1:なんにでも「(笑)」※注:「w」バージョンもあり!
特別に面白い話題を送っているわけでもないのに、文末に「(笑)」を入れまくる男子には、不思議とナル男タイプも多いです。「仕事終わった(笑)」「サウナなう(笑)」など、特段「(笑)」を入れる必要を感じない文章にまで頻発させている男子は、それほど、自分のことを一方的に女性に伝えるのが楽しくて仕方ないのでしょう。
読んでいるこちらは、面白くもおかしくもありませんが、こういったタイプは「この俺様が、自分の行動をいちいち伝えているなんて、こんなに面白いことはないじゃないか!」とでも言いたいのでしょうか。いちいち自己完結しているあたりは、ナル男なだけでなく、自己中な性格までも垣間見えます。
余談ですが、「(笑)」の代わりに、やたらに「w」と草を生えさせたがる男子も同様でしょう。
2:文末が「お」で終わりがち
「〜だお」と、文末を「お」で終わらせる男子にも、なにかと厄介なナル男が多い傾向に。“他の人とはひと味違う俺”をLINEでも演出したい、勘違い系のナルシストに多いパターンです。
普通に「〜だよ」「〜だね」とすればいいのに、いちいち「だお」と送ってくるのは、そこにあえて突っ込んでもらいたいのか、それとも「ユニークな言い回しのLINEが得意で素敵…♡」とでも思ってほしいのか…。TPOに応じて小出しにするならクスッとするLINEになっても、やたらにこればかり送られれば、あっという間に“お腹いっぱい”になる女子が多い実態に、彼らは気づいていないのでしょうね。
センスのかけらも感じませんが、自分に自信がある男子がやりがちな文末です。
3:なぜか、いつも慌てている
LINEの文末などに、「汗」を表す絵文字や慌てている様子を示す顔文字を多用する男子にも、なぜかナル男が多いです。「お疲れ様〜(汗)」「今日はもう寝ちゃったかな?(汗)」「そうだよな(汗)」などなど、「ここで、そんなに慌てなくてもいいのでは?」と言いたくなるような場面でも、やたらに汗の絵文字を文末に加えてきます。
一見すると、気が弱そうな男に見えるものの、実は、なにかと焦っている自分を演じることで「女子に対して控えめで、謙虚な俺」を演出したいというナル男ならではの意図も見え隠れ。
読んでいるこちら側からすると、「この人は、なんでいつもそんなに慌てているの…?」と素朴な疑問が湧くだけで、彼らが狙っているような“謙虚な男”には決して見えないのもポイントでしょう。というか、こんなLINEのやりとりを続けているうちに、読んでいる女子のほうが疲れてしまって、むしろ逆効果な気もするのは、気のせいでしょうか…。
* * *
LINEの文面には、送り手の性格もあらわれやすいですよね。なにげなくやりとりしているLINEの文末にも、相手の本性が潜んでいるかもしれません。「いいかも?」と思った男子が、面倒なナル男だったらあとが大変! こんなLINEを送ってくる男には、気をつけて♡
並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。