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2021.01.27

そうだったの?「三々五々(さんさんごご)」の意味・由来・使い方とは? 類語についても知っておこう

「三々五々」という四字熟語の意味を知っていますか? ニュースや新聞などで見かける言葉で、かしこまった印象を与えることができます。本記事では、「三々五々」の正しい意味や使い方について、例文を用いて解説します。

【目次】
「三々五々(さんさんごご)」の意味や由来とは?
「三々五々」の使い方を例文でチェック
「三々五々」の類語にはどのようなものがある?
「三々五々」の対義語にはどのようなものがある?
最後に

「三々五々(さんさんごご)」の意味や由来とは?

(c)Shutterstock.com

はじめに「三々五々」の言葉の意味と由来を解説します。

◆三々五々の意味

「三々五々」は、「さんさんごご」と読みます。「三人、五人というような小人数のまとまりになって、それぞれ行動するさま」という意味。たとえば、「三々五々集合する」は、「数人ずつでかたまりながらぼちぼち集合する」、ぴったり時間に合わせて全員が集合するのではない、という意味合いを含んで使われます。

◆三々五々の由来

中国古典に出典があり、正しくは「三三五五」と書きます。李白の漢詩『採蓮曲』の中に、蓮の花を摘む女性の近くの楊の木に男たちの姿があちらに三人、こちらに五人と見え隠れしているという情景を詠った場面、「三三五五」が書かれた一節があります。「三五」を繰り返した熟語が「三三五五」となり、一般的に「三々五々」と書くようになりました。

また、「三々五々」の語源として、「三五」という漢語表現がもとになったという説明がある辞書もあります。「三五」とは、「あちらに三つ、こちらに五つとかたまってある」ということをたとえて「ところどころに散らばる」という意味。万葉集や、夏目漱石などの古典文学に「三五」の表現が登場していますよ。

古来から日本では「三」が吉数とされており、それを重ねた「三三」は縁起の良い言葉であるといわれています。結婚式における儀式の「三々九度」などにも「三々」が使われていますよね! しかし、縁起の良い数字の意味としての「三々」は、「三々五々」には含まれていません。「連れだって散らばっている」様子を表しています。

◆三々五々を略した言い方

「三々五々」は「々」を略して「三五」と使われることがあります。意味は変わらず「あちらに3人ほど、こちらには5人ほど」と「人や物がまばらに散っている様子」の意味。ただ「三五」は九九(掛け算)の「三五」と言い方が同じですので、「三々五々」と使う方が分かりやすいでしょう。

「三々五々」の使い方を例文でチェック

(c)Shutterstock.com

「三々五々」の使い方を例文でチェックしていきます。日常的には、飲み会などの集合や解散時に、これは「3〜5人くらいずつで集まる」「3〜5人くらいずつで帰る」といった使い方が多いでしょう。

1:「会社の全体飲み会は、毎回15分前くらいから三々五々集まり始める」

2:「あのカフェには、三々五々おしゃべりをする人々の姿が絶えない」

3:「コンサートが終了すると、観客は余韻を残しながら三々五々帰っていった」

「三々五々」の類語にはどのようなものがある?

(c)Shutterstock.com

「三々五々」の類語をご紹介します。

1:「三々両々」

「三々両々」は「さんさんりょうりょう」と読みます。「3人や5人といった少人数のまとまりになって行動するさま」、「あちらこちらに散らばっている様子」の意味。「三々五々」と同義であり、「両々」には「あれとこれも、両方とも」という意味があります。基本的には「三々五々」が使われることが多く、あまり「三々両々」は使われていません。

2:「ちらほら」

「ちらほら」は、「あちこちにまばらにある様、たまにある様」という意味。ちらほらも「三々五々」と同様に副詞であり、「ちらほらと」と使われることが多くなっています。

3:「ぽつぽつ」

「ぽつぽつ」は、「あちらこちらにある様」「少しずつある状態になる様」という意味。「3〜5人」といった人数の指定もなく、人が途切れながら集まってくる様子を表します。たとえば「ぽつぽつと集まってきた」というと、かなり少ない人数が間を空けて集まってくるイメージですよね。

「三々五々」の対義語にはどのようなものがある?

「三々五々」の対義語をご紹介します。

1:「一同に」

「一同に」は、「居合わせた全ての人・全員」という意味。「そこにいる人全員」という意味合いで「社員一同」「スタッフ一同」というような使い方をします。

2:「一斉に」

「一斉に」は、「全部がそろって同時する様」という意味。子どもの頃によく言った「いっせーのーせ」の「いっせー」は「一斉」が由来なんですよ! 「みんな一緒に」「全てが同時に」といった意味で使われます。

3:「勢揃い」

「勢揃い」は、「多くの人が一ヶ所に集まること」という意味。「一ヶ所に集まる」ことを強く表した言葉で、この場合どれだけの数の人が集まっているかは含まれず、多くの人が集まっているといったニュアンスです。しかし、「お偉いさんが勢揃いしている」などと使われると「会社の上層部全員」といったニュアンスになります。

最後に

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いかがでしたか? 「三々五々集合してください」と言われたら、数人ずつでかたまりながらぼちぼち集合してくださいね、という意味になりますよ。頭の片隅に置いておいてくださいね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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