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2021.02.05

年齢にこだわることをヤメる… 人間性重視で結婚に至ったアラサーのリアル

年齢を意識しなくなったときに現れた年下男子と出会ったアラサー女子。デーティング期間から結婚までのエピソードをふまえて、年の差カップルについて考えてみます。〈アラサーライター エリの連載『国際結婚を叶えたアラサー女子』〉

アラサーライター エリ

【国際結婚を叶えたアラサー女子 #3】7歳年下のアメリカ人男性と結婚したアラサー女子

こんにちは! ハワイ在住、アラサーライターのエリです。

外国人男性と結婚したアラサー女性のリアルなエピソードをお届けする『国際結婚を叶えたアラサー女子』シリーズ。第3回目となる今回は、7歳年下の旦那様と仲睦まじい結婚生活を送るアラサー女子、Mちゃんのエピソードを紹介します。

これまでの記事はこちら

今では珍しくない年の差カップル。最近では女性が年上というパターンも増えてきましたよね。ちなみに皆さん、相手が年下の場合は年齢差までが許容範囲ですか?

私が住むハワイでは、年下の外国人男性と結婚した日本人妻も多く、10歳以上年下の旦那様を持つ女性も珍しくありません。先日出会ったアラフォーの日本人女性も、「結婚を諦めてアメリカに来たけど、まさか一回りも年下のアメリカ人男性と結婚して子供まで授かるなんて自分で自分にびっくり。人生何があるかわからないわね〜」なんて言っていました!

未だ年齢至上主義が残る日本と比べて、あらゆる面で非年齢至上主義を感じるアメリカ。それは恋愛面においても同様、交際する上で女性の年齢を気にする男性は少ないように感じます。

今回馴れ初めを話してくれた友人Mちゃんの旦那様も7歳年下のアメリカ人男性。交際当初は年齢差に悩むこともあったというMちゃんですが、年齢にこだわるのをやめた瞬間、全てが上手くいったとのこと。それでは、年下の旦那様とゴールインしたMちゃんのエピソードを詳しく見ていきましょう!

シアトル在住アラサーMちゃんのエピソード|出会いのきっかけ

(c)Shutterstock.com

誰もが知る日本の大手メーカーの海外営業部門で順調にキャリアを積んでいたMちゃん。学生時代にアメリカの大学に留学していた彼女は、30歳を目前に、「このまま日本にいてよいのだろうか? 一度海を飛び越えてチャレンジしたい!」と思い立ち、3年間おつきあいをしていた2歳年上の彼に「1年半で日本に戻ってくるから」と言い残してアメリカに旅立ちました。

語学堪能とはいえ、文化の違う国で働くことは大変なことだらけ。目の前の仕事に奮闘している間にあっという間に1年半が経ち、帰国のタイミングがやってきました。新しい環境で着実に結果を出し続けたMちゃんは、丁度仕事が楽しくなってきた頃。

「彼も日本で待っているし、このまま本帰国するべきか…?」と今後の進路について迷いながらも、彼と話し合うために一時帰国をしたMちゃん。

一方、そんな彼女の心情など知らなかった彼は、「結婚してほしい。海外赴任が決まったから一緒に来てくれないか?」と、Mちゃんの帰国早々ティファニーの指輪と共にプロポーズ!

彼を待たせていたことに罪悪感を感じていたMちゃんは、プロポーズを受けて本帰国することにしました。

嬉しいはずなのに、何故か心がモヤモヤするMちゃん。

果たして、自分のやりたいことを諦めて彼の駐在先に着いて行くことは正しい選択なのだろうか?」と何度も自問自答を繰り返したそう。

そして悩んだ挙句、「悩むくらいの結婚なんてすべきではない!」という結論に至ったMちゃんは、婚約を取り消してアメリカに戻ることを決意。

良縁は諦めた頃にやってくる?!

