ライター・安本由佳が悩める女性の人生にアドバイス♡<働く女性のお悩み相談室#31>
こんにちは、ライター・安本由佳です。
およそ1年前から、Instagramのストーリーズでお悩み相談を受けています。
私自身すべての「正解」を知っているわけではありませんが、相談者さんの立場に立って真摯に考え発信し続けたところ、連日たくさんのお悩みが届くようになりました。
Oggi.jpでは、いただいたお悩みの中から、ぜひ皆さんと共有したい内容をピックアップ。一緒に答えを探していきます。
前回記事:『義母がケチ… 裕福なのに入学祝もくれない姑とどう付き合う?<働く女性のお悩み相談室#30>』
お悩み相談は、現在もInstagramのストーリーズで受け付けています(匿名も可能)。真剣な相談内容には、種類を問わず可能な限りすべて答えます。
さて… 今回みなさんと一緒に考えたいお悩みはこちら!
上司から身に覚えのない叱責を受けて自信喪失…
お悩み:仕事で自信がなくなりました。自分ではチームや同僚のことを一番に考えていたつもりが、上司から「後輩の世話をしていない」「自分のことしか考えていない」などと言われ…。それからというもの、嫌われているのかも、とか誤解されていないかとか、周囲の反応ばかりが気になり疲れてしまいました。会社に行くのが苦痛です…。
相談者さんは、少なくとも自分なりにチームや同僚のことを考えて仕事をしていらしたんですよね。
それなのに上司から「後輩の世話をしていない」とか「自分のことばかり」などと言われてしまった。これは完全に誤解です。
相談者さんは反論されなかったのでしょうか。
古い風土の企業だと、もしかしたら立場が上の相手に言い返すのは御法度! と刷り込まれているのかもしれません… それでも事実に反することは「違う」と言わなきゃダメ。
黙っていてもわかってもらえる、なんてことはありません。主張しなければなかったことにされてしまう。我慢せずに言うべきことは言いましょう。
仕事上の注意と「好き・嫌い」は別モノ
一方で「嫌われている」というのは、相談者さん側の誤解だと思います。
上司はあくまで仕事上の注意をしただけです。相談者さんに好意も悪意も、個人的な感情は抱いていないはず。もちろん仕事に私情を持ち込む人もゼロではないので断言はできませんが… それでも相談者さんは仕事の話だと受け取っておけばいい話。
その前提の上で、相談者さんもできる限り私情を挟まず、冷静に事実確認をしてみてはどうでしょうか。
上司が苦言を呈してきたのは何かしら問題があったから。「自分勝手」と受け取られてしまう出来事があって、その解決のために話をしています。もちろん相談者さんはそんなつもりなく、誤解なわけですが…。
なのでまずは詳細を確認し、行き違いがあれば説明をして、今後はトラブルにならないよう対策を考えられたらいいですね。
恐れず主張することで、上司とも同僚とも良いコミュニケーションが築けることを祈っています。
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ライター 安本由佳
慶應義塾大学法学部法律学科卒 化粧品メーカー広報、損害保険会社IT部門で勤務したのちフリーランスへ。 2015年に軽井沢に住まいを移し、ホテルやカフェのPRに従事するほか、軽井沢暮らしを紹介するコラムを連載中。2016年〜2020年1月 東京カレンダーWEBにて執筆。2020年10月15日 講談社文庫より初書籍「不機嫌な婚活」発売。現在Amazonにて販売中。