韓国語で「コグマ」=食べ物?
日本語と韓国語には、似ている言葉がたくさんありますが、言葉が似ていても全く意味が異なるものもあります。
「日本語ではこういう意味なのに韓国語ではそういう意味になっちゃうの!?」なんて驚くような言葉も。今回見ていくのは「コグマ」です。みなさんはわかりますか?
Q.「コグマ」、韓国語では何のことを指す?
A. 正解は…「さつまいも」
そう、「고구마(コグマ)」は韓国語では「さつまいも」という意味でした!
日本語では「コグマ」というと可愛らしい小さいクマを想像しますよね。似ている言葉なのに一方では食べ物、一方では動物…。「好物はコグマ」なんて言葉はちょっとした勘違いも生まれそうです。
韓国ではさつまいもは一年中人気の食べ物で、「コグマスイーツ」はコンビニやカフェなどでよく見かけますし、ごはん一食分をさつまいもにおきかえる「コグマダイエット」も人気です。
「コグマ」にはこういう意味もあった…!
そんな「コグマ」ですが、単にさつまいもを指すだけではないんです。
コグマは他にも、融通が利かないじれったい人や、思うようにいかないじれったい状況を、さつまいもを食べたときに喉につっかえるような感覚に例えて使うこともあります。もどかしいときには「コグマ100個食べた気分」なんて言うことも…!
この要領で、スッキリしない展開や息が詰まる展開のドラマのことを「コグマドラマ」と表現します。反対にスッキリした状況のときは「サイダー」と言うのだそう。なんだかぴったりの言葉ですね。
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いかがでしたか? 似ている言葉なのにここまで使い方が違うとは面白いですよね。息が詰まるような展開の韓国ドラマが好きな方は「コグマドラマ」で調べるといい出合いが待っているかも…?
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エディターJHJ
辛いものから甘いものまで韓国料理が大好き。得意料理はチャプチェ。辛いものを食べすぎないよう言われているのが最近の悩みです。韓国のあれこれをお届けしていきます!