【目次】
・「アラフォー」って何歳から何歳まで？
・「アラフォー」女性の実態？
・「アラフォー」女性のよくある悩み
・素敵な「アラフォー」になるための方法は？
・最後に
女盛りとも言える「アラフォー」。見渡せば、素敵なアラフォー女性がたくさんいますが、どうすればかっこいいアラフォーになれるのでしょうか。
「アラフォー」って何歳から何歳まで？
「アラフォー」というのは35歳を越えたら、でしょうか？ 具体的な定義はあるのでしょうか。
「アラフォー」の言葉の意味
「アラフォー」とは、around fortyのこと。つまり、40歳前後を指します。元々は雑誌『GISEL』が「アラサー」という言葉を作り、それに準ずる形で広がったようです。2008年には「Around40～注文の多い女たち～」というドラマが放送されましたね。
具体的に、何歳から何歳までを指す、という決まりはありませんが、おおむね37歳あたりから43歳くらいまでを言うようです。
「アラフォー」女性の実態？
「アラフォー」女性とはどんな人のことを言うのでしょうか。その実態に迫ってみます。
1：未婚率が高い
平成27年の国勢調査によれば、35～39歳の女性の22.4%が未婚とされています。つまり、5人に1人は未婚。かつてはそれなりの年齢になった女性は結婚するものと考えられていましたが、近年女性の社会進出が進んでおり、「アラフォー」で未婚というのもめずらしくなくなってきました。
2：貯金をしっかりしている
平成26年全国消費実態調査によると、40代シングル女性の平均貯金額は959万円だそうです。どうですか？ 1000万円近い貯金を持っていることを考えると、「アラフォー」女性は堅実と言ってもよさそうです。
3：年収は400万円程度
転職サイトdodaの調査によると、2018年の40代女性の平均年収は約413万円。20代は319万円という結果が出ていますから、着実にキャリアアップを重ねていると言ってよさそうです。
「アラフォー」女性のよくある悩み
仕事も充実していて、貯蓄もあり、独身生活を謳歌しているように見える「アラフォー」女性。では、どんな悩みを抱えているのでしょう。よくある悩みを見てみました。
1：シミやシワ、白髪もチラホラ
「アラフォー」女性が最も気にしているのは、加齢によってうるおいがなくなっていくこと。「うるおい」というフレーズに「アラフォー」女性は敏感です。
若いときには日焼けも気にせずアウトドアを楽しんでいた人が、突然、スキンケアアイテムをそろえたり、エステに通ったりするものです。
2：モノトーンが似合わなくなる
若いときには、全身黒で決めても華やかだったのに、黒やグレーでコーディネートしてもなんだかくすんだ感じになるというのが「アラフォー」女性の悩み。明るい色のトップスや、首周りを華やかにするアイテムのチェックに余念がありません。
3：すっぴんに抵抗がなくなる
良くも悪くも貫禄が出てくる「アラフォー」女性。メイクやファッションで取り繕わなくてもいいという自信が出てきます。すると、ちょっとした外出程度なら、すっぴんで平気になってしまうことも。一度、「すっぴんでも大丈夫」と思ってしまうと、どんどん手を抜いてしまうこともあるようです。
4：お肉が食べられなくなる
ステーキやすき焼きなどが大好きだった人も、年齢を経て、「いいお肉を少しでいいわ」と言ったりするようになります。揚げ物が食べられない…、翌日になると胸焼けする… などという声も聞かれますね。
5：涙もろくなる
「なんだか急に涙もろくなっちゃって」。「アラフォー」女性からよく聞かれる言葉です。歳をとると涙もろくなるとよく言われるので、気になるのかもしれません。
6：物忘れが激しくなる
これも年齢を感じる悩みのひとつですね。「昨日の夜、何食べたっけ？」「こないだの会議って誰が出てたっけ？」などと物忘れをするようになったり、うっかりミスを繰り返したりすると、「歳のせいかな…」と不安になったりするのです。
7：将来に不安を感じる
なんでも自分の意思で決めることができる「アラフォー」女性。充実している一方で、「私、このままだとひとりぼっち？」と、漠然とした不安に襲われることも。周囲を見渡せば、育児に奮闘中だったりもして、変化がいっぱいの毎日を過ごしています。そんな人たちを「たいへんね」と思っている反面、うらやましくも思っているのです。
素敵な「アラフォー」になるための方法は？
「アラフォー」女性も魅力的でなければ、「おばさん」と呼ばれてしまうかも。魅力的な「アラフォー」女性ってどんな人だと思いますか？
1：年齢にあったファッションをしている
無理に若作りすることなく、それでいて古臭くない。そんなファッションセンスが「アラフォー」女性には求められます。そのためには、自分に似合うものをよく知る必要があります。また、お店の人とも積極的にコミュニケーションをとって、新しいファッションにもチャレンジしてみましょう。
2：チャーミングな人になる
「アラフォー」女性はしっかりしていると思われがち。行き過ぎると近寄り難い雰囲気になってしまいます。そこで、日頃から笑顔を作ったり、話し方や話す内容に気を付け、「チャーミングでいること」を心がけて。完璧を目指すのではなく、親しみやすさをもつといいでしょう。
3：大人の余裕をもつ
若い人には得られない「余裕」こそが、大人の女性のいちばんの魅力です。トラブルが起こっても、落ち着いて行動したり、そっと人の手助けをしたり。さりげなく「大人の余裕」を醸し出すことが、周囲の人に「魅力のある人」と思われるポイントです。
4：恋をしている
恋をしているかどうか。このことは「アラフォー」女性にとって、とても大切なポイントです。いい恋をしている人は美しく、かわいらしいもの。「アラフォー」と呼ばれる大人になってもなお、恋をしている人こそ、魅力的に映るものです。「もう、そんな歳じゃないもの」と諦めず、積極的に恋をしましょう。
素敵な「アラフォー」女性になるための方法をお伝えしてきましたが、なかなか難しいですよね。そんな時におすすめなのが、お手本を見つけることです。身近にお手本になりそうな人がいればその人を、いなければ芸能人でも構いません。お手本にした人のファッションやメイク、趣味などを真似してみましょう。次第に、身に付いてくるものがあるはずです。
最後に
人は必ず歳をとります。年齢を重ねるごとに、魅力が下降線を描く… なんていう考え方は寂しいですよね。いくつであっても、素敵な女性でいるためにはまず、「自分」をしっかりと持つこと。流行や情報に流されることなく、自分の価値観で物事を判断できる人になること。これが第一歩ではないでしょうか。
TOP画像／(c)Shutterstock.com
