理想にとらわれすぎ!? 結婚相手に求める条件を見直してみて
こんにちは、アラサーOLのタケ子です。絶賛婚活中の私は先日、独身男性を紹介してもらおうと思い、仲の良い既婚男性社員に連絡。「好きなタイプは?」と聞かれたので、いくつか出したところ「それ昔でいう、3高じゃん!」って言われちゃったんです(汗)。
3高とは高身長、高収入、高学歴の3つを合わせもった男性のこと。80年代に流行った言葉で、当時の流行語にもなりました。私がそうだったように、自分自身では気づいていないけれど、未だに3高を理想とする女性って多いのではないでしょうか。
令和となり、ウィズコロナの時代になり、状況も変わっていくなかで、3高の男性を理想のタイプとしてよいのか? 婚活中の私が考えてみました。
◆高身長じゃなくてもいい♡
身長の高い男性、憧れますよね。身長は180cmくらいを想像するでしょうか。手足も長くて、どんな服装も格好良く決まってみえます。しかし、街中を歩いてみると、高身長の男性ってそれほど見かけないですよね。少ないからこそ、理想のタイプと言えるのかもしれないですが、そんな少ない方たちをあえて探す方が時間がかかります。
それに、男性が背が高く、女性の方が彼より背が低いカップルをよく見かけますが、これって誰が素敵だと決めたのでしょう。女性と同じくらいの背、または彼の方が身長が低くても幸せなカップルを私は知っていますし、芸能人カップルにもいますよね。
背の高いということが男性のすべてではないはず。見かけだけに捉われていたら、あなたを大事にしてくれる人を見逃すかもしれないわよ。私は自分より身長の高い男性を求めるクセはもうやめにしようと思いました。
◆高収入じゃなくてもいい♡
私が婚活を始めた頃、理想の男性の希望年収額は600万円以上と考えていました。
ですが、さまざまな男性に会ったり、つきあったりしていくうちに気づいたんです。平均年収が400万台の日本なのに、年収が600万以上の男性を見つけるってかなり難しいことだと。しかもその男性のなかでルックスや性格が良い人は、若くして結婚している確率が高い。婚活市場の、ごくわずかな可能性と出会いに賭けて、1年以上を費やすのは自分には向いていない。というか、婚活中の自分がもったいない気がしたのです。
そこで私は考えを変えました。夫の収入だけでなく世帯収入、つまり自分の年収も加えた額で見てみようと。
共働きカップルが増えている昨今。私も結婚後は仕事を続けていくつもりなので、将来の夫と2人で頑張れば、希望世帯収入の600万を目指せるのではないかと思いました。
◆高学歴じゃなくてもいい♡
高い学歴を持つ方は、就職先の選択肢が豊富にあるでしょうし、たくさんの知識を持っていて頼りになるといったことから、結婚相手に求める条件として長らく候補に挙げられていますよね。
しかし私の職業柄、たくさんの女性から恋愛話を聞くのですが「高学歴でも仕事ができない、気を遣えない」などの意見もちらほら聞くんですよね。
ましてやこのコロナ禍で大手の会社でも希望退職者を募っていたり、リストラを宣告されたりするケースが多い時代です。高学歴の彼がクビ。そんなことが起きてもおかしくありません。
婚活相談所では、最近は一緒にいる時の優しさやユーモア、家事や料理ができるかなど、人間力や生活力がある男性が人気だと聞きました。優しくて、積極的に掃除をしてくれる男性の方が結婚した後も、なんだか安心ですよね。私もそんな旦那さんがいいな♡
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結婚相手の男性に求める条件、あなたはどうですか? 確かに3高と言われるハイスペ男子には憧れます。憧れたくなる気持ちもわかります。でもね、世の中にすべてを満たしている男性ってほぼいないの。大切なことは、あなた自身が相手に何を求めるか知ること、だと思います。
自分が結婚後の姿を想像してみて、これは大事だなという点をいくつか書き出してみください。たとえば、食の好みが合うか、インドアなのか、休日をどんな風に過ごしたいのか。理想のタイプから、現実的な暮らしに頭をシフトして、将来の生活をイメージしてみると、違った景色になってきませんか? 私は休日に日本酒を呑み交わしてくれる人がいいな。
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OLライター タケ子
恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