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2020.02.04

卵子の数を調べる「AMH検査」… 数値が高すぎても低すぎても妊活に危険が?【医師監修】

妊活に大きく関わる「AMHの数値」について詳しく解説! 婦人科系の悩みをテーマとした不妊治療の名医・杉山力一医師によるカラダの不調解決コラム。

「AMHの数値」を知っておくべき理由とは…

妊活という言葉がテレビや雑誌などでも取り上げられる機会が増え、「卵子の数には限りがある」ということも少しずつ広まり始めています。そして、その卵子の数を知るための検査として「AMH検査」があり、ご自身の赤ちゃんを産む能力を知るひとつの手段として、受診される方もいらっしゃいます。

今回はAMH検査について、測定された数値からどのようなことがわかるのかについてご紹介します。これから検査を検討されている方はぜひ参考にしてみて下さいね。

◆AMH検査って?

(c)Shutterstock.com

はじめに、AMHとは、アンチミューラリアンホルモン(または抗ミュラー管ホルモン)という発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンのことです。AMHの値は原子卵胞から発育する前胞状卵胞数を反映し、この値が、卵巣内に残っている卵子の数を反映すると考えられています。

◆AMH検査の平均値は?

(c)Shutterstock.com

AMHの値は人によって異なるので、基準となる値は存在しません。

しかし、平均値でみるとAMH値は年齢とともに減少傾向にあることがわかります。例えば、30歳の方の平均値は4.02ですが、35歳の場合は2.62、40歳になると1.47と、平均値は年齢とともに下がっていきます

しかし、これはAMHが必ず年齢と相関しているということを示すものではありません。20代30代でもAMHが低い人もいますので、平均値はあくまでも、同じ年齢層と比べて、卵子の数が多いのか・少ないのかという判断をするためのものであることを覚えておきましょう。

◆AMHの低い・高いの基準はなに?

(c)Shutterstock.com

年齢によって平均値の違うAMH値ですが、「AMHが高いと…」「AMHが低いと…」という文章を目にしたことはありませんか? ここからは、AMHが高い・低いとされる目安の値と、それぞれにどのようなリスクが存在しているかについてみていきましょう。

AMHが高い場合

AMH値が「6.0」以上と、一般的に高いとされる数値の場合は、「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」の可能性が考えられます。

多嚢胞性卵巣症候群とは、卵巣内に卵胞が溜まってしまい、なかなか排卵しない疾患です。排卵が阻害されてしまったり、月経異常になったりと不妊の原因となる場合があるので、AMHの値が高い場合には多嚢胞性卵巣症候群の可能性を考えてみましょう。

AMHが低い場合

AMHが低いほど、自然排卵が起こりにくくなります。体外受精のステップで排卵誘発を行った場合にも、発育する卵胞の数は少なくなってしまいます。このような場合は、早めに病院を受診し、不妊治療を検討されることをおすすめします。目安とされる値はおよそ「0.5~2.0」の間とされています。

特に20代や30代の方でAMH値が0.5を下回っている場合には、早発卵巣不全の可能性があります。この場合、卵巣機能が実年齢以上に衰えているため、30代でも閉経が起こってしまう可能性があります。

妊娠しやすさはAMHや卵巣年齢だけで決まるものではありませんが、まずはアプリ「eggs LAB」の卵巣年齢予測で調べてみたり、病院を受診したり、ご自身のからだについて知るところから始めてみても良いかもしれません。

TOP画像/(c)shutterstock.com

医師 杉山力一

杉山産婦人科院長。不妊治療の名医。日本における生み分け法の権威・杉山四郎医師の孫。

東京医科大学産科婦人科医局では不妊治療・体外受精を専門に研究。その後、1999年より杉山産婦人科勤務。

監修する女性向けアプリ「eggs LAB」では、独自ロジックにより、アプリでの問診で自身の情報を入力することで、これまでにない高い精度での生理日・排卵日予測を実現。不安定な生理周期にも対応した適切なアドバイスや、妊活に関する情報まで、個々の身体の状態にフィットした「あなただけの/あなたのための/今欲しい情報」を発信中。


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