山井梨沙さんってどんな人?
新型コロナウイルスの影響で、自宅でキャンプを楽しむ「おうちキャンプ」や「べランピング」という言葉が、一気に普及した今年。自宅でも使えるおしゃれなキャンプグッズや、密接・密集を避けられるキャンプ場の人気が急上昇。
この日本で巻き起こる空前のキャンプブームをけん引するのが、アウトドアメーカーの「スノーピーク」。機能性とデザインを兼ね備えた商品で、男女問わず全国各地のアウトドア愛好家を魅了している。
今回ご紹介するのは、そんな「スノーピーク」の3代目社長を務める、山井梨沙さん(33)。
−−「スノーピーク」3代目社長になった理由は?
「スノーピーク」創業者一族の長女として生まれ育った山井さんは、幼い頃から父に連れられ、毎週末キャンプをして育った。自然の摂理や判断力、そして人間関係など、大切なことはすべてキャンプから学び、一般採用試験を受けて「スノーピーク」に入社。
“アウトドアメーカーのアパレルは絶対にコケる”と言われるなか、服飾系の大学で学んだ経験をいかし、過去に2度の失敗を経験したアパレル事業を再興。5年で年間売上高およそ20億にまで育て上げた。
そして今年3月、先代である父から受け継ぎ、東証一部上場企業の中では飛び抜けた若さで社長に就任。
山井梨沙さんの「7つのルール」
さて、そんな彼女が「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1. 初めての仕事相手とは焚き火を囲む
社長に就任してからも、自らの足で全国各地を訪れている彼女。初めての仕事相手とは、焚き火を囲んで打ち解けあうのがお決まり。
■2. 毎朝、出勤途中に神社を通る
彼女が毎朝出勤途中に必ずすること、それは、神社を通ること。境内の緑を抜けることで、気持ちを落ち着かせて会社に行けるそう。
■3. 服を作るときは「生地」から決める
いまでも服を作り続ける彼女のこだわりは、デザインよりも生地から決めること。生地の魅力が最大限に活かされた機能的な服を作る。
■4. 寝る前に「静かなるドン」を読む
寝る前に漫画『静かなるドン』を読むのが彼女の日課。主人公と境遇が似ていて、その仕事ぶりが参考になるのだとか。
■5. 職人に会うときはひとりで
上場企業の社長でありながら、職人に会うときは必ず一人で会うのがルール。企業としてではなく、人として付き合いたいから。
■6. 新潟・東京で二拠点生活する
本社のある新潟と東京の二拠点で生活を送るのが彼女のスタイル。異なる価値観に触れることで視野が広がり、可能性も広がっていくと信じている。
■7. 父に助けを求めない
全国各地のファン、450人を超える社員と、背負うものが多い彼女。側には会長となった2代目の父はいるが、父に助けを求めないのがポリシー。その土台となっているのは、幼い頃父に連れられたキャンプの経験。自分で考え、進む道を選んでいきたいという。
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次回の「7ルール」の放送は、12月29日(火)よる11時10分~。主人公は、YouTubeチャンネル登録者数75万人、テレビ出演330本以上にのぼり、2020年のエンタメ界を席巻! 流行語大賞をはじめ、数々の賞を受賞し今年を代表する「芸能人」となったフワちゃん。
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