ライター・安本由佳が悩める女性の人生にアドバイス♡<働く女性のお悩み相談室#30>
こんにちは、ライター・安本由佳です。
およそ1年前から、Instagramのストーリーズでお悩み相談を受けています。
私自身すべての「正解」を知っているわけではありませんが、相談者さんの立場に立って真摯に考え発信し続けたところ、連日たくさんのお悩みが届くようになりました。
Oggi.jpでは、いただいたお悩みの中から、ぜひ皆さんと共有したい内容をピックアップ。一緒に答えを探していきます。
前回記事:『自然消滅した元彼から連絡が… 復縁したい場合の戦略は!?<働く女性のお悩み相談室#29>』
お悩み相談は、現在もInstagramのストーリーズで受け付けています(匿名も可能)。真剣な相談内容には、種類を問わず可能な限りすべて答えます。
さて… 今回みなさんと一緒に考えたいお悩みはこちら!
ケチすぎる! 義母に入学祝をスルーされた
お悩み:義母がケチすぎて嫌いです。裕福なのに会いに行っても孫にお小遣いもくれないし、国立小学校に合格した長男への入学祝すらなくて… 今後も付き合い続けなければいけないと思うとうんざりします。
孫が会いに行ってもお小遣いをくれない。小学校の入学祝もなかった。
相談者さんにしてみれば、この2点にとどまらず、おそらく普段から細々と気になることがあるのだと思います。
しかしながら「ケチすぎる!」と憤るのはどうでしょう。
確かに、お小遣いはともかく小学校の入学祝に関しては、一般的に親族間で贈り合う家庭が多いのかもしれません。ただそれはあくまで贈る側の厚意ですよね。受け取る側が催促するものではない。
いただけばもちろん有り難いけれど、贈られなかったからといって不平不満を言うのはちょっとお門違いではないかな… と感じてしまいました。
また「裕福なのに」という指摘も、義母の立場になってみればなかなかに理不尽です。
家庭の経済状況なんて外から見ているだけではわからない。裕福に見えていたとしても、仮に実際に裕福であったとしても、それぞれの事情があるものです。
そもそも、たとえ親族であっても他人が口出しするトピックではない、とも思います。
うまく付き合うコツは「常識」を強要しないこと
冒頭から正論を述べてしまいましたが…「入学祝くらいくれてもいいのに」と感じてしまう相談者さんの気持ちもわからなくはありません。
他でもない、かわいい孫なんですしね。
ただ「価値観」も「常識」も人によって違うんです。これはもう、どうしようもないこと。親族でも家族でも、どれだけ気の合う友人や恋人でも、まったく同じ価値観の人なんていません。
理解できないことを「どうして?」「なんで?」と考えこんだところで答えは出ないし、自分の「常識」を他人に強要すればするほど自分が辛くなります。
結局のところ、誰であっても「人は人、自分は自分」のスタンスで向き合うのがストレスフリーな人付き合いのコツではないでしょうか。
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ライター 安本由佳
慶應義塾大学法学部法律学科卒 化粧品メーカー広報、損害保険会社IT部門で勤務したのちフリーランスへ。 2015年に軽井沢に住まいを移し、ホテルやカフェのPRに従事するほか、軽井沢暮らしを紹介するコラムを連載中。2016年〜2020年1月 東京カレンダーWEBにて執筆。2020年10月15日 講談社文庫より初書籍「不機嫌な婚活」発売。現在Amazonにて販売中。