滝沢カレン考案!! グラタンと一緒に合わせたい副菜レシピ 2
8刷・15万部突破の、ベストセラー本『カレンの台所』みなさん、もう手に取りましたか? 各地で話題のこの新しいレシピ本にはカレンちゃんが選び抜いた30品が載っていますが、その次にみなさんに伝えたいレシピを、発売中のOggi8月号にて特別に披露してくれることになりました。
今回は、Oggi8月号に掲載している「グラタン」に合わせたい副菜を紹介。まだまだ#Stayhomeな毎日…。早速、みなさんの感性で〝自分の味という名の道を作って〟みてくださいね。
◆「グラタンで舌が重たくなったら食べてください」マリネレシピ
グラタンと優雅にお供するのは、タコとアボカドのマリネです。
マリネとかっこつけてしまえばどうとでもなりますが、ただ混ぜてるというだけの優しさです。さっぱりと、そしてヘルシーながらも美容に関係してくる可能性があるアボカドで、私たちはすぐ嬉しくなりますよね。
アボカドは強引な場所に堂々と硬い種があるので、周りを回るように切ってください。
アボカドより茶色の種が気になるほど占領してます。種はいさぎよく包丁のアゴでとってやりましょう。一体UFOでも着陸していたのか、というほど穴の空いたアボカドが正解です。それをパワーストーンくらいの大きさに切ります。切れたならば、どうなったっていい容器に入れます。
お次は海のマダム、タコを切ります。築地も驚く、タコを丸々ご準備くださいとはひと言もいってないので、タコの足をお好きにご用意してください。
タコはくるくる丸まっているのをいいことに切りにくいので、丸まった足は無理に伸ばして切ります。小学生時代に「これで駄菓子屋へ駆け出しな」ともらった、10円玉2枚分くらいの大きさにします。私は食べやすさでアボカドよりは小さく切りましたが、タコの感覚を口に知らせたい方は、中学生で手にする500円玉くらいの大きさだっていいです。
そうしたら、アボカドが待つ入れ物に集合します。森と海の顔見せです。乾燥を知らないタコは海の水々しさを教え、水を知らなかったアボカドは生き生きと森のように発色します。ふたつの間に水を差すように、オリーブオイルの雨を降らせます。ひと粒ひと粒、輝かせる量を入れたらレモンを絞ります。紅茶やら唐揚げやら、なんでもかんでもについてくるレモンの量を絞ります。
そして、洋の空気を楽しんでいましたが、急に和の鼻攻撃で知られる、わさびを人差し指の爪程度入れます。辛さに負けない方は親指の爪くらい入れてしまっていいです。
最後は、いつだってだれも何があったか気づかないのに力を発揮する、塩・こしょうをさりげなくします。海と森を初対面で和えた、マリネの出来上がりです。
次は、「揚げだし豆腐に合わせたい副菜レシピ 1」です。こちらからどうぞ▶︎滝沢カレン考案「パプリカの帆立わしゃわしゃ炒め」
※発売中のOggi8月号では、メイン料理の「グラタン」レシピを掲載中です。あわせてチェック!
2020年Oggi8月号「\祝♥『カレンの台所』15万部突破!/いらっしゃいませ『カレンの台所』がOggiに出張♥ Special」より
撮影/宮濱祐美子(書籍)、三輪友紀(カレンさんカット)、滝沢カレン(料理) スタイリスト/来住昌美 レシビ文/滝沢カレン 構成/宮田典子(HATSU)
再構成/Oggi.jp編集部
滝沢カレン
1992年、東京都生まれ。2008年、モデルとしてデビュー、現在はOggiなどでモデルを務めるほか、テレビ番組のMCや女優としても幅広く活躍中。主なテレビのレギュラー番組に『全力! 脱力タイムズ』(フジテレビ系)ほか多数。
『カレンの台所』 著=滝沢カレン サンクチュアリ出版
掲載レシピ(全30品)
鶏の唐揚げ/ハンバーグ/サバの味噌煮/グリーンカレー/トンカツ/中華丼 ドレスオムライス 豚の生姜焼き/ピーマン肉詰め/ロールキャベツ/春巻きなど
¥1,400(税抜)