分かり合えない後輩と上手くいく!? 先輩の心得7か条
1|母親のような広い心で接する
入社2、3年の後輩世代は、ビジネスパーソンとしてみればまだひよっこ。「自分はできたのに。やってきたのに」などと思わず、寛大な気持ちでフォローするのも先輩の役割です。
2|後輩の振り見てわが振り直せ
「何、その態度!」という後輩のトンデモ言動、ちょっとしたらあなた自身もしているかも!? 後輩を一方的に咎める前に、まずは自分自身の行いを客観的に振り返ることを習慣づけて。
3|折に触れて「あなたが必要」と伝える
後輩世代の2大特徴は「自信がない」「失敗したくない」。後輩の能力を認め、チームに貢献している存在意義を感じさせられれば、それが後輩の自信となってどんどん飛躍します。
4|「あなたならどうする?」で後輩の自立心を育てる
後輩は、先輩が思っている以上に仕事のことを理解していないため、基本は〝受け身〟スタンス。後輩の考える力を伸ばせば育成のスピードもアップし、先輩自身の負担も軽減します。
5|「この人は逃げない」と思わせる
〝かっこいい先輩〟とは、『かっこ悪いところも見せられる』そして『後輩のどんな失敗でもきちんとかばってくれる』人のこと。覚悟を決めて後輩と向き合う姿勢を。
6|「一緒にやろう」が合言葉
後輩世代はプレッシャーに弱い性質が。「チームの一員として」「みんながサポートするから頑張ってみない?」との声かけで、後輩のやる気を引き出して。
7|「ありがとう」「ごめんなさい」を忘れるべからず
結局最後は、人と人とのコミュニケーションがものを言う。感謝の言葉や、相手を敬う気持ちをちゃんと伝える手間を惜しまないことが、信頼関係を築くための最大の秘訣。
2020年Oggi5月号「あぁ、後輩がわからない!」より
構成/佐々木 恵・酒井亜希子・島田七瀬(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部
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