【目次】
・「一人になりたい」の意味は?
・「一人になりたい」時の特徴とは?
・「一人になりたい」人の心理とは?
・「一人になりたい」の伝え方は?
・「一人になりたい」時にどうする?
・最後に
「一人になりたい」の意味は?
周囲の人に気を遣って生活をしていると、ふと「一人になりたい」と感じることがありますよね。漠然とした気持ちだからこそ、どう対処していいかも曖昧で、悩みを抱えたまま生活しているという方もいるのではないでしょうか。そこで今回は「一人になりたい」と思う心理やその対処法をご紹介します。
意味
「一人になりたい」という気持ちは状況によって様々な意味を持ちます。子育ての負担から解放されて自分の時間が欲しい、恋人と距離をとりたい、職場での人間関係が煩わしいなど、人が「一人になりたい」と思う際には、様々な背景があるものです。
「一人になりたい」時の特徴とは?
それでは「一人になりたい」と感じる時の特徴を、もっと具体的にみていきましょう。
1:子育てに追われて疲れた時
結婚して子供が生まれると、特に女性は主婦として育児に追われる毎日になります。子供が小さいほど手がかかるので、育児にかかりっきりになり、子供が大きくなってくると、仕事や家事との両立でストレスが溜まりやすいです。また、気分転換が難しく疲れが溜まるため、「一人になりたい」と感じることが増えるといえます。
2:恋人と喧嘩をしている時
「一人になりたい」と思うタイミングとして多いのは、恋人との関係がうまくいっていない場合です。喧嘩や価値観の食い違いが発生した時、「一人になりたい」と思うことが多いでしょう。恋人と距離を取ることで、お互いが冷静になりやすいためです。
3:仕事でミスをして落ち込んでいる時
「一人になりたい」と思うタイミングとしては、仕事に関係した問題が起きた時もあげられます。特に仕事で失敗した場合、大きなストレスを受けて、「一人になりたい」と思うことがあります。そうすることで、じっくり反省したり、気持ちを切り替えたりします。
「一人になりたい」人の心理とは?
生活の中で、「一人の時間がないとつらい」と感じる人も少なくありません。では「一人になりたい」人はどのような心理状態にあるのでしょうか?
1:人間関係に悩んでいる
多くの悩みごとは、人間関係に起因しています。嫌いな上司や喧嘩してしまった友達、波長が合わない同僚… そんな悩みの原因となっている人から、ちょっと距離を置きたいと思うものです。そのため、人間関係に悩んでいる時は、「一人になりたい」と感じやすくなります。
2:ストレスが溜まっている
「一人になりたい」と感じる人は、ストレスが溜まっている場合があります。仕事や家事など、ストレスの原因からは距離を置きたいと感じるものです。ストレスから逃げて、一旦気持ちをスッキリさせたいという心理状態になります。
3:何をしてもつまらないと感じる
仕事をしていても、友人と遊びに行っても、恋人と一緒にいても、なぜだか楽しくないと思ってしまうことがあります。これはある種の飽きやマンネリ、倦怠期といった類のものといえるでしょう。そんな時は一人になって、自分のことを見つめ直したいと思うものです。
4:誰かに気を遣いたくない
職場で上司に気を遣ったり、恋人や家族に気を遣ったり… 誰かに気を遣うという行為は、精神的に非常に疲れます。一人になることができれば、誰かに気を遣う必要がなくなるので、気が楽になれます。
5:趣味に没頭したい
趣味の世界に没頭したいとき、男性は一人になりたがることがあります。というのも、ゲーム、アニメ、フィギュアなどの趣味の世界には、外野の人物は入れたくないという男性が少なくないからです。それは、たとえ相手が恋人やパートナーであっても同じです。
「一人になりたい」の伝え方は?
「一人になりたい」という気持ちを抱えていたとしても、常に一緒にいる家族や友人には伝えづらいものです。どのように伝えればよいのでしょうか?
1:「体調悪いんだよね」と言って、周囲と距離を置く
「一人になりたい」時には、体調を理由にするやり方がオススメです。こうすれば相手に不快感を抱かせることなく、距離を取ることができます。色々な説明をすることがない上に、周囲と揉める可能性もないので、誰とも話す気分になれない時には効果的です。
2:「一人になりたい時間やタイミング」を伝える
恋人に対しては、「一人になりたい時間やタイミング」をきちんと伝えるとよいでしょう。例えば、「平日、帰宅して数時間は、ひとりでボーっとしたい」「趣味に通っている時間は、放っておいてほしい」などと具体的に伝えることで、相手も気持ちを汲みやすくなります。
「一人になりたい」時にどうする?
「一人になりたい」と感じた時、単に誰もいない場所に行っても気持ちはモヤモヤしたまま… なんてことも。どのようにして自分の気持ちを対処していけばよいのでしょうか?
1:好きな食べ物を食べる
ストレスを解消するのにおすすめなのが、好きなものを思いっきり食べることです。その満足感と幸福感で、ストレスを忘れることができます。特に甘いものは脳をリラックスさせる効果があるため、効果的です。
2:塗り絵・パズル・数独など、熱中できる趣味
集中して一気にやりたくなるようなものに打ち込むと、それをやっている間は他のことを考えなくて済みます。つまり、悩みや不安から逃避行することができます。やり遂げたときには達成感も得られるので、ある程度、所要時間がかかるものがおすすめです。
3:布団にくるまって寝る
睡眠は脳に溜まったストレスを解消する大きな要素です。人に会いたくない、疲れたと感じた時は我慢せず、布団にくるまって思いっきり寝てみましょう。週末は目覚ましを掛けずに昼過ぎまで寝てみる、なんていうのもおすすめです。
最後に
いかがだったでしょうか? 「一人になりたい」という感情を抱く心理や、気持ちの伝え方をご紹介してきました。「一人になりたい」と思う瞬間は誰にでもあるもの。自分の気持ちに蓋をするのではなく、その原因を分析し、対処することが大切です。
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