これだけはやっておきたい… 新しい仕事を覚えるコツ3!
新しい職場に着任したり、新しいポジションに着いたりと春は変化が多いですよね。
そんな変化に伴い、新しい仕事を覚えていく場面も多いはず。新しい仕事を覚える際の3つのコツをお教えします!
◆覚える仕事の全体像を把握する
新しい仕事を覚える際は、具体的な手順から教わることが多いですよね。まずはその手順をマスターすることが求められるのですが、自分の担当する業務の手順だけを覚えるのではなく、その仕事の全体の流れと自分が担う業務の位置付けを意識しましょう。そうすることで、よりその手順への理解が深まります。
また、仕事の全体像を意識することで、自分が担当する業務の目的や意味がわかり、ただの作業ではなくなることで、頭に入りやすくなります。
ひたすらデータを打ち込むという手順であっても、なんでかわからないまま、数字を打ち込むという作業を繰り返すよりも、どういうデータを作るためにどのような数字が使われているのかなどを踏まえながら数字を打ち込むことで、転記ミスなども起こりにくくなりますし、どの数字をどこに打ち込めばいいのかも身につきやすくなります。
教える側に立ったときも、今から教える業務はどのような仕事におけるどのような位置付けの業務なのか、なんのために行われている業務なのかなど、まずは全体像を伝えた上で、具体的な業務の説明をすると、後輩の理解と習得を助けることにつながると思いますよ。
◆メモを取る
仕事を教わる際はメモを取ることが基本と言われますよね。そのため、メモを取っている方は多いはず。
メモを取ることで、教わる内容を記憶しやすくするとともに、あとから見返して確認することもできますね。
ついつい、先輩の一言一句をもれなくメモしたくなってしまうのですが、それではメモを取ることに一生懸命になってしまい、説明を聞きながら視覚的に理解することが難しくなりますし、メモが間に合わず、次の説明を聞き逃すということにもなりかねません。
メモは要点やキーワードを矢印や記号などを使いながら箇条書きにまとめるといいですよ。
◆すぐにメモを見返して復習する
説明を聞き、メモを取ると、なんだかわかったような気になってしまうのですが、ちょっと待って。
もう一度自分一人でその業務をこなすことができるか、メモを見返しながら復習をしましょう。マニュアルを作るつもりで見返すと、作業と作業のつながりがあいまいになっている部分や理解ができていない部分などが浮き上がってきますよ。
一度説明を聞いたのに質問しづらい… と、わからない部分をそのままにして、いざやるときにこうだろうという思い込みで進めてしまうとミスにつながり、迷惑をかけてしまうことになります。わからない部分はそのままにせず、改めて確認したり調べたりして補っておきましょう!
なお、業務に纏わるマニュアルや規則などを持ち出し不可としている会社が多いと思います。たとえ自分のメモであっても社外に持ち出さないのが原則です。そのため、メモを使っての復習は職場内で行いましょうね。
いかがでしたか?
新しい仕事を覚えるのはとても大変なこと。少しでも身につけやすくするために参考にして頂けたら嬉しいです。
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鶴田初芽
都内在住のOLライター。マナーインストラクターであり、実用マナー検定準一級や敬語力検定準一級など、ビジネスにおけるマナーや、マネーに関する資格(2級ファイナンシャル・プランニング技能士、金融コンプライアンスオフィサー、マイナンバー保護オフィサー)などを保有。丁寧な暮らしに憧れ、断捨離修行中!