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2021.05.29

つき合うと本当に怖い「束縛系男性」… 事前にわかる特徴で見抜いて〈離婚弁護士 後藤千絵発〉

ひどいケースではストーカー化する男性も… 束縛系男子を見極める重要ポイントは? 年間300件を超える離婚相談を受ける兵庫県西宮市のフェリーチェ法律事務所代表弁護士の後藤千絵さんが指南する恋愛コラムです。

別れるのもひと苦労… 束縛は愛の裏返しではありません!

(c)Shutterstock.com

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離婚相談者の多くは「こんなはずじゃなかった」「幸せな結婚生活を送るはずだったのに」「できれば結婚前に戻って結婚相手を選び直したい」と涙ながらにおっしゃいます。

離婚自体は、まったく恥ずべきことではないし、人生の汚点でも何でもないと私自身は考えています。それでも目の前で苦悩の表情を浮かべる相談者を見ていると「結婚前に的確なアドバイスや情報があれば、この離婚は避けられたのに」と、もどかしく思います。避けるべきなのは、離婚自体ではなく、離婚に至るまでの長く苦しい不毛な結婚生活なのです。

そこで婚活中の女性が多いOggi.jp読者の皆さんに、弁護士として多くの離婚相談を行なってきた中で発見した「結婚してはいけない人」の傾向を見抜く、いわば「秘訣」をお伝えしていきたいと思います。

いま交際しているお相手にちょっと不信感を抱いている方、この人でいいの? と思っている方、いつか結婚したいけどパートナー選びに必要な知識を得たいと思っている方にぜひ読んでいただければと思います。

今回は「束縛系男子」について解説します。暴言や暴力はなくても「愛情の裏返し」のような形で、束縛をしてくる男性がいます。

恋愛には、ちょっとした束縛や嫉妬もスパイスとして必要です。まったく嫉妬をされないよりも、「愛されている」という実感が湧き、キュンとしたり、嬉しくなったりします。

ただ、束縛や嫉妬にも限度があります。束縛系男子や粘着系男子といったん交際を始めると、別れるのもひと苦労。ひどいケースでは、ストーカー化する男性もいるので、要注意です。

「束縛系男子」チェック表

(c)Shutterstock.com

では、早速「束縛系男子」チェックを見ていきましょう。

・異常に嫉妬深く、独占欲が強い
・自分以外(特に異性)との接触を可能な限り阻止しようとする
・「LINEの返事は5分以内」など独自のルールを設定してくる
・スマホを盗み見る
・同性の友だちが少ない
・根本的なところでは、自分に自信がない
・わがままで自己中心的である
・キレやすい

いかがでしょう、当てはまる項目はあったでしょうか?

束縛系男子を見極める重要なポイントは「自由にさせてくれない」

(c)Shutterstock.com

束縛系男子は根本的なところで自信が無い人が多いです。自分をさらけ出すことができず、相手を心から信じることができません。容姿や学歴などにコンプレックスがある場合もあります。

しかし、普段は「俺様」で他人の意見をまともに聞かない傾向があります。自分の意見が正しいと思い、高圧的な態度で周囲の人に接したりします。

また、素敵な彼女がいることが自らのアイデンティティになっていることも多く、彼女を自分の所有物だと考えている節があり、そのため、他人に彼女を奪い取られることに大きな危機感を持っています。それゆえに、嫉妬深く、独占欲が強くなるのです。

嫉妬深いというのは、彼女のことを信用せず、自由にさせていないということです。「自由にさせてくれない」これは束縛系男子かどうかを見極める重要なポイントです。

このように束縛系男子と結婚すると、自分の自由時間がなくなり、窮屈な思いをする可能性が極めて高いです。付き合い始めはいいかもしれませんが、違和感を感じて別れたいと思ったときに、粘着質になってなかなか別れられないのもこのタイプです。

結婚してから夫が「束縛系男子」だと気づいても、離婚調停や泥沼の離婚裁判までこじれてしまう可能性もあります。私が声を大にして言いたいのは「束縛男は本当に怖い」。これだけです。

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「絶対にパートナーにしてはいけない人」を見抜くポイント、幸せなカップルに共通した「パートナー選び」の絶対法則を、実際の相談者のケースをもとに著した『誰も教えてくれなかった「離婚」しないための「結婚」の基本』が4月30日に発売。

少しでも離婚リスクを減らし、ベストパートナーと結婚できる女性が増えるように、後藤千絵弁護士がこれまでの知見を濃縮した婚活に役立つ1冊になっています。婚活世代の女性に、ぜひ読んでみてください。

誰も教えてくれなかった「離婚」しないための「結婚」の基本』(KADOKAWA)
著/後藤千絵

価格:1,430円(税込)
ページ数:248P

TOP画像/(c)Shutterstock.com

フェリーチェ法律事務所代表 後藤千絵弁護士

京都府出身。大阪大学文学部卒業後、大手損害保険会社に入社するも、5年で退職。大手予備校での講師職を経て、30歳を過ぎてから法律の道に進むことを決意。派遣社員やアルバイトなどさまざまな職業に就きながら勉強を続け、2008年に弁護士になる。2017年にスタッフ全員が女性であるフェリーチェ法律事務所設立。

離婚・DV・慰謝料・財産分与・親権・養育費・面会交流・相続問題など、家族の事案をもっとも得意とする。中でも離婚案件は女性を中心に、年間約300件以上、のべ3000人以上の相談に乗っている。神戸在住。

フェリーチェ法律事務所


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