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BEAUTY

2021.05.14

勘違いしてない?【白い卵】と【赤い卵】で栄養価が高いのは…

今回ピックアップするのは、卵の栄養について。

いまこそ正しい知識を身に付け、健康的な食生活を!

食べすぎや偏食による生活習慣病が社会問題化する昨今、ダイエットや健康食品への関心は高まるばかり! メディアは、次々と登場する目新しい健康情報であふれています。

そうした社会だからこそ、不確かな情報に翻弄されることなく健康的な食生活を送るために、基礎的な栄養学の知識が必要!

そこで、栄養に関する正しい知識を身に付けるのに役立つ書籍『正しい知識で健康をつくる あたらしい栄養学』(高橋書店)の中から、身近な栄養に関するマメ知識をご紹介! 計4回にわたるプチ連載形式でお届けします。

栄養たっぷりの〝卵〟は、準完全栄養食品!

卵は、ひながかえるのに必要な栄養素が凝縮されているため、ほぼ完全な栄養食品といえます。そのため、昔から子どもや病人が滋養強壮の目的で食べる健康食品とされてきました。

(c)Shutterstock.com

■どんな栄養素があるの?

ビタミンCと食物繊維以外の栄養素をすべて含む卵。なかでも必須アミノ酸をバランスよく含み、たんぱく質の質は最高!

また卵黄に多いリン脂質のレシチンは、細胞膜の重要な成分。ほかにも、免疫力を高めるビタミンAや、新陳代謝を活発にするビタミンB群を含むなど、理想的な栄養食品なのです。

■調理の際のコツって?

茹でても栄養成分の量にあまり変化はありませんが、加熱時間が長いとたんぱく質が変化して消化が悪くなってしまうことも…。そのため胃腸の働きが弱い人は、半熟くらいで食べるのがオススメ!

(c)Shutterstock.com

■コレステロールが気になるけれど…

一般的にコレステロールを多く含むとされますが、実は卵黄に含まれるレシチンには血中コレステロール上昇抑制効果があり、動脈硬化を予防。正常値の人が1日1個食べるぶんには、特に心配はいりません!

■赤い殻のほうが栄養価値は高い?

白玉、赤玉などの卵の殻の色は、鶏の種類による違い。そのため、実は栄養価値は同じなのです! 有精卵と無精卵による違いもありません。一方、エサにヨードやDHAを加え、栄養成分を強化したものもあります。

* * *

書籍では、それぞれの食材の栄養や効能はもちろん、不快症状を緩和する食材の情報まで、幅広く解説されています。日々の献立を考えるとき、なんとなく体調が悪いとき、健康的な食生活へのヒントをくれるはず! ぜひあわせてチェックしてみてくださいね。

トップ画像/(c)shutterstock.com

『正しい知識で健康をつくる あたらしい栄養学』(監修:吉田 企世子、松田 早苗/高橋書店)

2006年に発刊し累計26万部突破した、ロングセラー商品の改訂版。栄養指導や食品成分表示の根拠となり、時代に合わせて改定される「食品成分表」「食事摂取基準」。
本書は5年ぶりに全面改訂された(日本食品標準成分表[八訂]、日本人の食事摂取基準2020年版)に対応。さらにフレイルやサルコペニアなど、最近話題のトピックスも紹介。
基本から新常識まで。おうちごはんで健康になるための情報満載の1冊です。

詳細は、こちら


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