ライター・安本由佳が悩める女性の人生にアドバイス♡<働く女性のお悩み相談室#14>
こんにちは、ライター・安本由佳です。
およそ1年前から、Instagramのストーリーズでお悩み相談を受けています。
私自身すべての「正解」を知っているわけではありませんが、相談者さんの立場に立って真摯に考え発信し続けたところ、連日たくさんのお悩みが届くようになりました。
Oggi.jpでは、いただいたお悩みの中から、ぜひ皆さんと共有したい内容をピックアップ。一緒に答えを探していきます。
前回記事:『夫と完全セックスレス… 夫婦でいる意味は? オトコはどう思ってる?<働く女性のお悩み相談室#13>』
お悩み相談は、現在もInstagramのストーリーズで受け付けています(匿名も可能)。真剣な相談内容には、種類を問わず可能な限りすべて答えます。
さて… 今回みなさんと一緒に考えたいお悩みはこちら!
5年ぶりに好意を寄せた男性には、同棲中の彼女がいた…
お悩み:20代後半で婚約破棄を経験後、5年ぶりに素敵な方に出会ったのですが、なんと同棲中の彼女がいました…。けれど「彼女には魅力を感じられない」と言っているし、他にいいな、と思える人も見つかる気がしません。諦めたくない場合はどうすればいいでしょうか。
…わかります。30代になると経験値が邪魔をしてときめきのハードルが上がり、好きになるどころか「いいな」と思える人すらなかなか現れないもの。
そんな中で長らくぶりに好意を抱ける相手と出会ったら運命を感じてしまうし、希望を見出したくなっても仕方がないと思います。
ただ、少し冷静になりましょう。
彼は「同棲中の彼女がいる」と、相談者さんにハッキリ告げています。その上でこちらからアプローチしてしまうと、彼に「2番手でもいいんだ」と都合よく解釈されてしまう危険が。
そうなってしまうと最初から立場が悪くなります。一度「セカンド枠」に入れられてしまうと、そこからの脱却は非常に困難だから。
それに… 彼は依然として同棲を継続していながら「彼女に魅力が感じられない」なんて漏らす男です。悪い男とまではいかなくとも誠実とは言い難いですよね。
安易に先を急がない方が賢明ではないでしょうか。
とはいえ彼はまだ結婚しているわけではないし、必ずしも諦めなきゃいけないとも思いません。
略奪したいなら、まずは彼に行動してもらう
相談者さんの望みは、彼の「本命彼女」になることですよね。
そのためにまず必要になるのは… 彼に彼女と別れ同棲を解消してもらうこと。彼にこの大仕事をクリアしてもらわない限り、相談者さんが「本命彼女」に昇格することはあり得えないのです。
けれど男性は現状維持を好むもの。彼にとって「別れ話」と「同棲解消」はかなり荷の重い話に違いなく、相当のモチベーションがないと動かないでしょうね…。
つまり彼にとって相談者さんが「面倒で大変なことを引き受けてでも手に入れたい存在」にならないといけない。
彼と接する時は、いつもこのことを念頭に置いておくことをオススメします。
一緒にいる時、彼が同棲中の彼女を悪く言っても絶対に乗らない。むしろ彼をたしなめる余裕を見せたほうがいいくらいです。
それから、彼が下心を見せたり口説いてきても「彼女がいるでしょ」ときっぱり断る。「私は二番手に収まる女ではない」とハッキリ意思表示するためです。
それでも彼が諦めず熱意を持って追いかけてきたら… 凛とした態度で「彼女と別れて欲しい」「同棲を解消して欲しい」と望みを口にしてみましょう。
この時、彼にとって相談者さんがどうしても手に入れたい存在になっていれば必ず行動するはずです。
TOP画像/(c)Shutterstock.com
ライター 安本由佳
慶應義塾大学法学部法律学科卒
化粧品メーカー広報、損害保険会社IT部門で勤務したのちフリーランスへ。2015年から軽井沢に住まいを移し、ホテルやカフェのPRに従事するほか軽井沢暮らしを紹介するコラムを連載中。2016年〜2020年1月 東京カレンダーWEBにて執筆。10月15日 講談社文庫より初書籍「不機嫌な婚活」発売。現在Amazonにて予約受付中。