婚活女子が引っかかる… “マウントワード”3選
友人の結婚や幸せそうな家族を見ると感じる「私って本当に結婚できるの?」という不安。結婚に焦点をあてた活動をしている人はこんな瞬間、あるかと思います。
私、OLライタータケ子もアラサー婚活女子として、友人のインスタの結婚式写真や電車の中の子連れファミリーを見るたびに深く考えてしまいます。同じ婚活仲間から励ましの言葉をもらうと「焦らずに地道に頑張ろう!」という気になったりもしますが、中にはチクリと嫌味な言葉をかけられることも…。
実は同じく婚活に精を出す女子たちも普段何気ない会話から、チクリとした部分を感じることが多いのだとか。彼女たちの「今日もマウントを取られた」という連絡を受けるたびに同士として嫌な気分に…。本当に親身になって言ってくれてるのだろうか? それとも無頓着さを装ったマウンティング既婚者なの?
今回は、そんな既婚女子から言われた『結婚マウントワード』を総ざらいします!
◆「結婚しなきゃ人生損するよ!」
はい、コレ爆弾! 実際に私の友人M子が久しぶりに再会した、大学時代の同期Y子(1年前に結婚)から言われたマウンティング。
Y子と都内で食事をすることになり、「結婚したんだってね! おめでとう。私はまだまだ先かも」というM子。すると、「えー私たちもう30過ぎてるんだよ! 早くしないと!」というY子の言葉に理解をしつつも若干嫌な気持ちになり彼女も応戦。
「結婚しても離婚するカップルも多いし、このまま1人でもいいかなって思う時もあるよ」。そんな彼女に対してY子はすかさず「絶対人生損するよ! 一度は結婚しなきゃ!!」
ブチッ。Y子の言葉に怒り心頭した彼女は「独身がそんなに悪いワケ!?」と返事をして、お店を出たのだとか。
Y子の結婚を急かす言葉がマウントとなり、嫌な気分になった彼女。Y子としては結婚して大きな幸せを感じたからこそお勧めしたかっただけなのかもしれません。ですが、婚活女子からするとセンシティブな内容なんですよね。久しぶりに再会したのなら、お互い広い心で受け止めることが大事かもしれませんね。
◆「セックスしてないの? 可哀想ぅ〜」
マタニティハラスメント、通称マタハラという言葉が広まり、妊婦さんに対してのハラスメントが敏感に言われるようになりました。しかし、妊娠したことによってマウンティングされたというパターンもちらほらあるようです。
とある彼女は、現在結婚相談所で婚活。真剣交際のステージに入った相手の男性であってもセックスはできないという厳しい条件の結婚相談所に入っていました。
近々出産予定の彼女の元先輩N美は、お腹を抱えて彼女にこう言った。
「じゃあずっとセックスしてないの? 可哀想ぅ〜」続けざまに、「出産までは無理だけど私何ヶ月もできないのは耐えられない。婚活って大変なんだね」
他人事のようなこのセリフに彼女は唖然。まさかこれからママになろうとしているN美からそんなマウントを取られるなんてと意表をつかれたみたい。N美にとっては何気ない言葉でも、彼女にとっては許せないワードだったようです。
人の考え方は様々。ときに真面目に聞いていると思わぬパンチを食らうこともあるから、人の結婚話は聞き流すくらいがちょうどいいかも?
◆「大丈夫だよ! あなたもきっと結婚できるから!」
このワードよく耳にしませんか? 私も1日3回も別の人から言われたことがありますが、保証してよね! と思わず言いたくなりました(笑)。実際のところ私の周りの婚活女子たちも似たようなセリフを言われているようなので、きっと婚活中のあなたも掛けられたことがあるんじゃないでしょうか。
ふと思ったことは、言われる人によっては完全にマウンティングでも、ある人からすればありがたい励ましのワードにもなるこの言葉。私が感じた法則こちら。
同じ既婚者でも、後輩やベテラン奥様から言われるとありがたく感じる。でもなぜか同年代からは若干マウントが入っていると感じてしまう。
そう、相談相手として有力な同年代が地雷を踏みやすいのだと思います。不思議と人によって感じ方の変わる「大丈夫だよ! あなたもきっと結婚できるから!」は、ある意味一番危険かもしれません! 既婚者の方は気を付けて損はないかなと思います。
たとえ親友であっても、どこか見下されているような気さえ感じる結婚についてのマウントワード。親切心からのアドバイスでも、結婚に焦る女性からすれば、実は地雷いっぱいのセリフだったりします。自分がされて嫌なことは相手にはやらない。次に自分が結婚した時、マウントワードを言わないよう注意したいものですね。
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OLライター タケ子
恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