ミニマリストの【基本】について知っておこう!
ミニマリストのコーデにはメリットがいっぱい! 毎朝の何気ない服選びですが、迷ったり悩んだり妥協で選んだり…。いざ外出してから「コーデに失敗した」と、後悔することもあったかもしれません。毎日のこと、小さなことですが、意外とストレスに感じている人も多いもの。はじめに、ミニマリストコーデのメリット・デメリット、そして、向き・不向きを確認してみましょう。
〈POINT〉
・ミニマリストの『メリット』
・ミニマリストの『デメリット』
・ミニマリスト的『服選びのポイント』
◆メリット・デメリットは?
世の中の“情報”もそうですが、あふれて選択肢が多すぎると思考が追い付かず、一つを決めるのにも時間がかかります。ものごとをシンプル化して“労力のエコ”を。
ミニマリストとは
持つものを必要最小限にすること。ストレスに感じる“無駄”を工夫して省くこと。その意識を暮らしに取り入れることで、自分にとって何が大切で何が必要かを、改めて知るきっかけにもなります。
ミニマリストのメリット
・洋服の収納が小スペースで済む
・衣替え不要
・洋服の買い替えも大幅減
・コーデがすぐ決まる
・コーデ選びへのストレスを削減
・時間とお金を有効に使える
・気分の上がる服だけになる
・洋服の管理が簡単にできる
・忘れ去られる服がなくなる
ミニマリストのデメリット
・流行を追わなくなる
・色んな洋服を持てない
・いつも似た雰囲気のコーデになる
・こまめに買い物ができない
・コーデを選ぶ楽しみがない
デメリットがストレスに感じる人には、不向きかも知れません。自分にとって、何が好みで何がストレスなのか… で、感じ方が分かれるところですね。
◆服を選ぶときのポイントは?
断捨離からはじめる
まずは「たられば服」に別れを告げ、クローゼット内の断捨離を。
次に『ミニマリスト』として、残すべき洋服のポイントを紹介します。
ミニマリストが選ぶ服のポイント
・基本は“オールシーズン服”を意識
・夏限定、冬限定の服は、割合を決めると増えすぎない
・ボトムは冬限定生地を選ばないのがコツ
・きれいめにもカジュアルにも着られる服
・流行に左右されない服
・どんな服にも合うベーシックな色
・気分が上がる服
※普段どこに出かけて、どんな系統のコーデが自分に必要なのか、事前に書き出してみると選びやすい。
※中には「旦那さんと共有している服もある」という人も。
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ベーシックな【トップス・ボトムス】とは?
さっそく、シンプルで着まわしやすいトップス・ボトムスから紹介していきます。秋冬版“流行に左右されないオールシーズンもの”です。「好みに合ってる」「参考にしたい」というコーデをチェックしてみてくださいね。
〈POINT〉
・洋服選びの“MY条件”を再確認する
・どのアイテムが何着あれば着まわしやすいかを確認する
・服の買い物が減る分、質のいいものを長く着てコスパUP!
・何かを参考にしても、必ず“自分の好み”を優先する
・“着たときに気分が上がる服”だけを選ぶ
◆秋冬のトップスに欠かせない『黒ニット』
毛足の長い素材感なら、ベーシックカラーもひと味違う表情に一変。奥行きのあるグレーがきれい色とも好相性。
◆どんなコーデにも万能『青デニムパンツ』
青デニムなら、上品なカーディガンにも好相性。ステッチやヴィンテージ調のボタン使いなど、凝ったディテールでシャレ感が高いツイード風カーディガンもジャケット感覚で着こなせる。
◆働く女性におすすめ『ワイドパンツ』
センタープレスが入ったワイドパンツはオフィスコーデにもぴったり。トップスをタックインして、足元はパンプスで肌見せを意識すればもたつかない。
◆レイヤードにも大活躍『白シャツ』
“華奢な女性”を印象づける、オーバーサイズのシャツ。スキニーと合わせてメリハリをつくったり、ニットとのレイヤードにできたりと使い回しも可能。清潔感ただよう白トップスは常備しておきたい。
◆クールさ際立つ『ネイビーシャツ』
シックなスタイルに重宝する黒やネイビーのシャツ。スッキリしたシルエットなら、パンツやスカートにインしてスタイリッシュに。黒やネイビーのトップスも一枚あると便利。
【キツくない顔】代表メイクの作り方… マストアイテムからコーデまで
◆『カットソー』もベーシックなカラーを
カットソーはどんなボトムにも合わせやすいベーシックカラーをチョイスして。「傷みやすいトップスはローコストに抑える」と割り切るのも手。
◆かっこよくキメすぎない柔らかさ『薄手ニット』
秋から春まで使える薄手ニットは、一枚持っておけば着まわせること間違いなし。こちらもベーシックカラーを選んでみて。
◆大人っぽいのは『マキシ丈スカート』
大人の女性に似合うスカートでおすすめなのは長め丈。スニーカーもパンプスもブーツもおしゃれに決まる。動きやすさのチェックも忘れずに。
◆『黒ニットワンピ』はきちんとシーンにも◎
「時短コーデ」と言えば、ワンピース。きちんと感ただよう黒ワンピなら、ちょっとしたお呼ばれにも違和感ありません。
冬のきれいめ【レイヤードコーデ】
冬のコーデで悩むのは寒さ対策のレイヤード。重ね着すると着ぶくれして、カジュアル感が強まることも。ミニマリストのコーデにおすすめなのは『長めカーディガン』。パンツもスカートも、縦長効果できれいめに。
〈POINT〉
・着脱できる“羽織りもの”が便利
・ベーシックカラーはお約束
・カーデ以外の、絶対おすすめなアイテムも必見!
