【目次】
・枝毛の原因とは？
・髪のダメージを進行させる3つの危険
・アミノ酸不足になると髪が不調になる
・枝毛におすすめのシャンプーやトリートメント
・傷んだ髪のおすすめヘアケア方法
・最後に
枝毛の原因とは？
日頃のカラーリングやヘアアイロンのせいか、それとも年齢のせいか、枝毛のオンパレード。髪の毛は常に紫外線や乾燥にさらされていて、実は肌以上にダメージを受けやすいんです。枝毛の原因はさまざまなので、今回は体の中と外からその原因とケア方法を紹介します。
〈INDEX〉
・保湿だけでは足りないのはなぜ？
・美髪のカギはタンパク質などの栄養
・集中ケア×中長期的なヘアケアでダメージを回復
髪のダメージを進行させる3つの危険
枝毛ができるときは、きれいな髪がある日突然パッサパサに傷むわけではなく、これまでの蓄積したダメージが大きな遠因となることが多いんです。ここでは、直接的な原因にもなりえる紫外線や髪を構成する栄養素など、体の内外から発する3つのサインを紹介します。
1. 強い紫外線ダメージを放置する
紫外線は髪に深刻なダメージを与える要因のひとつ。髪のキューティクル剥離や毛髪内部の空洞化につながり、乾燥による枝毛を進行させてしまうことも。
2. 朝シャン＆ドライ不足
朝は時間に限りがあるため、洗い方やすすぎがどうしてもいい加減になりがち。髪の長い女性は、シャンプーの洗い残しや、髪を乾かしきれないといったことにとくに注意が必要です。
3. 栄養不足
健康な髪をつくるには、髪に必要な栄養をしっかりととることが大事。
聖心美容クリニック統括院長の鎌倉先生によると「健康な頭皮と髪をつくるには、タンパク質と補酵素となるビタミンC・B・A・E、ミネラル、亜鉛など、髪に必要な栄養をしっかり摂ることが重要です。また、女性は夏には貧血になりやすいので、鉄分も意識して摂りましょう」とのこと。
えっ！ まとめ髪も原因に!? 頭皮＆髪への4つの危険信号をチェック♡
アミノ酸不足になると髪が不調になる
「アミノ酸は髪にやさしい」「タンパク質で髪がきれいに」など、どこか聞いたことがある知識の点と点をつなぐように、アミノ酸不足が引き起こす髪への影響について紹介します。まずは、髪の毛をつくる栄養素、どんなNG行動があるのかチェックしてみましょう。
髪内部のアミノ酸が流出してしまうのはナゼ？
私たちの髪は約80～85%がたんぱく質でできていて、このタンパク質の主成分がアミノ酸。アミノ酸が失われてしまうと、パサつきや切れ毛、指どおりの悪さやうねりなど、さまざまな不調を感じる髪になってしまいます。
このアミノ酸は、紫外線やパーマ、ヘアカラーなどで失われてしまいますが、それだけでなく日常の何気ない行動によっても、髪内部のアミノ酸が流出してしまうことがわかっています。
以下でチェックしてみましょう。
1. 1日に2回以上シャンプーすることがある
シャンプーによる摩擦は、アミノ酸が流出してしまう原因のひとつ。1日1回までを目安にして。
2. 髪をゴシゴシと力を入れて乾かしている
タオルでの摩擦もアミノ酸が流出する要因になります。髪はおさえ込むようにして水分を吸わせましょう。吸収性の高いタオルを使うとGOOD。
3. 髪をいじるクセがある
髪を触る行為も摩擦になってしまいます。どうしても触ってしまう人は、結ぶなどの対策を。
4. 濡れた髪のまま寝てしまう
濡れた髪は非常にデリケートな状態。そのまま寝てしまうと摩擦が起きやすくダメージの原因になってしまいます。
5. 寝返りを打つことが多い
寝返りが多かったり寝相が悪かったりすると、寝具との摩擦が生じます。気になる人はナイトキャップを使って摩擦を防いで。
6. ヘアカラーをしている
ヘアカラーのような科学処理は、アミノ酸が流出する大きな要因に。
7. パーマや縮毛矯正をしている
カラーだけでなく、パーマや縮毛矯正も髪のアミノ酸の流出を加速させる原因になってしまいます。
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枝毛におすすめのシャンプーやトリートメント
髪へのダメージがどのように発生しているのか知ったところで、続いては枝毛だらけの髪を補修するヘアケアアイテムを紹介します。洗浄力の強いシャンプーをダメージ用に変えたり、パサつく原因が乾燥ならアウトバスも加えるなど、髪の状況に合わせて使い分けましょう。
髪の内部を補修するシャンプー＆トリートメント
▲（写真：左）バイカルテ｜リペア シャンプー FH+ 280ml
（写真：右）同 セラムトリートメントSS+ 250g
洗いながらキューティクルを整える効果のあるシャンプーとトリートメント。ダメージリペア成分をたっぷり配合したシャンプーと、髪の内と外から補修するトリートメントがサロン帰りの感動をキープしてくれる。
※サロン専売品
髪の悩み一掃!? カラーリングを繰り返した髪もサラサラで自分史上一番扱いやすい髪に！
スキンケア発想の毛髪用ヘアパック
▲シスレー｜ヘア リチュアル リペアリング バーム 125g
傷んだ毛髪のキューティクルを修復し、なめらかに整えるナイトケア用バーム。枝毛・切れ毛、パサつく髪も、とろけるようなテクスチャーで包み込んで輝く美しい髪に。シャンプー前のプレケアにも◎。
