1:「明日の会議は延期にてお願いします」
「夫からいきなり『明日の会議は延期にてお願いします』とLINEが届いたとき、最初は誤爆だと思わず『ひょっとして浮気してる!?』って疑いました。帰りが遅い日が多くなっていたのと、世間では不倫デートを“会議”って隠語にしてやりとりしているって聞くので『ひょっとして……』って思ったんですよね。
ちょっと様子を見ようと思って泳がせてみたら『ごめん。部下に送るの間違えた』ってLINEがきて、その後、夫が帰宅してから問い詰めたら、本当に翌日の会議が延期されただけでした(笑)。気にしすぎかもしれないけど、警戒しているときにこういう誤爆が届くと、ギクッとします」(32歳女性/専門職)
「会議」は社内不倫カップルがよく使う隠語。状況証拠的に「怪しい」と感じているときにこういうLINEが届けば、確かに疑ってしまう女子もいそう!
2:「好きすぎてヤバイ」
「ある日、夫からなんの前提もなく『好きすぎてヤバイ』ってLINEが届きました。ウチはもう結婚して3年だし、普段は愛を語り合うこともないので、直感的に『別の女性に送ろうとしたLINEでは?』と思いましたね。そのLINEには私からは反応せず様子を見ていたら、送信取り消しまでしていたので、その瞬間にもはやクロだろうと確信。
ところが帰宅した夫を問い詰めると、どうやら友人からアイドルのライブに誘われた返信を、間違って私に送ってしまったとのことで…(苦笑)。その証拠に、夫の友人からのライブのお誘いが書かれたLINEを出してきました。浮気ではなかったのでまぁ良かったけど、夫がアイドルオタクだと知り、ちょっと複雑な気持ちです(笑)」(29歳女性/アパレル)
日頃、愛情表現をしない夫からの「好きすぎてヤバイ」は、確かに浮気を疑ってしまいそうなセリフ。こんな誤爆から、夫の意外な趣味が発覚するケースもあるようですね。
3:「咲子さんは?」
「夫とLINEで会話をしているときに、いきなり『咲子さんは?』って文章が届いて『ナニコレ?』って感じでした。咲子さんなんて知り合いはいないし、私の名前も全然違うし。それで、予測変換かなにかで浮気相手の名前が出たんだろうと踏んだ私は、帰宅してから夫を問い詰めたんです。
そうしたら、事実を知ってびっくり。“咲子さん”は、夫がハマってるスマホゲームの主人公につけた名前で、さらに初恋の相手の名前でもあるとわかりました…(苦笑)。浮気ではなかったけれど、なんとも複雑な真実でしたね(笑)」(32歳女性/IT)
スマホで日常的に使っている変換は、文章を打つたびに出てきやすいですよね。思わぬ出来事から、夫の初恋相手の名前を知ってしまうなんて、なんとも…。
誤爆LINEの内容によっては、女の勘がビビビと働き、浮気を疑ってしまうもの。結果がシロでひと安心とはいえ、微妙な事実を知ってしまったアラサー妻もいるようです。
みなさんも誤爆LINEにはくれぐれもご注意を…!
並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。