コロナ禍の不倫についてアンケート調査実施、キーワードは「ストレス解消」と「暇つぶし」
現在不倫を行っている既婚男女(35~60歳)180名を対象に、コロナ禍(2020年3月以降~12月)における不倫についてのアンケート調査を総合探偵社株式会社MRが実施。
新型コロナ流行後、リモートワークでのビジネスマンも増えているため、例年に比べて不倫行動がどう変化したのでしょうか。結果を紹介します。
Q1. 今の不倫相手とは、いつ頃から不倫していますか?(有効回答180名)
※コロナ禍:2020年3月以降、コロナ前:2020年2月以前
Q2. コロナ禍以前に比べて、夫婦仲は変わりましたか?(有効回答53名)
■夫婦仲が悪くなった理由
・家で顔を合わせる時間が長くなったから。
・食事を作る頻度が増え、ストレスになり喧嘩が増えた。
・基本家にいると喧嘩になる。
Q3. 不倫相手とどこで知り合いましたか?(有効回答53名)
不倫相手と出会ったきっかけについて、次の質問をしました。
Q4. 不倫相手と出会った経緯、交際に踏み切った理由を具体的に教えてください。
■夫婦仲が良くなった人の不倫理由(抜粋)
・リモートワークで暇なので、マッチングアプリを見ていたところ、気になる女性とマッチングし、仲良くなった。
・時間つぶしで利用したマッチングアプリで出会ってしまった。
■夫婦仲が悪くなった人の不倫理由(抜粋)
・新型コロナでテレワークになり、家にいる時間が多く、妻の愚痴もイラつく事が有り、職場の方と関係になった。
・コロナ禍でストレスがたまり主人ともうまくいっていなくて利用したマッチングアプリで出会いがあったから。
・UBEREATSの配達に来た人と仲良くなった。
アンケート結果から示唆されたこと3点
アンケート結果から下記の3点が示唆されました。
1. 不倫をしている人の中で、新型コロナ流行後(2020年3月)から浮気を始めた人は29%。
2. テレワークにより夫婦仲が良くなった人でも浮気を行っている。テレワークで余暇が増えた結果、暇つぶしに使ったマッチングアプリをきっかけとして浮気が始まっている。
3. 夫婦仲が悪くなった人は一緒にいる時間が増えてストレスが増え、ストレス解消のために不倫を行っている。
まず、不倫をしている人の中で、新型コロナ流行後(2020年3月)から浮気を始めた人は29%いて、コロナ禍前から不倫をしていた人は約7割と分かりました(Q1参照)。
テレワークによる夫婦仲の変化は、浮気をしている人であっても、仲良くなった人の方が多く約4割でした(Q2参照)。
夫婦仲が良くなった人の不倫相手と出会った経緯、交際に踏み切った理由を見てみると、暇が増えて暇つぶしにマッチングアプリを使ったなどの回答が特徴的でした(Q3、4参照)。
また夫婦仲が悪くなった人の理由は、「一緒にいる時間が増えてストレスが増えた」ことが特徴的な原因。ストレス解消のために不倫を行なっているようです。
以上の結果から、コロナ禍ならではの不倫形態として「ストレス解消不倫」「暇つぶし不倫」が行われていると考えられます。テレワークにより夫婦仲が悪化している方はもちろん、夫婦仲が良くとも1人の余暇が増えてしまうと、マッチングアプリによる不倫が始まってしまう可能性があるのですね。。
テレワーク中は適度に距離感を取りつつも、映画を見るなど一緒の時間を過ごし、1人での暇つぶしをさせないことが浮気防止のカギかもしれませんね。
【調査概要】
調査方法:事前調査を経てのアンケート回収方式
調査対象:現在不倫を行っている既婚男女35~60歳
回答数:180名
調査時期:2020年12月
調査協力:株式会社マーケティングアプリケーションズ
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