【目次】
・「臆病」の意味・類語・メリットとデメリットとは?
・「臆病」な人の特徴とは? 仕事や恋愛での行動や言動も
・「臆病」な自分になる原因や心理
・「臆病」な性格を変える方法とは?
・最後に
「臆病」の意味・類語・メリットとデメリットとは?
「臆病」と聞くと、マイナスなイメージを持つ人が多いかもしれませんね。そもそも、「臆病」とはどんな意味があるのでしょうか? 具体的に解説していきます。
「臆病」の意味・類語・使い方
「臆病」は、ちょっとしたことで怖がったり、尻込みをしたりすること。気が小さいことを意味する言葉です。そのような特徴のある人のことを、「臆病者」と表現したりしますよね。
また、類語には「小心者」「意気地無し」などが挙げられます。会話の中では、「彼は昔から小心者で…」「すぐ諦めるなんて意気地がないな」などのように使われます。どの言葉も、頼りない様子やその人物を表します。
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「臆病」でいるメリットは? 仕事で活かせる?
「臆病」な性格には、「他人に対して気を遣える」「想像力がある」という長所があります。「臆病」な人の、低姿勢で他人を思いやる態度に、好印象を持つ人も少なくありません。また、先のことにまで想像力が及ぶので、仕事の段取りや計画を立てることが得意な人もいるでしょう。クリエイティブな職種で、想像力を活かすという手段もあります。
「臆病」でいるデメリットは? チャンスを逃す?
「臆病」な人は、他人に対して気を遣える人が多いので、職場や学校で褒められることもあるでしょう。しかし、自分に自信がないため必要以上に謙遜して、せっかく相手が与えてくれたチャンスを逃してしまうことも。褒められたことは素直に受け入れて、勇気を持って挑戦してみましょう。
「臆病」な人の特徴とは? 仕事や恋愛での行動や言動も
それでは「臆病」な人には、どういった共通点があるのでしょうか? 詳しくみていきましょう!
1:ネガティブ思考
「臆病」な人は、物事を悪い方向に考えてしまう傾向があります。何かに挑戦する前から、失敗することを想像して、「どうせ自分にはできない」と思ったり。せっかく褒められても、「何かウラがあるのでは?」と疑ってしまったりすることも。自分に自信がないため、声が小さい、人との会話が続かないという特徴もあります。職場や学校での人間関係に、悩みを持っている人も多いでしょう。
2:周りの目を気にしすぎ
「臆病」な人は、周りの目を気にしすぎて自分の本音が言えない、やりたいことができないことも。日常生活において、窮屈さを感じている人も少なくありません。また、恋愛面においては、気になる人がいても告白できなかったり、付き合っても周りの人には言わなかったり、シャイな態度をとる人が多いでしょう。
3:感受性が豊か
「臆病」な人は、感受性が豊かです。ところが、相手がどう思っているかということに想像力を働かせすぎて、気疲れしてしまうことも。嫌われたくないという恐怖心から「気を遣う」のではなく、相手のために「気を利かす」方に視点を変えると、前向きに行動できるようになるかもしれませんよ。
「臆病」な自分になる原因や心理
そもそも、どうして「臆病」な性格になってしまうのでしょうか? 主な原因に、「失敗をして自信がなくなった」ことや、「失敗すると怒られる環境にいたこと」「外見にコンプレックスがある」といった理由が挙げられます。
長年生きていると、楽しいことばかりではありませんよね。上司から怒られたり、失恋して自分に自信がなくなってしまったり…。もう失敗したくない! という思いから、逃げ腰の姿勢になってしまうのです。「臆病」な性格を克服するためにも、自分が何に対して「臆病」でいるのか、振り返ってみてもいいかもしれませんよ!
「臆病」な性格を変える方法とは?
では、「臆病」な自分を変えるにはどうしたらいいのでしょうか? 具体的な方法をご紹介します。
1:「臆病」であることを受け入れる
性格を克服するには、「臆病」である自分を否定せず、受け入れることが大切です。いつまでも自分を責めているだけでは何も変わりません。勇気を持って、ありのままの自分を認めてあげましょう。それが、性格を克服するための第一歩ですよ。
2:勇敢な人の姿勢を真似する
あなたの身の回りに、勇気があっていいなと思う人はいませんか? 仕事に積極的に取り組んでいたり、誰とでも気さくに話している姿を見て、羨ましいと感じている人も多いはず。自分には出来ないな、とあきらめる前に、「これなら出来そう」と思えることを真似してみてはいかがですか? 勇敢な人の行動や発言を少しずつ取り入れることで、憧れの性格に近づけるかもしれませんよ。
3:とにかく行動してみる
「臆病」な人は、楽しそうと思ったことに対して躊躇してしまいがち。過去の失敗の経験から、なかなか行動にうつすことが出来ません。そのため、心の中でモヤモヤしていたり、やっぱりやっておけばよかったと後悔することも。ただ、失敗は全て過去のものです。「やってみたら意外と出来た!」という成功体験が、あなたに自信をくれるはずですよ。
最後に
いかがでしたか? 今回は「臆病」な人の特徴や、性格の克服方法をご紹介しました。「臆病」な性格には、他人に気を遣える、想像力があるなどの長所もあります。短所だと思わず、プラスな面を生かすことを考えると、今の自分の性格を前向きに捉えることができるはずです。当てはまっていたとしても落ち込まず、できることから始めてみましょう!
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