日傘が活躍する季節。使い方とマナーをチェック
暑くなってきました! 5月1日より全国一斉にクールビズもスタートしています(クールビズ期間は5月1日〜9月30日まで)。
いよいよ日差しが強くなってくると活躍するのが日傘。日傘を使用する際に気をつけることって何でしょうか? さっそくチェックしていきましょう。
◆日傘と雨傘の違い
日傘は環境省も勧める夏の暑さ対策に資するものです(参考資料)。しかし全員が全員、日傘を使用しているわけではないですよね。
そのため、雨の日にみんなが使う雨傘と違い、使用していない方からすると日傘の存在がストレスに感じることもあります。この点をまず大前提として意識しておきましょう。日傘のNG行動は以下です。
1|どんな場所でもさし続けるはNG
日に焼けたくない! という強い思いから、どんな場所でも日傘はたたまないのはNGです。細い道や人混みなど状況に応じて日傘をたたむ、もしくは傾けたり、小さくすぼめたりと邪魔にならないよう配慮をしましょう。
2|距離感を意識しないのはNG
日傘は雨傘と比べ小さめのものが多いですよね。それは雨から全身に加え荷物も守る雨傘と違い、自分の顔や手などが日に焼けないようにするためのものだからなんですね。
日傘は小さめのサイズだから周りにも迷惑にならないのでは? と思ってしまいますが、みんながさしている雨傘はそれぞれが雨傘分距離を取ることになりますが、日傘はさしてない方もいます。露先が目に刺さりそうになってしまった! なんてことにならないよう、雨傘以上に距離感を意識することが大切です。
3|ながらさしはNG
先述の[2]にも通じますが、例えばスマホを操作しながらやキョロキョロ電光掲示板を見ながらなど、何かに気を取られながら日傘をさして歩いていて、突然止まったり、歩くペースが変わったりと想定外の動きをすると、背後を歩いていた方も避けきれず、日傘が刺さってしまう可能性が高まります。
日傘はコンパクトで軽いため、さしながらでもついつい他のことができてしまうんですね。何かをしながら日傘をさすのは危険なんですよ。
いかがでしたか? 暑さ対策に日傘が欠かせない日が増えていると思います。時に凶器にもなり得る日傘ですので、マナーを守って少しでも暑さや日焼けから身を守り、夏を乗り切りましょう!
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鶴田初芽
都内在住のOLライター。マナーインストラクターであり、実用マナー検定準一級や敬語力検定準一級など、ビジネスにおけるマナーや、マネーに関する資格(2級ファイナンシャル・プランニング技能士、金融コンプライアンスオフィサー、マイナンバー保護オフィサー)などを保有。丁寧な暮らしに憧れ、断捨離修行中!