目次Contents
ミニマリストファッションのポイント
ミニマリストのファッションに欠かせないのは、シンプルで着回しやすいアイテム。でも、ベーシックな地味めカラーだけでなく、春夏のファッションにはきれい色アイテムも取り入れていきたいですよね。服の数をあまり増やしたくないというのも本音。そんなミニマリストさんが押さえるべきポイントは次の3つ。
◆着回ししやすいアイテムを押さえる!
たとえば「白シャツ」。
白シャツはそのまま一枚で着るのもよし、ジャケットの下に着るのもよし、上にニットやジレを羽織るのもよし、前を開けてアウターのように着るのもよし。
たった一枚でさまざまな着こなしを叶える、汎用性の高いアイテムです。このようなワンパターンではなく、着回しがいくつかできるアイテムを選ぶことで、洋服の数を増やさずにファッションを楽しむことができます。
具体的にどんなアイテムを選べばよいのかは、次の章でご紹介します。
◆小物使いで印象を変える!
例えばきれいめな黒パンツ。きれいめコーデに取り入れる以外にも、キャップやショルダーバッグなど、小物でカジュアルな要素を加えるだけで印象が大きく変わります。洋服自体が一緒でも、小物使いを変えるだけで「いつも同じ」から卒業できます。
スタイリスト渡辺智佳さんの黒パンツコーデ3選「コンパクトなトップス合わせが気分!」
◆春ファッションはきれい色を差し色に!
服を減らして着回し力を高めるには、セレクトするカラーはベーシックが基本。でもそれではいつも単調な配色に飽きてしまう可能性があります。とくに春は、ベーシックカラー以外のきれい色も取り入れたいですよね。
そんなミニマリストさんにおすすめなのは、靴やバッグできれい色を選び、ファッションの差し色にすること。
もう少し大胆に春カラーを楽しみたい方は、きれい色のカーディガンやニットをシンプルなコーデに羽織ったり肩掛けしたりしてみましょう。ベースの洋服がベーシックでも、季節に合わせたファッションを楽しむことができます。
白Tシャツ|ミニマリストが外せないファッションアイテム
ミニマリストさんが用意しておきたいマストアイテム1つめは「Tシャツ」。中でも白Tシャツの汎用性は高く、サイズ感や素材感にこだわればカジュアルテイストだけでなく、きれいめファッションにもすんなりなじみます。ここでは白Tシャツを使った着回し例を見ていきましょう。
◆白Tシャツ×グレーパンツ×スウェット
ジャストサイズの白Tシャツなら、きれいめなパンツに合わせても違和感なく、クラシカルな女らしさを呼び込むことができる。スウェットを肩から掛ければ、シンプルなコーデに立体感が。
“Uniqlo U”白Tシャツに重ねたピンクスウェットがヘルシーに導く
◆白Tシャツ×黒フレアスカート
シンプルなTシャツに、ドラマティックな揺れ感あるフレアスカートの組み合わせ。こんなシルエットなら、ワンツーコーデでもとびっきり華やかに!
◆白Tシャツ×黒ショートパンツ×ジャケット
白Tシャツと黒ショートパンツのカジュアルなコーデに、ジャケットを肩掛けした大人コーデ。かっちりバッグやきれいめシューズを合わせれば、脚見せスタイルをお出かけ仕様に昇華可能。
白T×ジャケットで♡ シーンを選ばないきれいめデートスタイル
▼あわせて読みたい
白シャツ・ブラウス|コーデのテイストやシルエットを変える
ミニマリストさんが用意しておきたいマストアイテム2つめは「白シャツ・白ブラウス」。白Tシャツ同様、持っていると非常に着回しの効くアイテムです。白Tシャツとは違うシルエットやレイヤードを楽しんでみましょう。
◆白レースブラウス×黒パンツ
さりげなく袖口にレースが効いた白ブラウスなら、辛口派でもすんなり取り入れられる。パッと見た印象が甘くないから、黒パンツやサングラスなど、キレのいいアイテムでも相性抜群。
◆白シャツ×黒パンツ
白シャツと黒パンツの定番コーデも、裾をラフにアウトし、袖を程よくまくれば今っぽい着こなしに。バッグで差し色を、足元で抜け感を出すのを忘れずに。
◆白シャツ×白パンツ
シャツとパンツの辛口でかっこいいコーデ。白が基調だと強すぎずいい感じ。きれいめな印象をキープしつつ、今どきのリラクシー感も持つデニム素材は、きれいめ派こそ取り入れたいマストハブアイテム。
ジャケット|働くミニマリストに必須なファッションアイテム
ミニマリストさんが用意しておきたいマストアイテム3つめは「ジャケット」です。まだ昼間と夜で寒暖差のある春は、羽織が必要。ニットやカーディガンでもいいですが、ジャケットならきちんと感が必要なオフィスシーンになじむうえ、甘め・カジュアルめなアイテムとの掛け合わせにも使えます。一着持っておくと重宝するはず。
◆ジャケット×黒パンツ×黒ブラウス
シルエットの美しいジャケットなら、オーバーサイズでもスタイルアップが叶う。パンツとブラウスを黒で統一し、小物でアクセントをつけて。
スタイルアップジャケットにゆるカーデ♡ オフィスでも華やぐ、30歳からのステディ名品
