プロポーズ大作戦! 彼氏に結婚を決意させるために女性が取るべき行動
占いのご相談を受ける中で、こんなお悩みをよく聞きます。
「付き合っている彼氏がいるのに、彼がなかなかプロポーズしてくれない」というものです。
正式なパートナーとして真面目につき合っているにもかかわらず、また2人の関係が良好であるにもかかわらず、そしてある程度の年月を一緒にいるにもかかわらず、なぜか彼がプロポーズしてくれずにいる。
「彼は本当に私を愛しているの?」と、不安になりますよね。
そんな「彼がプロポーズしてくれない女性」に話を聞くと、ある共通点に気づきます。
それは女性側が「結婚したいという自分の気持ちを彼に話すのを遠慮している」という点。
その心理、とってもわかります。
自ら結婚の話をするのは何かあさましい感じがしますし、男性にプレッシャーを与えたくないという思いやりもあるでしょう。そして「愛があるならこちらが何も言わずとも、男性側からプロポーズしてくれるはずだ」と考えますもんね。
しかし、そんな女性たちに言いたいことがあります。
◆男性は「何もしなければ、いくら愛があってもプロポーズしてこない」
悲しきかな、男性は「黙っていたら、放っておいたら、いくら愛があってもプロポーズしてこない」という現実があります。
例外はあります。それはこんなパターン。
A:男性側が高嶺の花的な女性を射止めるためにプロポーズするケース(俳優の山本耕史さんが堀北真希さんと出会った当初にプロポーズをし続けたなんていうエピソードがありましたよね)
B:家を継がなければならないなど、家柄的に結婚が人生で避けられないケース
C:もともとの性質が非常に真面目で、人生のレールに乗って生きることを重視しているケース
D:お見合いや紹介所で出会ったなど、当初から結婚前提の間柄のケース
E:子供ができたケース
これ以外のケースだと、男性はなかなか自ら結婚に向かうことは難しいんです。
「え? でも女友達は結婚してって言ってないのに自発的に彼のほうからプロポーズしてきたって言ってたけど?」
いえ、実はこの手の話にはからくりがあります。
◆既婚女性は、彼氏を結婚に導く行動を取った
よくよく話を聞くと、だいたいが女性の方から「彼氏を結婚に導く行動」を取っています。女性側が自覚的な場合もありますし、無自覚な場合もあります。そして自覚的に結婚に導いていたとしても、女性同士のマウント意識ゆえに「彼から勝手にプロポーズしてきた」という話にすり替えることが多いのです。
ゆえに私たちはみな思ってしまうんです。「愛があるならば彼から勝手にプロポーズしてくるはず。ゆえにしてこない=愛されてなかったんだ」と。
まずはこの思考をいったんリセットしてください。そして、つき合っている彼氏からのプロポーズが欲しければ、「結婚に導く行動」を取ってください。これは全く「恥」でもないですし、当たり前のことなんですから。
ではいったい「結婚に導く行動」とはどのようなものなのでしょうか。
それは「彼の男気を刺激すること」がテーマとなります。
◆彼氏の男気を刺激するスイッチ
そもそもこの現代の社会構造上、男性にとって「結婚すること」のメリットがどんどんなくなっています。男性の本心としては、できれば結婚ではなく、自由で楽しい恋人関係を続けていきたいんです。
ゆえに自ら結婚に進むためには何かしら強いきっかけが必要なんです。その強いきっかけとは「男気スイッチ」が入った時。
では「男気スイッチ」とはどんなときに発動するのか。このスイッチを押すためにはこんな2つの言動が有効です。
1:彼女が純粋無垢に自分との結婚を望んでいるとわかったとき
・結婚を連想するような会話をさりげなく挟む
「朝起きたらすぐにカーテン開ける派? えーそうなの? 一緒に暮らしたら合わせなきゃだねー」のように。
2:彼女が自分と結婚しないと幸せになれないとわかったとき
・結婚できないことの不安を吐露する
「このままずっと一緒にいたらこの先私はどうなるんだろうね」といったことを不安として告白する。
それでも動かない場合は、「状況的にどうしようもないことがあって、あなたの元から離れることも考えている」と言動で示してみてください。例えばこんな風に。
・仕事がうまくいかないから実家に戻ろうか悩んでいる
・もっと収入を安定させたいから転職をするために今いる場所から離れるかもしれないと相談する
・病気がちなのでもっと仕事をセーブするために実家に戻ろうかと思っていると告げる
・年齢も年齢なので、あなたの子供が産めないかもしれないから別れた方がいいのかもと考えていることを話す
ここで通常の男性であればプロポーズしてきます。それでもダメなら彼の男気スイッチの「最終段階」を発動させる必要があります。
3:自分と結婚しないとわかったら、彼女が身を引いたり自分の元から去ってしまったりするとわかったとき
この[3]を発動させたいなら以下のような行動をとるしかありません。それは…
・「あなたのこと愛しているけど、それ以上に結婚というものをしたい。それが叶わないなら、とてもつらいけど私はあなたと別れる」と話す
この最終段階でダメならその男性は今後どんなことがあろうとも結婚するつもりがない、可能性がゼロですので、そんな男性とは別れるべきです。例外はありえません。
そんな風に最後はある種の覚悟を持って挑んでみてください。
今までの人生でも、受験や就職、その他何か人生を決める際には「何もしないで得ること」はなかったはずです。それは結婚でも同じです。
大きな幸せを得るためにも、ただ待つだけではなくぜひとも動く勇気をもってください。
「結婚したいけど今まで闇雲に待つだけだった」という女性が自ら幸せを掴めるよう、心から応援しております!
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吉田奈美
女性誌を中心に、タレントインタビュー、恋愛企画、読み物企画、旅企画、料理企画などを担当。著書に『恋愛saiban傍聴記』(主婦の友社)も話題に。
また「龍ちなみ」名義で占いアプリ『Stella(ステラ)』や対面鑑定にて占いインタビュアー、占いセラピストとしても活動中。ツイッターはこちら。