ITベンチャー社長が語った、大人の恋愛感
様々な恋愛模様から見えてくる男女の本質を研究中のサラリーマンライター・パピコです。
今回はデキるモテ男のリアルな本音… 女性は耳が痛くなるような内容となりますので、ここから先を読み進められる勇気がある方のみ、スクロールをお願いいたします。
華やか系アラサー友人S子の紹介で出会った起業家男性Cさん。
40歳という年齢を感じさせない爽やかさ、体型はスラっとしていて180cmと長身。IT系企業の社長で、カジュアルスタイルでしかお会いしたことがないけれど、スーツ姿もこれまた素敵なこと間違いなし。いつでも優しくて紳士的。とても優秀な方なのに、偉ぶる素ぶりは一切なく、ついつい頼りたくなるような優しい雰囲気。まさにパーフェクトなメンズなわけです。
そんな彼と、とある日のパーティ後、景色の良い青山のバーでの4名で飲み直した際のトピックス。
輝いていた元カノは30歳過ぎると帰ってくる…?
「30歳を過ぎると、元カノはね、帰ってくるんだよ…」
え、どういうことですか…? パピコは聞き返す。
「向こうから、連絡が突然がくるんだよ」
25-26歳くらいで結婚後、出産をすると、33歳辺りになるとママ歴も7年生、子どもは小学生に。まだまだエネルギーがある年齢にもかかわらず、旦那様からは女性としてみてもらう機会も少なくなり、子育てをする日常の中で、女性の心にはモヤモヤと溜まっていくものがあるのだとか。
一方、起業家男性Cはイベント等でも登壇をするような方。インターネット検索では、自社サイト以外にも名前がヒットし活躍ぶりがわかる。そんな彼に、ふとしたきっかけで連絡をする、それが“帰ってくる元カノ”なんだとか…
3回目のセックスで女性への夢が覚める…
「“帰ってきた元カノ”ともちろん会ったり、時には関係を持ったりすることもあるよ。最初は憧れや、昔の思い出もあって、感情が高ぶって… でもそれも3回目の夜までかな」
「3回目のセックスが終わった辺りから『あれ、本当にこの子のこと好きなのかな?』と思いはじめちゃうんだよね。全員が、昔みたいに綺麗なわけじゃないし… でもね、その頃には大体の女性は気持ちが高ぶってしまうんだ…」
カラダ目的の男性は3回くらいのセックス後に女性を捨てる… とは昔からよく言うけれど、本当にそうなんだとパピコは内心で頷く。
好きだった気持ちや、昔のイメージがあり誘われると恋がはじまることもあるのだとか。でもだんだんと気持ちが冷めてきて、一方で女性側が燃え上がってしまって家庭を顧みない行動を取ることもあるのだそう…。
ハマってしまったストーカー化する人妻の例:K子の場合
数年前、京都へ出張の日、起業家男性Cさんと“帰ってきた元カノ”=34歳人妻K子とのLINEでのやり取り。二人はK子からの連絡で関係が始まったいわゆるW不倫の仲。セックス回数は3回辺りだった頃のこと。
人妻K子:今日は京都まで出張大変だね〜 どこのホテルにしたの?
起業家C:いつも通り、都ホテルだよ〜
人妻K子:そうなんだ! お仕事頑張ってね! また夜連絡して!
そんなたわいもないやり取りをLINEで交わしていた二人。Cさんが仕事や会食を終え、ホテルの部屋に帰ろうとした… そのとき、フロントに見覚えのある女性の姿が。なんとスーツケースをもったK子だった。K子は満面の笑顔で、起業家男性Cさんに近づいてきてひと言。。
「来ちゃった! 驚かせてごめんね!!」
K子は起業家男性Cさんの気持ちが離れてきていることに察して焦ったのかもしれない… 起業家男性Cさんは、このホテル事件を期に、K子と距離を置き始めた。Cさんの理想の相手は、自分の家庭を崩すことなく、恋をしたい気持ちだけを満たしてくれる相手。K子は最も大事なバランスを崩しかける行動を起こした。
ちなみにストーカー化した彼女は元CA。容姿端麗で、大手日系金融企業に勤める旦那様をもつ一見順風満帆な生活を送る。しかし、K子なりに想いがあり、起業家男性Cさんに“帰り”、そしてハマってしまったのだろう。
Cさんも、K子と距離を置いたので、彼女のその後は知らないと言う。しばらくはしつこくLINEがきたそうだけれど、ある日を境にぷっつりと連絡がこなくなったそう。
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昔の“自分の男”で、“何でも許してくれる”ような男性に帰って行くときには、女性側もハマりすぎないように要注意…! パピコは自分によーく言い聞かせました。
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サラリーマンライター パピコ
東京都内で働くアラサーサラリーマン。日々仕事に謀殺されながらも、周囲の人々に抱くフラストレーションを、かえって楽しめる技をもつ。
アラサー女性の周りに良くいる多種多様な人物をパピコ独自の目線でつづります。
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