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LOVE

2020.10.11

コロナ禍で彼氏が失業… このカップルの現在、そして未来は…〈アラサーOLのつぶやき〉

2020年は新型コロナ元年。コロナ禍に将来の計画が崩れてしまった会社員は仕事や恋愛・結婚にどう変化があったのでしょうか? OLライタータケ子がお届けします。

OLライター タケ子

コロナ禍で考えておきたい「仕事と恋愛」観

新型コロナウイルスの影響で在宅ワークや不要不急の外出自粛など、私たちの生活様式は大きく変化しました。そして新型コロナが原因、またはそれがきっかけで普段の生活や将来設計も変えざるを得なくなった人がいます。

私は普段、男女の恋愛や結婚について取材し、記事を書く事が多いのですが、コロナ禍により恋愛が進まず結婚に至らない、結婚式が挙げられない・リモートでおこなったという話も耳にするようになりました。

いずれも女性からの意見が大半を占めていたのですが、今回は男性側の意見も聞いてみようと思い友人のつてを辿りました。今回は、「コロナ禍の男性の結婚観」を通して、ウィズコロナ時代の「仕事と恋愛」観について考えてみようと思います。

◆仕事と彼女を失った。地元の農家として新しいチャレンジ:38歳K氏(元旅行会社勤務)

(c)Shutterstock.com

Kさんは大阪の小さな旅行会社で長く勤めていました。春からの新型コロナ感染拡大によって、旅行中止の手続きやキャンセルの問合わせで多忙な毎日を送っていたそう。

しかし、それはいっときの事。世間は新たな旅行を計画することもできず、Kさんの会社は少数の事務社員を残して休業。これを機に彼女とお家デートを楽しむことにしたようです。

Kさん「最初は彼女とお家デートでどんな事をしたいか色々と計画するのが楽しくてね。会社でツアー旅行を練ってるみたいでやっぱり仕事好きなんだなってそのとき思ったよ」

けれども緊急事態宣言が明けても油断はできず、相変わらず会社は休業。お家デートはマンネリ化し、彼女が家にくる機会も少なくなっていきました。

「保証されてるようだけど、会社は大丈夫なの?」そう彼女に聞かれても、Kさん本人も分からない状況が続き、8月。彼の会社は倒産してしまいKさんは職を失いました

(c)Shutterstock.com

今の心の支えは彼女しかいないと思いましたが、その彼女に倒産したことを知らせる連絡をすると、それ以来返事がなくなってしまいました。相当なショックを受けたKさんは大阪での新たな仕事を探す気力もなくなり、実家の四国に帰ることを決断

もともと果物農家の次男として生まれたKさん。現在は今の状況を前向きに捉え、自分の持っている知識をいかし、地元の若手農家で集まって観光地化計画を練っているそうです。

仕事と彼女を失ったKさんは「もっと彼女と話し合いをしていたら大阪に残っていたかも。でも今は今で楽しい」と話してくれました。

何が起きてもおかしくないコロナ禍。今回のように会社が倒産してしまうケースもあります。どんな結果になろうとも、カップルなら新型コロナに立ち向かっていける信頼関係を築いておきたいですね。将来を決める決断になるはずだから。

◆公務員から移動販売にチャレンジ:32歳男性T氏(元公務員)

(c)Shutterstock.com

地方公務員として働いていたTさんは、2020年の初夏に同僚女性との結婚を控えていましたが、新型コロナによって一変。彼女とはすれ違いが続き、仕事は住民からの様々の問い合わせや給付金手続きによる膨大な事務作業…。Tさんは「仕事やめようかな」と何度も思ったそう。しかし、あと数ヶ月後には結婚、これからの将来もある。簡単に仕事が辞められない事は誰よりも自分がわかっていました。

ある日、大学からの男友達数人でリモート飲みをすることになり、仕事のグチを聞いてもらって、Tさんは大いにストレスを発散。すると「お前俺と会社しないか?」と友人の1人が言ってきました。

話を聞いてみると、料理人だった友人は山間部に住む人たち向けに食品を移動販売でやってみたいという夢があり、協力してくれる人を探しているとのこと。でもその友人は、Tさんとは何100kmと離れた場所に住んでいたため、軽々しく誘いに乗ってくれないだろうと冗談半分で話したそうなのです。リモート飲みもお開きとなる頃、Tさんが口を開く。

俺、お前と会社やってみようかな。仕事辞めるわ」Tさんは本気になったのです。友人たちは「お前結婚もうすぐだろ(笑)」と言われたが、彼は意思を変えることはありませんでした。

(c)Shutterstock.com

それからTさんは本当に公務員を辞め、友人との移動販売を始めました。今はスーパーや休日の大きな公園で地元の人たちと触れ合いながら仕事をしているそうです。それと結婚、はしませんでした。理解のある彼女で、結婚は延期にしてもらい、現在は遠距離恋愛

Tさん自分の決断を理解してくれる彼女で本当によかった。彼女とは仕事が落ち着いたら、結婚して一緒に暮らそうと話しています

彼女からの支えや友人との信頼関係があることで、Tさんは仕事を頑張れるんですね♡

* * *

仕事の重要度は男女に、もちろん差はありません。しかし、女性は結婚や家事、出産・子育てに重きをおく人が多く、男性は仕事に重きをおく人が多いのが現状かと思います。お互い求めることはさまざまですが、ウィズコロナの時代にはもうひとつ、心得ておきたいことがあります。それは状況に柔軟に対応すること。

新型コロナウイルスの影響で、失業や転職、ネガティブでどうしようもないことが起きたとき、私たちは考えて行動しなくてはいけません。より良い方向に向かうためにカップル同士の話し合いは必要不可欠ですし、自分の主張ばかりじゃいけませんね。目の前の事実ばかり追って暗い気持ちにならず、どうか先の明るい未来を見据えて、一緒に歩んでいきましょう。きっとこの状況は好転しますよ。今が踏ん張りどき!

TOP画像/(c)Shutterstock.com

OLライター タケ子

恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪

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