【目次】
・「スキンシップ」をとるのはなぜ?
・「スキンシップ」の効果とは?
・「スキンシップ」の場所ごとの意味
・「スキンシップ」のきっかけの作り方
・夫婦におすすめの「スキンシップ」
・最後に
「スキンシップ」とは、肌の触れ合いによって親近感を育むことをいいます。夫婦、育児などにメリットがあるといわれています。本記事では、カップルが愛を育むための「スキンシップ」について考えてみました。
「スキンシップ」をとるのはなぜ?
「スキンシップ」をとると、特別な感情が生まれます。言葉だけではなく、肌と肌が触れ合うことで、より密接な関係を築くことができるのです。
「スキンシップ」をとる意味は、男性と女性で少し異なります。それぞれの意味合いは次の通りです。
「スキンシップ」をとる男性心理
男性が女性に対して「スキンシップ」をとる場合、それは「好き」という気持ちの表れだと、とらえていいでしょう。女性と比べて、頻繁に「スキンシップ」をとることはないですが、それだけに、率直で強い気持ちの表れだといえます。
とはいえ、「好き」にもいろいろありますね。その女性自身を好きな場合はいいのですが、「体を触りたい」という下心から来る「スキンシップ」もあります。
また、男性から男性への「スキンシップ」は応援の意味合いであることが多いと思います。「がんばれ!」「お疲れさま!」などの言葉と一緒に、「スキンシップ」をとる人が多いのではないでしょうか。
「スキンシップ」をとる女性心理
女性が男性に対して「スキンシップ」をとる場合にもっとも多いのは、「好き」という気持ちを表したボディランゲージといえます。男性との違いは、その回数。男性の場合、付き合う前から「スキンシップ」をとることは少ないのですが、女性の場合は付き合う前でも「スキンシップ」を積極的にとる人も多くあります。
また、女性に多いのが寂しさを表すというもの。寂しいがゆえに、ついつい人の体を触ってしまうことがあるようです。
「スキンシップ」の効果とは?
では、「スキンシップ」をとることで、具体的にはどのような効果があるのでしょうか。
1:気持ちが伝わりやすくなる
人は、言葉だけで気持ちを理解し合うわけではありませんね。表情や声のトーンも大切です。SNSなど、文字だけでやりとりをするツールで絵文字を用いるのは、より気持ちを伝えやすくするための工夫ともいえます。
「スキンシップ」をとることで、肌と肌が直接触れ合います。体温を感じるほどの近い距離にいるだけで、言葉を尽くすよりも多くのことを共有することができるのです。
2:安心感が得られる
小さな子どもは、お母さん・お父さんとの「スキンシップ」が大好き。なぜでしょうか。それは、安心するからです。恋人同士のハグも同じ。肌と肌が触れ合うことで、特別な安心感を得ることができるのです。
「スキンシップ」の場所ごとの意味
「スキンシップ」をとるとき、その場所によって印象が変わるといいます。場所別にご紹介しますね。
1:頭=安心感
頭をなでてもらえると、どんな気持ちになりますか? 頭に触れる「スキンシップ」には、相手に安心して欲しいという心理が働いています。男性が女性の頭をなでる背景には、安心させたい、守ってあげたいという気持ちがあるのです。
2:顔=好き
人の顔を触るのはなかなか難しいことですよね。「スキンシップ」をとるのに、顔に触れるのは、かなりの好意がなければできません。相手も自分に好意があるとわかっている場合に多い「スキンシップ」です。
この行為を受ける場合、好意のある人からの「スキンシップ」であればいいのですが、あなたにその気がないのであれば、触らせないようにしましょう。安易に受け入れると、相手に勘違いをさせることになります。
3:手=好き
手をつなぐ、手を触るという行為も「好き」という気持ちの表れです。「顔」に比べると、一方的に好きな段階の「スキンシップ」といえますね。自分は好きなんだけど、相手の気持ちはまだわからない…。そんなときにとる「スキンシップ」です。
4:肩=あいさつ
肩は、気安く触れられる場所ですね。「おはよう!」「元気?」「がんばって!」など、挨拶がわりの「スキンシップ」だといえます。
5:腰・もも=下心
これはもう説明するまでもありません。見え見えの下心です。たいして仲良くもない男性が、気安く腰に手を回してきたら、気をつけてくださいね。
「スキンシップ」のきっかけの作り方
気になる男性に「スキンシップ」をとってみたいな、と思うとき、どんなことに気をつければいいでしょうか。
1:さりげなく・少しずつ
「スキンシップ」の基本は、さりげなくボディタッチをすることです。ベタベタくっついたりするのは、よくありません。相手が「あれ?」と思うくらい、さりげなく、少しずつ。そうしているうちに、ふたりの距離が縮まっていくでしょう。
2:「スキンシップ」のあとをチェック!
「スキンシップ」をとったら、その反応をしっかり確認するようにしましょう。嫌がっていないか、驚いていないかなど、相手のちょっとした表情の変化も見逃さないように。
3:言葉と一緒に「スキンシップ」
「スキンシップ」をとるとき、「スキンシップ」だけではいけません。印象が悪くなります。「すごく、素敵だと思う!」と褒めながら相手の腕にちょっと触るとか、「がんばってね!」と応援しつつ、肩を叩くとか…。言葉も一緒に伝えることが大切です。
夫婦におすすめの「スキンシップ」
夫婦関係も長くなってくると、なかなか「スキンシップ」をとるのが恥ずかしくて、という人も多いかもしれません。でも、「スキンシップ」が多いほど、夫婦関係に満足しているという声も多いもの。いつまでも仲良し夫婦でいるために、「スキンシップ」を上手に使ってみましょう。
1:一緒に寝る
キスやハグはちょっと… という人でもできる「スキンシップ」は、一緒に寝ることです。抱き合ったりしなくても、一緒の空間にいるだけで温かい気持ちになるものです。
2:肩に触れる
「最近、がんばってるね!」「そのシャツ、とても似合ってる!」などと声をかけながら、肩をポンッと叩く。これくらいなら照れずにできるのではないのでしょうか。ちょっとしたことですが、相手は「お!」とうれしい気持ちになりますよ。
3:マッサージする
何か理由があると、「スキンシップ」をとりやすくなりますね。マッサージしてあげたり、逆にしてもらったり。そんな時間はとても幸せな時間です。
最後に
恋愛において、「スキンシップ」はとても大切な感情表現です。お互いに好意を持っている場合、「スキンシップ」をちょっと加えるだけで、ふたりがグッと近づきます。気になる彼との距離を縮めたいときには、ぜひ、やってみてくださいね。
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