【シスレー】4週間集中エイジングケア美容液と新作ヘアパック＆上質ヘアブラシ
キューティクルの剥がれにもアプローチするヘアパック
▲アミノメイソン｜プレミアムモイスト クリームマスク 210g
こっくりとしたテクスチャーの特濃ヘアパッククリーム。ハチミツ、アーモンド油、アボカド油などの植物由来のほか、3種のケラチンを配合した美髪成分でダメージを補修し、芯から潤う髪に。
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枝毛にも効果的なアウトバストリートメント（写真：1）
▲（写真：1）プロジエ｜オラプレックス No.6 ボンドスムーサー 100ml
保湿力を高めて、枝毛や切れ毛に効果を発揮するアウトバストリートメント。世界的な特許技術の成分を配合し、日中に引き起こすダメージをケアしてくれる。
30歳からは髪質にこだわりたい！ なめらかなツヤを叶える4名品
ハイダメージが気になるときに頼れるプチプラシャンプー
▲P&G｜パンテーン エクストラダメージケア シャンプー 450ml
枝毛や切れ毛などのダメージが気になるときも、やさしくクリーンに洗い上げるシャンプー。効果を発揮するならライン使いすることで指どおりスルスルの髪に。ハイダメージが気になる人におすすめ。
シャンプーに迷えるあなたへ♡ アラサー956人が選んだ！ コスパ優秀ベストコスメ】ヘアケアBEST3
ダメージ補修＆うるツヤ髪に整える多機能ヘアミスト
▲ダイアン｜パーフェクトビューティー パーフェクトジェルミスト
枝毛や切れ毛などのダメージ補修だけでなく、保湿、カラーケア、ヘアフレグランスなど、トータルで11役もの効果が期待できるオールインワンのアイテム。外出先のお直しアイテムとしても便利。
ミルクは軽い、オイルは重い…な髪は「ジェル状アイテム」W使いが時短で便利♡
補修成分たっぷりのヘアミストでしなやかな髪に
▲ラ・ヴィラ・ヴィータ｜リ・ヘア マルチミスト 200ml
ダメージを深層から補修して、髪のハリとコシをアップさせる洗い流さないミストトリートメント。栄養成分がたっぷりと配合され、しなやかな手触りの髪と、弾力のある頭皮に。
乾燥から髪・頭皮を守る！ かゆみもフケもさよなら♥ 多忙でもすぐできる髪の乾燥対策3選
太くごわつく髪におすすめのリペアシャンプー＆トリートメント
▲（写真：左）ラックス｜ヘアサプリ モイスチャライザー サプリジェルシャンプー 450g
（写真：右）同 サプリトリートメント 450g
太くごわつきやすい髪をまとまりやすくするシャンプー＆トリートメント。洗髪を通じて髪に大切なアミノ酸を補い、潤いとナチュラルな輝きをチャージ。
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傷んだ髪のおすすめヘアケア方法
ツヤのある髪は毎日のお手入れが大事… ということはわかっていても、働く女性にとって丁寧にヘアケアする時間を捻出するのはけっこう大変。ここでは髪を潤す簡単ケアや、寝ているだけでうるツヤ髪に導く便利なグッズを紹介します。
パサパサ髪をうるうる髪にするデイリーケア
パサついた髪を時短でうるおい髪に導くポイントはふたつ。
ひとつは普段使うシャンプーは、“補修力”や“保湿力”に注目。ダメージ補修や乾燥ダメージにアプローチするアイテムを選ぶとGOOD！
ふたつめはヘアセラムを髪に塗ったら、特にダメージが気になる箇所に〝ラップを巻いて集中パックする〟こと。これだけで特別なことをしなくても、髪にうるおいを閉じ込めるサポートになります。
ヘアセラムはただ塗るよりも、こうしてラップを巻いて数分間なじませた方がよりしっとりとした毛先に。たったふたつのノウハウで、手軽で満足度の高いお手入れが可能です。
パサパサ髪が一瞬でうるうるに!? デイリーケアでできる“2つの方法”
紫外線対策にブラッシングが効果的
紫外線の影響でキューティクルが剥がれると、髪内部の水分や栄養分が流れてしまうので、こまめなブラッシングで対策を。
▲タングルティーザー｜ザ・オリジナル ミニ
絡まりをほぐすのと同時にキューティクルを整えるヘアケアブラシ。長短二段構造の特殊素材ブラシが、ブラッシングによる髪の摩擦やダメージを最小限に抑えて、美髪に整えてくれる。
こまめなブラッシングが髪の日焼け対策に？ ポイントは“キューティクル”のケア！
寝ている間の摩擦から守るナイトキャップ
▲ラドンナ｜シルキースリープ ナイトキャップ
髪へのダメージが大きい枕との摩擦には、ナイトキャップがおすすめ！ なめらかなシルクに包まれた髪は、睡眠中の乱れを防ぎ、翌朝のスタイリング時間がグッと短縮。さらに保湿効果も高めてくれる。
朝の時短に繋がるかも♡ 寝ている間もしっかりケアできる優秀美容アイテム！
最後に
枝毛ができやすい状態は、グッと老けた印象に映ってしまうだけでなく、日々のスタイリングすらもダメージの原因になってしまいます。負のループを断ち切るためにも、まずはヘアケアでこれ以上のダメージを防ぎ、食事や普段の生活で髪の内部から健康に整えましょう。髪が元気になるとスタイリングのしやすくなりますよ。
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