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2020.08.06

「恐ろしい子」の正しい意味と語源を解説! 気になる使い方もチェック

会社の後輩が思わず呟いた「恐ろしい子」…。これは一体どういう意味だと思いますか? この言葉の元になっているのは、美内すずえ氏が原作の少女漫画『ガラスの仮面』で使われている名ゼリフなんです。ここでは今の使われ方などもあわせてご紹介します。

【目次】
恐ろしい子とは? 意味や語源を知ろう
恐ろしい子の違和感ない使い方とは…? 例文をチェック
最後に

恐ろしい子とは? 意味や語源を知ろう

SNSやネット掲示板で、画像や投稿に対して「恐ろしい子…」という書き込みがあるのを見たことはありますか?

「恐ろしい子」と聞くと、その対象のことを怖がっているように思うかもしれませんね。実は、それは間違い。わかるようでわからない、この「恐ろしい子」について、今回は紹介していきたいと思います。

◆「恐ろしい子」の意味について

この「恐ろしい子」は、「対象に対する最大級の誉め言葉」として使われるネットスラングです。「君の弟… 恐ろしい子!」などのように、対象の名前などを挙げた後に使います。誉め言葉の中でも、特に相手の才能に対して使われることが多いですよ。

特にSNSなどでは、文章だけではなく、白目になったキャラクターと共に「恐ろしい子!」という言葉が書かれた画像がよく使われます。

◆「恐ろしい子」はガラスの仮面が由来

(c)Shutterstock.com

この「恐ろしい子」というネットスラングは、ある漫画の台詞から誕生しました。それは、美内すずえ氏が原作の少女漫画である『ガラスの仮面』。1976年から連載がスタートし、今も連載が続く長寿漫画です。1995年には日本漫画家協会賞優秀賞を受賞しました。読んだことがある、という方も多いかもしれませんね。

この『ガラスの仮面』について概要をご紹介しましょう。主人公は、ラーメン屋の住み込み店員の母を持ち、自身を「みそっかす」と思い込んでいる、ごく普通の少女である北島マヤ。

この北島マヤが伝説の大女優と謳われた月影千草に演技の才能を見出されることで、物語は始まります。月影千草が大女優と呼ばれる所以となった幻の名作「紅天女」。「演じることができるのは日本で1番の女優だけ」とも言われる「紅天女」を演じるために、北島マヤが困難を乗り越えながら演劇の道を歩む物語です。

◆「恐ろしい子」の名ゼリフが生まれたシーン

「恐ろしい子」は物語の始まりである、北島マヤの才能を月影千草が見出したシーンに出てきます。元々、テレビドラマなどの演劇を観ると、他の何も手につかず観ることに集中してしまう程、演劇を観るのが好きな北島マヤ。

ある日、月影千草の家にラーメンの出前を持って行った北島マヤは、月影千草に頼まれ演劇をします。それは、北島マヤが一度しか見たことのない3時間半の舞台、「椿姫」。「椿姫」の登場人物のセリフを一言一句違わず、演者の細かな一挙手一投足さえも丸暗記していたのです。

そんな彼女に月影千草は演技の才能を見出しました。この彼女の恐るべき才能に気づいた月影千草が、感動のあまり口に出したのが「おそろしい子!」。これが「恐ろしい子」というネットスラングのもとになったのです。ちなみに原作では「おそろしい」は平仮名だったんですよ。

実はこの「恐ろしい子」というセリフは、ネットスラングで使われるような「マヤ… おそろしい子!」という使われ方はしていません。本来このセリフは2ページにも及ぶほどの長さです。しかしながら、この言葉がネット上に流行し、使われていくにつれて今のような汎用性の高い形に変化しました。

補足:恐ろしい子と白目

(c)Shutterstock.com

よく「恐ろしい子」と一緒に使われる、白目のキャラクターが描かれたイラスト。このキャラクターが白目になるのも、『ガラスの仮面』の特徴です。『ガラスの仮面』では、キャラクターが衝撃を受けた時などに黒背景と共にキャラクターが白目になる表現がよく使われます。

キャラクターが白目になると、印象に残りますよね。そのため、「恐ろしい子」と共にこのキャラクターが白目になる表現が使われますよ。

しかしながら、「恐ろしい子」の元となったシーンでは、白目になる表現は使われていません。本来の「恐ろしい子」のシーンでは、高笑いをする姿の背景に、これもまた特徴的な笑顔が描かれています。そのため、よく「恐ろしい子」を表現するのに使われる画像は原作にはないシーンです。勘違いしやすいので注意をしましょう。

恐ろしい子の違和感ない使い方とは…? 例文をチェック

(c)Shutterstock.com

「恐ろしい子」の意味や由来について、わかってきたのではないでしょうか? それでは次に、この「恐ろしい子」は実際にどう使うのか、紹介をしたいと思います。

1:「デビューして1ヶ月でこんな大人気になるなんて…。あの娘… 恐ろしい子!」

「恐ろしい子」の中でもよく使われる使い方です。対象の特異な才能や、常識では考えられない結果を残したことに対しての驚きを表しています。

この例文でもわかるように、「恐ろしい子」は基本的に相手が現在、もしくは過去に行ったことを賛辞するときに使われますよ。

2:「この難問をあっさり解いてしまうなんて… まったく恐ろしい子だ」

こちらの例文も1つ目と同様に、対象の成し遂げた結果に対して褒め称えています。それだけではなく、前後の文脈によっては「対象の将来に大きな期待を持つ」という意味を含めることもできますよ。

3:「スマホゲームでこんな請求金額になるなんて、恐ろしい子!」

「恐ろしい子」は相手を褒めるとき以外にも使うことができます。それがこの例文です。この例文では、「対象の行ったことに対してひどく驚いたこと」を強調しています。

この例文のように「恐ろしい子」と人に言われても、実は誉め言葉ではないこともありますよ。相手の言葉をそのまま受け止めるだけではなく、本当に言いたいことは何かを考えることも大事ですね。

最後に

(c)Shutterstock.com

「恐ろしい子」について、いかがだったでしょうか? この「恐ろしい子」が使われるのは、実はSNSやネット掲示板だけではありません。この言葉の人気から、様々なアニメや漫画でもパロディとして登場していますよ。もしかすると、あなたの知っている作品にも登場しているかもしれませんね。

「恐ろしい子」は、相手をとびっきり褒め称えたいときに使うことのできる言葉です。ぜひ使い方をマスターして、親しい仲の人を褒めてみませんか? 「恐ろしい子」の意味を知っている相手には、この記事でもご紹介した由来や「白目」との関係を教えるのもオススメですよ。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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