「ぞっとする」の慣用句!「○○を抜く」「○を失う」…いくつ答えられる!?
友人から「彼氏から昨日、とんでもない話を聞かされて…、○○を抜いた」と言われたら、○○に入る言葉はわかりますか。
「○○を抜く」は「ぞっとする」様子を表す慣用句です。では、○に入る言葉を知っていますか。
【問題】
「○○を抜く」の○に入る言葉とは?
1. 荒肝
2. 心臓
正解は?
1. 荒肝(荒肝を抜く)
荒肝を抜く(読み:アラギモヲヌク)
相手を非常に驚かす。びっくりさせ恐れさせる。度胆(どぎも)を抜く。荒肝を拉(ひし)ぐ。
「自分は先ず―・かれてしまった」〈独歩・画の悲み〉
(小学館デジタル大辞泉より)
また「ぞっとする様子」の慣用句は、他にもいくつかあります。次の穴埋め問題に答えてみましょう。
【問題】
[1]~[7]の○に入る言葉とは?
[1]○が竦む
[2]○を失う
[3]○を冷やす
[4]○○を奪う
[5]○○が寒くなる
[6]○の気が引く
[7]○の毛がよだつ
正解は?
【答】
[1]足が竦(すく)む
[2]色を失う
[3]肝(きも)を冷やす
[4]心胆(しんたん)を奪う
[5]背筋が寒くなる
[6]血の気が引く
[7]身の毛がよだつ
「ぞっとする」の意味を表す慣用句には、ほかに「草木にも心を置く」などがあります。「草木にも心を置く」は、草木のそよぐ音にも恐れて心配するという意味です。
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