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2020.07.25

【ビジネスメール】ひょうだいの件… 表題と標題どっちが正解? 変換ミス多発!

変換ミス注意! メールの件名を指すときの「ひょうだいの件」って表題と標題どっちの漢字が正解? 言葉の語源やビジネスマナーに詳しい鶴田初芽がお届けします。

鶴田初芽

メールの件名… 表題の件、標題の件、どっちが正解?

メールの文面で「ひょうだいの件」と書いて、メールの件名を指すことがあります。このとき使うのは表題? 標題? どっち?

◆メールの件名を指す時は「表題の件」が正解!

(c)Shutterstock.com

表題/標題とはデジタル大辞泉によると『1. 書物の表紙などに記してある題名。2. 講演・演劇・芸術作品などの題。』のこと。しかし、じつは厳密にはニュアンスによる使い分けがあるんです。

表題は主にタイトル、標題は主に見出しを指します。つまり、文章全体につけるのが表題で、文章を構成する各章につけるのが標題なんです。例えば、本は表題があって、その下にいくつもの標題が集まってできているというとその違いのイメージがつきやすいでしょうか。

そのため、メールの件名を指す時に使うのは「表題」が正解なんです。

◆「表題の件」は使う場面を見極めて!

(c)Shutterstock.com

メールのやり取りが主となるビジネスシーンにおいて、メールの件名を見て優先度をつけて開封をしている方もいれば、とりあえず上からどんどん開封して目を通していく方もいらっしゃると思います。また、メールを開いた時にまず目に飛び込むのは本文ですよね。

そのため、本文に「表題の件について〜」と書かれていることによって、件名に目を戻してからから再度本文を読まなければならないケースもあります。

「表題の件について〜」とすることによって文章が短くなる利点がありますが、特にお客さまや取引先の方に宛てたメールの際は本文にもなんの件のメールなのかを記す方がベター。丁寧な印象に繋がります。

また、返信の際に、先方からの件名を変えずに、「表題の件、確認しました」などと使う際にも注意が必要です。件名が具体的であったり、社内のやりとりの場合はいいですが、メールを確認したという意味なのか、はたまた内容まで確認したという意味なのかと先方に思わぬ誤解を与える可能性もありますので、特にお客さまや取引先の方に宛てた返信の場合もなるべく内容をきちんと書く方が安心ですね。

いかがでしたか?

社内のやりとりなど迅速に反応を示したいといった際には文章を短くすることができる便利なフレーズですので、見た目も意味もとっても似ている言葉ですが、変換ミスをせず使いこなしたいですね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

鶴田初芽

都内在住のOLライター。マナーインストラクターであり、実用マナー検定準一級や敬語力検定準一級など、ビジネスにおけるマナーや、マネーに関する資格(2級ファイナンシャル・プランニング技能士、金融コンプライアンスオフィサー、マイナンバー保護オフィサー)などを保有。丁寧な暮らしに憧れ、断捨離修行中!


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