滝沢カレン考案!! グラタンと一緒に合わせたい副菜レシピ 1
8刷・15万部突破の、ベストセラー本『カレンの台所』みなさん、もう手に取りましたか? 各地で話題のこの新しいレシピ本にはカレンちゃんが選び抜いた30品が載っていますが、その次にみなさんに伝えたいレシピを、発売中のOggi8月号にて特別に披露してくれることになりました。
今回は、Oggi8月号に掲載している「グラタン」に合わせたい副菜を紹介。まだまだ#Stayhomeな毎日…。早速、みなさんの感性で〝自分の味という名の道を作って〟みてくださいね。
◆「グラタンのチーズ天国に、汁気を添える一品!」トマトスープレシピ
味噌汁じゃあまりに国をまたぎすぎだ、というときに野菜の甘さで救われるスープです。参加者はたったの、玉ねぎとトマトだけになります。
玉ねぎは丸々1個を使うという、脇役なのに贅沢な話です。
玉ねぎは塊で成長してくれましたが、トランプができるんじゃないかってくらい薄く切ってください。綺麗な虹型になるはずです。
そうしましたら、電子レンジに負けない入れ物に玉ねぎをすべて入れ、長めの歌を一曲歌いながら温めます。
出てきた玉ねぎは顔色をなくし、今にも透けていなくなるほど力無しです。
そんな透けた体じゃこっちも元気でないよという気持ちで、バターをさらした鍋に玉ねぎを入れます。「もう二度と玉ねぎと共演するもんか」とトマトに怒られるほど玉ねぎに時間をかけます。弱火で、目を離すことなくゆっくりゆっくり玉ねぎだけに演技指導するつもりでお願いします。しぶとい玉ねぎも、いつしか茶系の服を着始めます。「そう! その表情だ!」とこちらも時間をかけた分、気持ちが乗ってきます。
やっとの時間で茶色い塊の玉ねぎになったら、自分の指導熱が玉ねぎに伝わった証拠です。「スープはこのくらいつくるか」という量のお湯を入れたら、やっとのことでトマトの登場です。トマトはミニトマトならそのままでもいいですし、おっきいトマトならば、ひょっとしたら小さなピアスにしたいかも、と思える大きさに切ります。
トマトを鍋に入れたら、ゆっくり小沸騰を待ちます。小沸騰したら、コンソメカサカサを玉ねぎとトマトの盛り上げ程度に入れ、塩・こしょうを味が整ったのか整ってないのか程度入れます。
オリーブオイルで中身を静めて、パセリで緑気を出したら、玉ねぎのひと踏ん張りを見届けたトマトスープの出来上がりです。
「グラタンに合わせたい副菜レシピ 2」はこちら▶︎滝沢カレン考案「混ぜるだけマリネ」レシピ♡
※発売中のOggi8月号では、メイン料理の「グラタン」レシピを掲載中です。あわせてチェック!
2020年Oggi8月号「\祝♥『カレンの台所』15万部突破!/いらっしゃいませ『カレンの台所』がOggiに出張♥ Special」より
撮影/宮濱祐美子(書籍)、三輪友紀(カレンさんカット)、滝沢カレン(料理) スタイリスト/来住昌美 レシビ文/滝沢カレン 構成/宮田典子(HATSU)
再構成/Oggi.jp編集部
滝沢カレン
1992年、東京都生まれ。2008年、モデルとしてデビュー、現在はOggiなどでモデルを務めるほか、テレビ番組のMCや女優としても幅広く活躍中。主なテレビのレギュラー番組に『全力! 脱力タイムズ』(フジテレビ系)ほか多数。
『カレンの台所』 著=滝沢カレン サンクチュアリ出版
掲載レシピ(全30品)
鶏の唐揚げ/ハンバーグ/サバの味噌煮/グリーンカレー/トンカツ/中華丼 ドレスオムライス 豚の生姜焼き/ピーマン肉詰め/ロールキャベツ/春巻きなど
¥1,400(税抜)