生涯単身だと何が起きる? 独身のデメリット
みなさんこんにちは、生涯独身ほぼ内定のアラサーOLタケ子です。前回、「生涯独身のすすめ?~メリット編~」をお届けしましたが、今回はデメリット編をお届けします。ズバズバと書いていくから覚悟してね♡ さあハンケチは準備できたかしら? 涙なしでは読めないデメリット編をどうぞ!
◆ひとりぼっち
一生涯寄り添うパートナーができなかったとか、考えたくないわよね。何をやっても孤独を感じるかもしれません。たとえ友人と食事やお出掛けをしても、「最近旦那がさぁ~」とか「子どもの塾がね~」とか聞きもしないことを話す既婚友人。これは友人という皮をかぶった敵よ。気を付けて!
結局、既婚者友人とは疎遠になっていき、気がつけば周りの独身友人も絶滅危惧種に。こうしてあなたはひとり寂しく老後に向っていくのです。。
◆お金
現役時代にバリバリ働いてキャリアを重ねたとしても、老後が貧乏だったら良い人生と言えるかしら。貯金は必要かつ必須よね。それに友人の結婚式のお祝いを包む前に自分の老後の蓄えにしたい気持ち、痛いほどわかります(泣)
定年まで働いたとして、女性は男性と比べて平均年収に差があることが知られているし、貯金額だって両者必要経費のみ使用して残ったお金を貯金しても、必要経費の多い女性はきっと損をするでしょう。
「生涯独身だ!」とほぼ確定しそうであれば、定年前の50代に大きく明確なライフプランを専門員と計画を立てるのが理想よ。自分で働いてきたお金だからこそ、計画的な人生設計を考えないとね。
◆親の老後
老々介護の時代と言われるほどに高齢者夫婦同士で支えている家庭が多くなるなか、力仕事はやはり若い力が必要。独身のあなたは結婚した兄妹よりもはるかに多く実家の仕事や家事を手伝うことになるでしょう。
両親ともに介護が必要となれば老人ホームに入居させたり、ヘルパーさんをお願いしたり。しかしそれらは決して無償でおこなわれているものではありません。あなたが自分の為に貯めてきたお金を崩さなくてはいけないときが来るかもしれません。
貯金のない状態なら介護をお願いすることは難しく、必然的に家での介護になりますね。そうなると大変。あなたの時間はなくなり、介護中心の生活に。仕事に行けず、社会との関わりも薄くなり…。挙げ句の果ては、親の葬儀では知らない親戚からなぜ独身なんだ? とネタにされるのが関の山。
そして、お墓を管理する立場になると、自分が亡くなったあとの骨壺をどうするかまで考えなければいけない。いっそ親に替わって棺に入りたくなるわね。
◆自分の老後
いよいよ孤独との最終戦。これでもか! と追い打ちをかけるように心に隙間風が吹きます。親の老後で相当なお金を使った人は必ず自分の老後で首を絞められます。2018年の総務省の調査では高齢単身無職世帯に必要な月々の生活費は最低でも約14.9万円。しかし、可処分所得(自分の意思で使えるお金)はおよそ11万円。えっ!? すでにマイナスなんですけど(笑)
そのうえ、先ほどの総務省調査で住居費の設定が住宅ローンの返済などは含まれておらず、月々¥18,268と想定されています。
これって持家を想定? または地方の激安ズタボロアパートに居住という設定でしょうか? ともかく年金を満期支払っていても支給より支出が多い事が判明。都心なんてムリムリ! この記事書きながら私泣いてる(笑)。貯金なくして日本で生活ができないのよね。
あとね、死を迎えても無料で成仏させてくれないのよ。そもそも遺族関係がいない場合、火葬代などの捻出に故人の預貯金やお金になるような品物が調べられ代わりにようやく簡単な葬儀をあげてくれて、火葬。その後共同墓地へと埋葬される。こうして一生を終えるのです…。
極端な部分もありますが、人間結婚しようが死ぬときは、ひとりです。30を超えると独身を謳歌するにはタイムリミットが近づいてくるのを感じるかも。切っても切れない老いとどう向き合うべきか。楽しい老後になるのはちょっとした意識の持ち方ひとつで変わるものですよ。これを見て落ち込んでしまったら前回の「メリット編」をみてね。
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OLライター タケ子
恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