(c)Shutterstock.com

意気込んでアメリカに戻ってきたものの、寂しさにひしひしと襲われていたMちゃん。30歳という年齢に焦りを感じていたのもあり、新たなパートナー探しに奮起するも、体目的や自分勝手なアメリカ人男性に出会うことが多く、上手くいかない日が続いたとか。

「もうパートナー探しは疲れたから辞めよう…」と諦めかけたそのとき、一緒に住んでいたルームメイトがMちゃんを会社のパーティーに招待。そこで出会ったのが現在の旦那さん、D君でした。

その後、ルームメイト交えてD君と食事に行くことになり、Mちゃんが「来週引っ越しを控えている」と言ったところ、トラックを持っていたD君が引っ越しを手伝ってくれることになりました。自分勝手な男性に振り回されて疲れていたMちゃんは、テキパキと快く引っ越し作業を手伝ってくれた彼に、頼もしさと優しさを感じ惹かれ始めたとのこと。

そしてそれ以来、定期的に食事や趣味のサーフィンを通して仲を深めていった二人。

きっかけがない限り相手に年齢を聞かない(と言うか気にしない?)アメリカの文化。MちゃんもD君もお互いの年齢を知らずにデートをしていたそう。

そんなある時、D君の身分証明書を見る機会があり、彼の実年齢(当時23歳!)を知ったMちゃん。まさか7歳も年下だとは思っていなかったMちゃんは、自分の年齢を彼に告白。

Mちゃん「実は私、今30歳なの…」

D君「そうなんだ〜♪」

と、年齢のことなど気にも留めないD君。「今、ちゃんと私の話聞いてたよね?!」と疑問を抱きつつ、取りあえずもう少し様子を見てみることにしたとのこと。

大切なのは年齢より人間性

(c)Shutterstock.com

デーティング(恋人になる前のお試し期間)2ヶ月後に、D君から「正式に恋人になりましょう」と言われ真剣交際がスタート。

当時30歳だったMちゃんは、7歳年下のD君に対して「彼は結婚を意識しているのだろうか…?」と不安に感じる瞬間も多かったとか。

ただ、D君のことを知れば知るほど、「若いけどしっかりしている年下の男性」から「人間的に尊敬できる頼もしい存在」に変わっていくのを感じ、年齢にこだわらず二人の関係性を大切にすることにしたMちゃん。

実はD君自身、若いなりに「次つきあう人とは結婚したい」と考えていたそう。そして交際から2年が経った頃、仕事の関係でシアトルに引っ越すことになったD君は、

一緒についてきてほしい」とMちゃんにプロポーズ。見事ゴールインしたお二人でした♡

「初めから彼の年齢を知っていたら、恋愛対象外になっていたかも…」と語るMちゃん。彼女がD君と出会って学んだことは、

ボーダーラインは自分で引かない
重要なのは、年齢ではなく人間性

ということ。

確かに、年上だから“経験豊富で包容力がある”とは限らないですよね。年下でもしっかりと自立している人はたくさんいます。

実際、日本で婚約破棄をした彼は、2歳年上だったにも関わらず幼さや頼りなさを感じる瞬間が多かったそう。一方、7歳年下のD君は、仕事に誇りを持ち、思いやりや頼もしさを感じる瞬間が多く「この人となら一緒にやっていける」と確信できたといいます。

* * *

いかがでしたか? 年下の男性との出会いがあっても、「若いから結婚する気がない」「若い男性が私のことなんて本気にするはずがない」なんてネガティブな思考にとらわれてチャンスを逃している方もいるのでは?

もちろん年齢で女性を見る男性もいますが、女性の「生き方」や「人間性」をしっかりと見てくれる男性こそが一生良好な関係を築けるパートナーなのかもしれません(逆も然り!)。

Age is just a number(年齢はただの数字)

いくつになっても年齢を肯定的に捉え、恋愛も仕事も思いっきり楽しんでいる女性には自然と素敵な男性が集まってくるはず♡

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TOP画像/(c)Shutterstock.com

アラサーライター エリ

ハワイ、ホノルル在住。現地マーケティング会社にてホテルや大手ショッピングモールなどのPRに従事した後、独立。現在はフリーランスとしてPRや翻訳業務に携わる。趣味はヨガとカイルアビーチでカヤック。

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