ライター・安本由佳が悩める女性の人生にアドバイス♡<働く女性のお悩み相談室#9>
こんにちは、ライター・安本由佳です。
およそ1年前から、Instagramのストーリーズでお悩み相談を受けています。
私自身すべての「正解」を知っているわけではありませんが、相談者さんの立場に立って真摯に考え発信し続けたところ、連日たくさんのお悩みが届くようになりました。
Oggi.jpでは、いただいたお悩みの中から、ぜひ皆さんと共有したい内容をピックアップ。一緒に答えを探していきます。
前回記事:『思わせぶりからの拒絶… はっきりしない男の本音はココでわかる!<働く女性のお悩み相談室#8>』
お悩み相談は、現在もInstagramのストーリーズで受け付けています(匿名も可能)。真剣な相談内容には、種類を問わず可能な限りすべて答えます。
さて… 今回みなさんと一緒に考えたいお悩みはこちら!
ぜったい好意はあるはずなのに… なんで何もしないの?
お悩み:定期的に食事に誘ってくる男性がいます。仕事で忙しいはずなのに何度も誘われるしデートも盛り上がります。私のほうもそれとなく好意を伝えるLINEを送っていますが、彼は何もしてこなくて… いつも健全解散。一体どうしたいのでしょうか?
定期的に誘われる。忙しいのにわざわざ時間を割いて会おうとする。
この時点で、彼のほうも相談者さんに気があることはまず間違いないと思います。
誘われている側は見落としがちですが、自らデートに誘って日程調整して、店を予約して… って、それなりにパワーのかかる行動ですから。忙しい社会人が好意もないのにそんなことしません。
「だとしたら、なんで何もしてこないの?」
女性の立場からすればそう思ってしまいますよね。
高校生でもあるまいし健全なデートを何回繰り返すつもりなんだ!… 次第に焦れてくる気持ち、とってもよくわかります。
けれどもここで、いったん彼の立場に立って現状を整理してみましょう。
・いつも自分からデートに誘っている
・会うと楽しいし、いい雰囲気
・好意的なLINEもくる
手応えはある。でも確信はない。彼にとってみればそういう状況です。
この段階で「いける!」と判断して手を出したり「俺と付き合おうよ」なんて言えるのは、自分に自信があるモテ男またはチャラ男だけ。
それ以外の、どちらかといえば草食系に分類される男性の場合は、もっとずっと慎重なのではないでしょうか。
歳を重ねると、みんな「勝ち戦」しかしたくない
若い頃とは違って年齢を重ねると、男も女も「傷つきたくない」という防御が先に立つようになります。もう「勝ち戦」しかしたくないんですよね。
彼はおそらく「絶対にイケる」という確証が持てる日を待っています。それまではこのまま健全デートを続けて様子を窺うつもりかも…。
けれども逆に言えば、彼に「絶対にイケる」と思わせてしまえばいいのです。
ここは思い切って、デート中にさらりと「私、○○くんのこと好きかも…」くらい言ってみてはどうでしょうか。
きちんと目を見て、キラキラ笑顔も忘れずに。
“それとなく好意を伝えるLINE”くらいじゃ、アピールとしては弱いです。
相談者さん自身も、何度デートに誘われたって彼の気持ちがわからないわけですよね? 同じように、いくら好意的なLINEを送ったところで彼も確信は持てないんです。
それに、男性は視覚で恋をすると言われます。
LINEではなく、会っているときに言葉と態度で伝えるのが最も効果的。
言わせて貰えば、一か八かでも男らしく告白して欲しいのが本音ではありますが… イマドキの草食男子を攻略するには、もう自分から動いちゃったほうが早いです!
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ライター 安本由佳
慶應義塾大学法学部法律学科卒
化粧品メーカー広報、損害保険会社IT部門で勤務したのちフリーランスへ。2015年から軽井沢に住まいを移し、ホテルやカフェのPRに従事するほか軽井沢暮らしを紹介するコラムを連載中。2016年〜2020年1月 東京カレンダーWEBにて執筆。男女のリアルな恋模様を描いた小説が話題を呼び、秋に書籍出版を予定している。