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2021.02.26

できる大人として知っておきたい!「摘要」の正しい意味や書き方から類語・注意点をまとめご紹介

ビジネスシーンで帳簿を記載するときなど、「摘要」という言葉を目にしたことはありますか? なんとなく知っているものの、どんな意味や目的があるのか、知らない人も多いかもしれません。本記事では、「摘要」の意味や、帳簿の「摘要欄」へ記載すべき内容について解説します。

【目次】
「摘要」の意味や目的とは?
「摘要」の記載内容と簡略化する方法とは?
消費税改正後の注意点「摘要欄」の活用法
「摘要」の類語にはどのようなものがある?
最後に

「摘要」の意味や目的とは?

「摘要」とは、「大切なところを抜き書きしたもの」。帳簿では取引の内容をわかりやすくするために記載するメモのようなものです。本記事では、「摘要」の意味や似ている言葉、「摘要欄」へ記載すべき内容などについてご説明いたします!

(c)Shutterstock.com

「摘要」の意味や目的を解説していきます。

◆「摘要」の意味

「摘要」は、「てきよう」と読みます。意味は「重要な箇所を、抜き書きすること」。大切なところをかい摘んで箇条書きにするので、「摘要」を読んだことで本題の内容がわかります。

◆「摘要」と「概要」の違い

「概要」は、「がいよう」と読みます。「全体の要点をとりまとめたもの」という意味。長い内容の中から要点を示すことを表し、「摘要」と同じ意味合いを持っています。

違いとしては、「概要」は文書全体の内容を縮小したもの。「摘要」は要点のみ抜粋したものになります。そして、「概要」は主に文章形態で書かれますが、「摘要」は文章でも箇条書きでもOKです。「概要」の場合は、主に論文や、あらましをまとめた小説などに用いられる場合が多いようです。

◆「摘要」と「備考」の違い

「備考」は「びこう」と読みます。意味は「参考に書き添えること」です。「備考」は本文の中には書かれていないけれど、参考に補足で添えておくこと。「摘要」が本文の大事な部分を書き出すのと比べると、使用機会が少し変わります。

◆摘要を用いる目的

「摘要欄」と書かれているのを、伝票や帳簿で見たことがある方もいるのではないでしょうか? 後で伝票を確認した際、その金額を何に対して、いくら使ったかがわかるようにするためのものです。税務調査をはじめとする、外部チェック対応のためといった目的があり、確定申告などをしている自営業の方や、経理担当者にとっては欠かせない項目になります。

「摘要」の記載内容と簡略化する方法とは?

(c)Shutterstock.com

「摘要欄」へ記載すべき内容は具体的にどのようなもの? 記載内容や書き方を解説します。

◆「摘要」の記載内容や書き方

会計業務に携わったことがある人にとっては馴染みのあるものですが、帳簿や伝票には「摘要欄」があります。ここに書くのは、取引内容が具体的にわかるような事項。たとえば仕事上の飲食をした場合、「交際費」といった会計科目の「摘要欄」に、誰とどこの店に行ったのかがわかるように記載します。

「摘要欄」は「摘要」という言葉の意味のとおり、その部分だけを読めば内容が理解できるように、まとめて記入しておくための欄です。支払いの事実や経費性についての裏付けになります。領収書がなく、「適用欄」が無記入の場合、経費として認められないのが一般的。「摘要」に内容をしっかりわかるように記載し、領収書などを必ず保存することで、確定申告や税務署チェックの際にも安心です。

◆「摘要」を簡略化する方法

1回の取引で2種類以上の商品を購入した場合、取引内容に全ての品目を記載しなくても、経費に属するものであれば、「文房具など」としても問題ありません。また、小売業の仕入先で、継続的に取引があり、月締めで請求書を受領する場合、取引日毎に記載する必要はなく、締め日に合計金額を記帳して「○月分」とすることでもOK。取引先名には略称を用いることもできます。

消費税改正後の注意点。「摘要欄」の活用法

2019年10月1日から消費税率が引き上げられると同時に、軽減税率制度がスタートしました。収入については、標準税率10%なのか軽減税率8%なのかを区分して経理することが必要です。その際にも「摘要欄」が活躍してくれます。

仕入や諸経費に係る消費税の仕入税額控除については、当面の間(2019年10月1日~2023年9月30日)「区分記載請求書等保存方式」で記載をしなくてはなりません。区分記載請求書等保存方式とは、標準税率と軽減税率を区分して記載する帳簿と、その区分を明らかにしてある区分記載請求書等とを併せて保存するもの。

取引内容につき、軽減税率の対象である場合には記載する必要があるので、「摘要欄」にわかるように記入したり、スペースがなければ該当商品に印をつけ、欄外に「軽減税率対象商品」と明記しましょう。

「摘要」の類語にはどのようなものがある?

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「摘要」と類似していて、それぞれ文字の作りが似ている2つの言葉をご紹介します。

1:要約

「要約」は、「ようやく」と読みます。「文章の要点をとりまとめること」という意味。「摘要」のように大事なところを抜き出すのではなく、内容を流れに沿ってまとめるという点が異なります。

例文:教授の書いた長い文章と工程表を、端的に要約してくれた彼に惚れ惚れする。

2:要旨

「要旨」は、「ようし」と読みます。「述べられたことの大事な筋」という意味。「摘要」のように大事なところを抜き出したり、「要約」のように内容を論理的にまとめるのではなく、伝えたい内容の主旨をまとめることを表します。

例文:分厚い本の内容から作者の気持ちを読み解いて300字以内の要旨にまとめよう!

最後に

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類語もあわせて覚えることで、より理解が深まるのが言葉の面白さ。「摘要」という言葉は、経理に携わっていない人は目にする機会が少ないかもしれませんが、言葉の持つ意味をニュアンスも含めて把握しておくことで、役に立つタイミングが訪れるかもしれませんよ!

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