◆ジャケット×デニムパンツ×黒ブラウス
ジャケットとデニムスタイルのミックスコーデ。ペリー色のパンプスを差して、デニムに温かみをオン。
◆ジャケット×フレアスカート
ジャケットとフレアスカートの凛としたスタイル。足元は白スニーカーでクリーンな印象に。スポーティ感が出やすい白ハイテクでも、光沢控えめなメッシュ素材ならきれいめな雰囲気をキープ。
ジャケット×NIKE スニーカーでつくるクリーンな通勤コーデ
▼あわせて読みたい
ボーダーカットソー|ベースを崩さずコーデに遊びを加味
ミニマリストさんが用意しておきたいマストアイテム4つめは「ボーダーカットソー」。そのまま着るのはもちろん、肩に掛けたり腰に巻いたり、ベーシックなコーデに色をつけることなく遊びを投入できます。こちらも一着持っていて損はないアイテムです。
◆ボーダーカットソー×黒パンツ×黒ニット
白と黒のモノトーンな着こなし。レトロフォルムの赤バッグを合わせれば、キャッチーかつおしゃれがわかってる感を演出可能。
◆ボーダーカットソー×デニムパンツ×ジャケット
ジャケットとデニムパンツのオールブラックな装い。インはボーダーで抜けをだし、小物には確かな存在感を放つ赤みブラウンバッグを。
◆ボーダーカットソー×黒パンツ×白カーディガン
少し褪せたような黒パンツなら、定番を今っぽく更新。ボーダーカットソーを合わせたいつもの着こなしも簡単にこなれ見え。
▼あわせて読みたい
デニムパンツ|一着は持っておきたいカジュアルの代表選手
カジュアルの代表、どの時代も定番のデニムパンツ。デニムパンツこそどんなアイテムにもマッチするデイリーアイテムですよね。程よく肩の力を抜きたいときや、気張らないコーデにまとめたいとき、デニムパンツの力を借りてみましょう。
◆デニムパンツ×ネイビータートルネック×ローファー
デニムパンツとニットのシンプルコーデ。モダンなバランスの黒ローファーやカチューシャなど、小物で遊べば理想の大人カジュアルが完成。
◆デニムパンツ×ボーダーカットソー×ニット
デニムとボーダーで作るフレンチテイストコーデ。ミディアムブルーデニムが中和する、甘いピンクカラーの差し色にも注目。
◆デニムパンツ×グレージャケット×グレーベスト
メンズのスーチングのようなベストとのセットアップコーデ。デニムに合わせた新鮮なルックスでカジュアルダウンさせるのがちょうどいい。ベストは素肌に着ることで、ぐっと女らしく。
新鮮なハンサムさに釘付け! いつもより「2割派手め」なジャケット&ベストスタイル
▼あわせて読みたい
きれいめパンツ|センタープレスならオフィスもプライベートも
働く女性はきれいめなパンツも持っておきたいところ。センタープレスパンツなら、お仕事コーデはもちろんのこと、カジュアルアイテムと合わせたミックスコーデにも役立つ一品です。白や黒の使いまわしやすいカラーを持っておくと◎。
◆黒ハイウエストパンツ×白Tシャツ
長めスリーブTシャツならブラウス感覚で着られ、ハイウエストパンツと合わせると新鮮なバランスに。定番なシンプルコーデながら、大人の“きれい”が引き立つ。
◆白パンツ×黒ニット×ロングジレ
白と黒、ブラウンと、コーデに使う色の数を少なくするのが、すっきり女らしく着こなすコツ。スリーブレスなロングジレを重ねてシックな印象に。
◆黒パンツ×白ニット×白シャツコート
歩くたびオーバーサイジングなシャツコートのシルエットが際立つから、白黒のシンプル配色でもモードな派手さを実現。クロスボディバッグを合わせれば、小洒落たアクセントに。
黒スカート|大人のフェミニンを作る忘れちゃいけない逸品
最後は「黒スカート」。女性らしいアイテムが一着あると便利ですが、スカート自体がフェミニンなのでカラーは黒をセレクトすると、働く女性も使いやすいはず。白Tシャツ・白シャツ・ボーダーカットソー・ジャケットなど、これまでセレクトしてきたアイテムとの相性も抜群です。
◆黒スカート×白Tシャツ×グレーカットソー
レモンイエローのハイテクスニーカーを差すので、服はあえてモノトーンに。シンプルな配色でも甘いふんわりスカートでギャップを加えると、足元はポイントの明確なおしゃれバランスに着地。
◆黒スカート×ボーダーカットソー
足さばきのよい黒スカートとボーダーカットソーのモノトーンコーデ。柄で冒険する分、カラーはストイックにまとめて。
◆黒スカート×白Tシャツ×白シャツコート
黒スカートと白Tシャツ、白シャツコートのモノトーンコーデ。白黒コーデのストイックなムードには、グリーンを足して季節感を出すと◎。
最後に
ミニマリスト向けのファッションを紹介しました。アイテムを増やさずにコーデを増やすなら、ワンパターンでしか成立しない色や柄ものではなく、ベーシックカラーを選ぶのが基本です。でもせっかくの春。明るく快活な印象もぜひ取り入れましょう。ベースの洋服を変えずに取り入れる方法は、小物やニット、カーディガンを使うこと。ミニマリストでも幅広いおしゃれを楽しみましょう!
▼あわせて読みたい