮がんや子宮内膜症といった病気が起きることがあります。特に症状がなくても、気付かないうちに病気が進行していることがありますので、定期的に婦人科検診を受けることが大切です。

5. パートナーと妊娠についてよく相談すること

妊娠は夫婦やカップル二人で考えるものです。男性に不妊の原因があることもあります。ふたりで一緒に妊娠について考え、取り組んでいきましょう。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

麻布モンテアールレディースクリニック・院長 山中智哉

麻布モンテアールレディースクリニック

日本産科婦人科学会/日本生殖医学会/日本卵子学会所属

不妊治療のクリニックとして、体外受精や高度な技術が求められる治療にも幅広く対応している。いずれは不妊治療だけではなく、アンチエイジングや健康医療を軸にした分野にも着手し、様々な側面でお悩みを抱える多くの女性のトータルケアを促進できるようなクリニック、夫婦にとって信頼できるクリニックを目指している。

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