◆『ロングカーデ』はコーデのまとめ役としても活躍
ロゴカットソーとカラーパンツの快活な装いは、グレーのカーディガンで柔らかくまとめて。ざっくりとしたグレーのカーディガンが秋らしさを牽引してくれる。
◆揺れ感が女らしい『プリーツスカート』
ニットとスカートの異素材が生むメリハリも、おしゃれのポイントに。フレアスカートが苦手な人は、広がり抑えめのプリーツスカートがおすすめ。大人っぽい細プリーツを選んで。
◆『ワイドパンツ』の大人カジュアル
ざっくりカーデ×ワイドパンツ。黒で締めて、クールなニュアンスに。
◆『黒デニム』にきれいめをON!
シャツとニットを白で統一したモノトーンコーデ。黒デニムなら注目のショートニットも気負いなく取り入れられ、グッと新鮮に。
◆“大人の余裕”ただようレイヤードスタイル
ゆったりとしたプルオーバーにシャツをレイヤード。ローファーを合わせれば手抜き感を払拭できる大人の着こなしに。
◆ミニマリストに“絶対おすすめ”なアイテム
1枚でコーデが決まるシャツワンピースはミニマリストにおすすめ。着回しコーデを紹介します。
ばさっと着るだけでおしゃれが叶うのがワンピースのいいところ。程よい肌見せで抜け感も忘れずに。
ニュアンスカラーのリブレギンスをのぞかせて、コーデの鮮度を上げるのも◎
アウターとしてで羽織ることもできる。シャツワンピは、着まわしの対応力バツグンです。
◆今っぽいレイヤードも可能!
ロングワンピースは、ワイドパンツとレイヤードすると今っぽくなります。
ミニマリストにおすすめの【アウター】
アウターも同じく、きれいめにもカジュアルにも合うものが理想。ここで紹介するデザインは『長め丈コート』です。ロングカーディガンやシャツワンピにも合わせやすくておすすめ。
〈POINT〉
・スッキリしたシルエット
・シンプルなデザイン
・取り外せるフード付き
◆コートに余計な装飾はいらない
アウターこそ一着で十分。選ぶポイントは、シンプルでシュッとしたシルエットであること。取り外せるフードがついていれば、カジュアルニュアンスも即完成です。
さっそく、アウター選びのポイントを見ていきましょう。
◆テイストを変えられる2wayが便利!
中綿入りのダウンを裏返して着ると、ファー付きのグリズリーブルゾンに早変わりする2Way仕様のアイテム。ボリュームのあるコートだからこそ、背抜きでラフに着るのが鉄則。タイトスカートや赤小物で女っぽも忘れずに。
トレンド【コート】コーディネート21選|きれい色・チェック・Yライン・Aライン
◆薄着派には『ダウン』がおすすめ
ブルー×グレーの淡いまろやかな寒色コーデに、マルチカラースニーカーをプラス。冬でもあまり重ね着をしたくないという人は、一枚羽織るだけで暖かいダウンがおすすめ。
◆きれいめ大人コーデの定番『チェスターコート』
どんなテイストでも大人っぽくきれいめに決まるベージュのチェスター。ダークトーンになりがちな冬も、信頼感ある爽やかなスタイルが完成する。どんなインナー選びでもきれいめにカバーしてくれて有能。
◆クールフェミニンな『フード付きコート』
ダークな配色になりがちな冬のコーデには、優しげな色味のアウターで明るい印象に。フードをはずせばノーカラーコートになり、顔まわりがすっきり見える。
シンプルなデザイン&品のいい質感が、“きれいめ”のキモ。
最後に
『ミニマリストコーデ』におすすめのアイテムを紹介しました。これまでの習慣を変えるのは、いきなりは難しいかもしれませんが、時間やお金、そして気持ちにゆとりが持てるのはとっても魅力的。色々着てみて・感じてみて・調整しながら、すべての季節を体験してみるのもアリだと思います。